打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

快男児の懐

2010-05-04 12:27:51 | Weblog
日曜の「龍馬伝」は面白かったなあ。海軍伝習所に入った龍馬たち……私もちょうど彼らと同じくらいの年齢だから、そういう人たちが頑張っているとこっちも張り切らなければなあと思うのです。

さて、坂本龍馬といえば日本を代表する快男児ですよね。土佐から脱藩して……今でいう所の国外逃亡ですよ。脱藩して、勝海舟の弟子になって日本を動かすわけですよ。

ただね、気をつけないといけないのは……龍馬に影響されすぎるのはよくないということです。龍馬はたしかに偉い。藩を飛び出して何かでかいことをやってやろうと奮闘する。素晴らしいことです。

でもね、先立つものは必要ですよ。少なくとも衣食住が確保できるくらいのお金は必要です。

何をいうか、龍馬は家族も捨てて、身一つで飛び出していったではないかと仰るかもしれませんが、龍馬の実家は上士を相手にしていた程の豪商なのです。脱藩をしてからも家族とのやりとりは手紙で行われており、当然仕送りも受けておりました。龍馬伝観ている人なら気づくでしょうが、ボンボンなのですよね。だから人当たりも良く、人からも愛されます。

幕末志士は貧しい少年時代を送った人も多いですが、極端に貧しいか裕福かのどっちかに分かれるんですよね。桂小五郎だってお金持ちの子だし。

快男児といえば前田慶次もよく例に挙げられますが、彼は血が繋がっていませんが、かの前田利家の甥っ子です。やっぱり本当に困ったら援助を受けることが可能なわけです。受けたかどうかは知りませんが。

快男児の懐具合ってのは案外ぬくぬくなんですよね。