やなせたかしの著作やエッセイからの金言集。
生きることのすばらしさが詰まった本です。
やなせたかし作詞の『手のひらを太陽に』の1番の歌詞に
「生きているから悲しんだ」とあり、2番に
「生きているからうれしんだ」
とあるのは、なぜか。
なぜ、かなしいが先か。
悲しみを知らないでうれしさをしることはないのではないかと思います。
例え、苦しみが9割あってもうれしいことが1割あれば、生きているころ自体がすばらしいのです。
東日本大震災のとき、アンパンマンマーチが被災地からのリクエストで1番だったのですが、コロナ禍の今に聞いてもよい歌です。
やなせさんのような戦争体験者が亡くなっていく中で、日本人を導いてくれる人が少なくなってしまうのではないかと不安を感じてしまいます。
まあ、自分たちがしっかりすればいいだけなのですが、こういう本を読んで少しでも勉強していくしかないと感じました。
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