天候が下り坂で、1日目が一番雨が降りにくそうなので、とりあえず、霧ヶ峰の標高1925m車山高原へ。
車山山頂まで、4人掛けリフトで登れるので、らくちんです。

ご覧のとおり、平日のシーズンオフなのでガラガラです。
歩いても登れますが、景色を楽しむにはリフトですね。
あっと言う間に高度が上がり森林限界を突破します。

広大な高原が広がります。

雲外蒼天とある鳥居をくぐりぐるっと回ると神社正面へ。

諏訪神社の系列なのでしょう。4本の御柱に囲まれています。このあたりの神社の社は、小さいなら小さいなりに御柱に囲まれているのが特徴ですね。

頂上から歩いて下って車山湿原へ向かいます。足元が非常に悪く大きな石がごろごろしています。
笹に覆われた石原が続いている感じです。低木がところどころに生えていますが、枯れているものも多く、大木に育ちません。

湿原につくと、傾斜した谷間に水が流れ込んでいる感じになり、緑の草が茂っています。ゼンマイの類が生えていますね。

谷になっているので、風が弱いためか、木々が見えます。

白い花が咲き始めています。エゾノコリンゴだと思います。

少し赤みを帯びているのがズミの木のようです。
この辺りが花盛りになるのは6月に入ってからだそうです。そのころには梅雨に入るので、運が良くないと天候に恵まれることがないでしょう。

案内標識など少ないですが、この自信ありげな「通行止め」の標識が何か所かにありました。

高原に咲いているタンポポは、葉が異様に小さく、そのように進化したのでしょうか。
ということで、なんとか雨が降り出す前に回ってこれました。
頂上にもどり、隠し持っていたアンパンをあかね(妻)と食べてからリフトで下山。

下りのリフトは、景色もよいけど、迫力もあって面白いのです。
そして、次なる目標は、なぞの「星くそ館」
「星くそ館というのが気になるので行ってみよう」とあかねに言うと、「星くそだって、絶対にまちがってるよね! ぎゃはははは」と笑い転げていましたが、果たして、そんなところがほんとうにあるのか……。
グーグルマップだと、道から微妙に離れているので、そこも謎です。