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むぎわら日記

自然、読書、模型のことなど

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ぼくらの七日間戦争

2017年10月13日 | 漫画・映画・ドラマ・アニメ等

アマゾンプライムビデオで無料だったので視聴しました。

1988年作成の映画です。

内容は、管理教育に嫌気がさした中学生たちが反乱を起こし廃墟に立てこもり、引き戻そうとする教師、父兄、警察とバトルをするというものです。

言ってしまえば、全共闘のような学生運動経験者が、中学生の夢想を映画化したような作品です。

そこにはリアリティーがまったくなく、お祭りモード全開の雰囲気があります。

戦車まで動かしてしまうにしては、(ネタバレ白文字→)花火を打ち上げてすべて水に流されるという幕引きというハチャメチャぶり。

ある思想家が、戦争と祭りは、エス(無意識)の解放という共通点があると言っていましたが、描かれているのは祭りで、題名が戦争なのですから、管理教育下の中学生のエスの解放の映画としてみるとしっくり来ます。

おおらかな気持ちで、祭りを楽しむつもりで見ることをお勧めします。

※宮沢りえの女優デビュー作(彼女は日本アカデミー賞新人賞を受賞)。一言で言って「足長~っ!」

注)画像は記事の内容と関係ありません。

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アンジェイ・ワイダ監督

2017年10月10日 | 漫画・映画・ドラマ・アニメ等

Gooブログから一年前の記事のメールが届きます。

1年前「アンジェイ・ワイダ監督死去」の記事を書いていました。

監督の作品で一番好きなのが「灰とダイヤモンド」です。

You Tubeで、検索してみると、モモイロクローバーZや沢田研二の曲がヒットするのですが、肝心の映画の方があまり出てきません。

こりゃ、いかん!

と言うことで、少し語っておこうかと思います。

舞台は第二次大戦が終わろうとするポーランド。

主人公のテロリストの青年が、社会主義の英雄を暗殺するお話です。

原作の『灰とダイヤモンド』は、社会主義の英雄を讃える小説ですが、監督は主人公を彼を暗殺するテロリストの青年にしています。

これは共産主義の当局の検閲を通るための手段なのです。

当局は、社会主義の英雄の映画だと思い、制作許可を出しました。

しかし、できあがった映画は、主人公のはずの英雄がほとんど出てきません。

「これは、ひどい。もっと、主人公(社会主義の英雄)を色濃く描くべきだ」

というお叱りを受けます。

しかし、ラストシーンで、当局の評価は180度変わります。

テロリストの青年は、ごみための中で死んでいくのです。

「社会主義の反逆するものにふさわしい最期を描いたすばらしい映画」だと。

そして、映画は公開され、西側の世界でも絶賛されました。

映画を見た人は思います。

「夢を持ちながら、祖国の未来のためにテロリストとなった青年を、無惨に殺すなんて、なんと抑圧的な社会なのだろう」と。

アンジェイ・ワイダ監督は、社会主義国家の厳しい検閲の目をかいくぐりながら、世界へ向けて国家の不条理を発信し続けたのです。

 

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エロマンガ先生

2017年06月02日 | 漫画・映画・ドラマ・アニメ等

最近、町中でよく「エロマンガ先生」の主題歌を耳にするのだが、ただの偶然なのか、日本の危機なのか微妙だ。

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コメパンマン

2017年04月06日 | 漫画・映画・ドラマ・アニメ等

新潟県がやなせたかし氏に依頼して米粉利用促進のために作ったキャラクター。

アンパンマン大図鑑にも載っていないマイナーキャラ。

たまに思い出してくれ!

