メディアジャンルの環

今、テレビは特番の時期ですね。歌番組ばっかりやっている。

何かの本で読んだけど、テレビを始めとしたメディアは「歌番組」「バラエティ」「知的番組」の環で番組を作っているらしいですね。一つのジャンルが衰退したら次のジャンル。これを延々と繰り返すことで繁栄してきたとか。たまにそれらを複合させた番組もありましたね。「ボキャブラ天国」（バラエティ+知的番組）とかね。

今、90年代にヒットした歌国民総選挙って番組をやっていますけど、懐かしの歌番組はヒットするみたいですね。歌謡曲が大ヒットした時代ですよね。最近はＣＤもあまり売れていないみたいだし、リバイバルヒットを狙っているのでしょう。

番組コーナー内で90年代にヒットした歌手たちが当時の「若気の至り」を暴露していますが、きっと人に言えないような若気の至りもあるんだろうな。ぶっちゃけ今だったら犯罪みたいなこともやっていると思うよ。でも、それが許された時代なんです。世論も「まあ、芸能人だからな」で終わらせていた時代。今はちょっとツイッターで失言しただけで、かなりの長期間ぶっ叩かれますからね。余裕のない時代です。

それを考えるとマスコミメディアがリバイバルヒットを狙い「あの頃の夢よもう一度」という気持ちもわからなくもないのです。

懐古主義になっちゃうけど、20年前の歌謡曲は本当にバラエティに富んでいますね。今から20年後に、2010年代にヒットした曲を扱った番組をやっても、ずっとＡＫＢとかジャニーズとかになってしまうのかな。