
県立図書館で判例タイムズのバックナンバーを探しました。
「日本民法改正試案・仮案(平成21年1月1日案)」をざっくり読みました。
判例タイムズ第1281に掲載されています。

債権の消滅時効の期間を統一することや期間満了を毎年三月末に統一することで債権管理をしやすくすることなども記載されていました。
民法全体の見直しのため,条文の移動などもあり,これは大変です。

ただ,市民が読んで理解できる内容とすることを目指し,簡潔な文体にするなど民法が市民の法である点に配慮したことが記載されていました。

今後の議論がどのような形で進んでいくのか法律実務家だけでなく市民の法律関係に直結するだけに興味関心を持つ必要がありそうです。

そういえば,
「民法改正研究会」代表である加藤雅信上智大学法科大学院教授を招き司法書士向けに日司連フォーラムが8月に開催されるようです。