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黒澤明

2017年03月23日 | 漫画・映画・ドラマ・アニメ等

お題です。

黒澤明が世界的に偉大な映画監督であることは、周知の事実です。

その作品も最高峰に位置づけられるほどの名作が多いですね。

とは言っても、個人的に印象に残っている作品がほとんどありません。

見たという記憶なら「七人の侍」「三四郎」「夢」「乱」などいろいろあると思うのですが、どういう話だったかとかよく覚えていないのですよね。

「七人の侍」くらいなら、なんとなくは覚えています。

よくできた映画だと思うのですが、そつが無さ過ぎて印象に残らないのかな。

何回も見たいと思うような作品がありませんでした。

ゴジラよりガメラ、巨人よりDeNAな僕としては、主流よりはずれていないとピンとこないのです。

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てぐさ

2017年03月09日 | 漫画・映画・ドラマ・アニメ等

お題「好きな水木しげるの作品は?」

素直に「ゲゲゲの鬼太郎」と答えればいいのでしょうが、素直じゃないので「てぐさ」と答えよう。

「てぐさ」とは、「手草」のことです。

子供の頃、父が借りてきてくれた漫画の中に出てきた草です。

漫画の筋書きやタイトルは忘れたのですが、検索などしているとおそらくは「河童の三平」の中にでてくるキャラクターというか雑草のようです。

この草だけが印象に残っているのです。

何の意味もなく、背景に生えている雑草なのです。

外見は、ススキのような形と大きさで、穂の部分が人間の手の形をしているのです。

それが群生して風に揺れている光景が、漫画の内容より印象に残っています。

いろいろ検索して調べてみましたが詳細は分かりませんでした。

子供心に、プロの漫画家の作り上げる世界観の特異性に驚き浸ったのでした。

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メジャー 第6シリーズ

2017年01月12日 | 漫画・映画・ドラマ・アニメ等

今更ながら、アニメシリーズを全部見終わりました。

第7シリーズ以降は作る予定無いですよ。というような終わり方だったのが残念です。

それだけ面白かったということですが、メジャーの1シーズン目で終わりというのも題名からしてどうなの? という気もしますね。

漫画原作のアニメは途中までというのが最近、多いな~と思いますが、一つの作品として完結させてくれると見ている方も納得しやすいと思います。

原作漫画の方は、主人公が引退して、その子供の代を現在進行中のようなので、そのうちギネスに載るような漫画になりそうです。

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2015年に見たアニメ

2016年01月24日 | 漫画・映画・ドラマ・アニメ等

遅まきながら2015年に見たアニメの総評などを書いてみます。
放送されたではなく、僕が見たアニメですから、古い作品もありますよ。

※焼きたて!!ジャぱん
 特筆すべきは、新潟で始まり新潟で終わるアニメであること。
 主人公は米どころ新潟の出身。じいちゃんが作る日本一の米よりおいしいパンを作ることを目的に東京へ出るのです。
 最終回は、ご当地パン最終決戦場として、新潟県能生町が舞台となる。
 美味しいパンのネタがすごすぎて、うますぎて天国へ行ってしまうパンで終わったかと思ったが、時空を超えて歴史を変えてしまうパンが登場。
 しかし、それ以降はネタが尽きたようでご当地食材パンとか縛りに徹していました~w
 かなりいい加減な作りの作品だけど、暇つぶしにはイイね。

※聖闘士聖矢黄金魂
 外伝。黄金聖闘士が一堂に会し敵と戦うという変な話。
 黄金聖闘士は強いのか弱いのかよくわからない微妙な活躍っぷりです。
 正義の味方に、最強の戦士が12人もいるのだから、悪の敵を強くするのが難儀そうでした。
 やっぱり、主人公側が圧倒的に不利じゃないと話は盛り上がりませんね。

※ばらかもん
 設定からして、予想通りの展開で期待通りの物をくれる作品です。

※俺物語!!
 この年の一押しかな。
 実写映画化されましたけどタケオのキャラを生かすには漫画絵の方が良いだろうね。

※シドニアの騎士(2期)
 1期ほどのインパクトは無かったけど、普通にSFが楽しめる。

※神様はじめました(1期、2期)
 もののけとの恋愛もの。
 恋愛そのものを理解できなかったが、1期の主題歌は名曲だと思う。

※あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
 細かい演出で評価された作品だそうだが、そこが良いと思った。
 ストーリーに致命的な矛盾点がいくつかあるが、個々の演出でカバーされている。
 複数人の脚本家がリレー形式で作るアニメの限界だと思った。
 よくも悪くもライトな作品に仕上がっている。
 深く考えずに軽く泣きたい人におすすめ。


 

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弱虫ペダル

2015年04月10日 | 漫画・映画・ドラマ・アニメ等

最近のアニメでは珍しく5クール費やして、インターハイ終了まできましたね。

一応、最終回らしい終わり方でした。

基本はスポコンですが、オタク趣味をからめているところがおもしろいところです。

特に33話は、「劇場版マクロス愛おぼえてますか?」に匹敵するアニメ史に残る傑作でした。

最終回のエンディングは、このネタで行ってもらいたかったが、それは贅沢というものでしょう。

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木曜日のフルット

2015年03月27日 | 漫画・映画・ドラマ・アニメ等

TUTAYAの100円コーナーで買った石黒正数の「木曜日のフルット(1)」を読んでいたら、この手のコミックスによく挟まっている広告のしおりが出てきまりた。

シワ一つ無い広告は真新しく、この本を買った人は、開くことなくTUTAYYAに売ったのだろうかという疑念がおこりました。

発行日や広告の内容を見ると去年の5月ごろのものなので、かなり新しいでしょう。

きれいな本なので、100円コーナーに移る前に何ヶ月か高い方の棚に置かれていたのです。

この本を売った人は、新しい本を買って、開かずにすぐにTUTAYAに売ったのでしょうか。

もしかして、万引きして、その本をTUTAYAに持っていったとか、以前、ニュースで耳にしたことがあります。

そうでないことを祈ります。

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