打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

アニメ・漫画系作品の実写化を成功させるコツ

2013-05-06 10:11:23 | Weblog
ここ最近の、アニメ・漫画・ライトノベルからの実写化は目まぐるしいほどですね。まあ、それだけコンテンツ不足なのと、ネームバリューがそれなりにある作品でなければ実写化のGOサインが出ないだけなんでしょうけど。

イラストやキャラクターデザインがしっかりと決っている作品を実写化させたって、どうやったって批判の声が上がるのは当然じゃないですか。特にその作品がオタク寄りだったらなおさらですよ。アニメ化ですら声優のチョイスで論争が起きるくらいなのに。一般小説の実写化でいいじゃんね。

まあね、実写化が決まってしまったものは仕方がないけど、ファンとしてはできるだけ原作の雰囲気を壊さないでやって欲しいんですよ。ただ単に「原作の知名度が欲しかっただけ!」なんて内容はやめてほしいんですよね。俺の好きな作品はオメーらの踏み台じゃねーんだよ!って言いたくなりますから。

実写化に関して腹が立つ事はいっぱいありますけど、一番イラっと来るのは試写会なんかの会見で、作品のタイトルや内容よりも、出演者のスキャンダルの方が注目される場合ですね。記者会見で「○○さんとの関係は…」なんて作品と一切関係ない質問ぶつけてきやがるアホなインタビュアーがいるじゃないですか。また作品のタイトルや作風にこじつけてスキャンダルの質問をする奴ね(例:「よいこ」にみてほしいんですね?)

しかし、一つだけ実写化をしてもファンがそれほど怒らないで済む方法があるんですよ。それは、原作から抜け出てきたようなキャラクターを一人でもいいから入れることです!

ドラマ「美味しんぼ」の江守徹演じる海原雄山。

ドラマ「ガラスの仮面」の野際陽子演じる月影先生。

もうドラえもんのひみつ道具「テレビとりもち」でも使ったのかというくらい、原作そっくりですよ。というか、ドラマ版の上記の作品の話になると、ほぼ「そっくりだったよな~」という話題になります。で、そっちの方がインパクト強すぎて、他の悪い部分が目立たないというね。

原作ファンも「まあ、これくらいそっくりに作ってくれたのなら」と態度も柔らかくなるのですよ。いいもん観たなくらいの気分になれますぜ。

そもそもアニメ・漫画作品の実写化に関する不満って、原作に対するリスペクト度合いに反比例するんですよ。黒髪長髪の美女がショートカットになったりさぁー。そういう演者や事務所の都合で原作をないがしろにしているから、不満の声が上がるわけですよ。原作に対するリスペクトを忘れなければ、それほど文句は言われないのに。