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むぎわら日記

自然、読書、模型のことなど

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『記憶屋3』織守きょうや (角川ホラー文庫)

2025年03月25日 | 読書
『記憶屋』は1冊で完結していましたが、『記憶屋2』と『記憶屋3』は2冊で一つのお話になっていました。2と3は200ページ程度の薄い本なので、1冊にしてくれるとわかりやすいと思います。取り合えず2を読んでしまったので、内容をあまり忘れないうちに3を読んだ方が良いでしょう。
作者の織守きょうやさんを名前の響きから男性だと思っていましたが、amazonの著者のイラストが女性っぽくて、女性なのかなとも思っていました。『記憶屋3』を読むと、完全に女性の感性だったので、やはり女性のようです。こういう「好き」という感覚はむずがゆいです(笑)。
テーマは、優れた特殊能力をどのように使うのが正義かと言ったようなものです。ストーリーは、記憶屋を止めようとする記者の男と、記憶屋と接触したらしい主人公の女子高生が、記憶屋を探して被害者を追跡していく物語になっています。
1冊目の『記憶屋』の読者は、記憶屋の正体を知っていますが、後半に主人公の前に姿を現したときは、ゾッとして、ホラー文庫なのだと思いました。
でも、やさしいのですよ。記憶屋さんは。
そして、『記憶屋2』と『記憶屋3』で問題となっている記憶屋の正体が明かされます。
ネタバレをしないように書くと、良く分からない文章になってしまっていますね。
『記憶屋』が好きな人は、『記憶屋2』と『記憶屋3』を一緒に購入しましょう。2冊で1冊の編集なので気負付けてください。

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