これから先の
温度と湿度の変化を
「72候」から予測していきたいと思います。
4月25日頃「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」
<霜の心配なく稲の苗が生長する>
ここからは気温もしっかり上昇してきます。
・
5月15日頃「竹笋生(たけのこしょうず)」
<タケノコの生長が本格的となる>
ランナー系植物の生長が本格的となる時期。
コーライ芝も旺盛に生長する時期です。
・
5月21日頃「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」
<蚕が桑を盛んに食べる時期>
この頃から湿度が出てきます。
・
6月11日頃「腐草為蛍(ふそうほたるとなる)」
<腐った草の下から蛍が生ずる>
この頃から夏期高温多湿時期のはじまりです。
ベントグリーンでは殺菌剤を頻繁に使用する時期が
この先、9月上旬まで続きます。
グリーンに藻苔などもみられる時期です。
◆
これからの気温、湿度の上昇時期に
芝草は徒長しがちです。
ボールスピードを 良好に持続する上で
葉身を硬くする ケイ酸やカルシウム資材、
”ターフのこし”をしっかりさせる
カリウム資材・マグネシウム資材なども
もちろん効果的ですが、
基本は
「食わせて、さばいて、薄目砂」により 分げつさせ
芽数を増やし、芝密度を上げ、
細く、アップライトな葉先で
転がりを良くする事だと思います。
そこで、食わせるには
なるべく雨や気温の上昇で、吹け上がる事のない
徒長のリスクの少ないNPKを選択したいところです!
◆
オススメのNPKが
「ブランZ(10-6-5)」です。
・完全微生物分解の超緩効性メチレン尿素を70%
・リン酸6.8%のうち、よこ根のコンパクションをつくる亜リン酸を4.5%
・ターフのこしをしっかりさせるカリウムを5%
・芽数をアップさせるエッセンシャルプラスを20%
・そして微量要素の鉄、銅、亜鉛、マンガンをバランス良く含んでいます。
これからの温度上昇期~高温多湿時期に施肥しても
徒長する事なく、発色し、芽数をアップさせるNPKです。
この先、
多く開催される競技会前後のNPKとしても
最適なミストです!
◆
よろしくお願いします!
(^。^)
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