むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

「すぐれた考え方」入門(和田秀樹)知的生きかた文庫

2007年01月08日 | 読書
老人専門の精神科医の著者が書いた本で、独特の視点がおもしろかった。
当たり前を疑うとか、すぐれた仮説をたてるとか、複数の原因を考えるとか、ごく当たり前のことが書いてある。
たまに、それを本を読んで確認するのは意義あることだ。
当たり前とは言っても、自分の専門分野ならいざ知らず、それ以外のところで、実行することは難しいのだから。

前半は、論理的でよく書けているが、後半は自分の言いたいことを書き連ねただけという印象だった。

知的生きかた文庫という文庫名はすごいが、コンビニで売っている読み捨て文庫であることには変わりなく、その意図に使うのならよい本である。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スカイキャプテン | トップ | 今年のお正月 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事