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「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
㈱ブランからは農業、園芸向けに。
オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

暖冬明けながら、難儀だった4月を振り返る

2016-04-24 07:58:12 | 芝草「春」にオススメの資材

田植えも始まり、

すこし汗ばむ日もある 今日このごろです。

 

 5月6日頃は

旧暦の初夏、24節気の立夏。

この先は 夏の気配が感じられる頃となります。

72候 立夏の初候「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」

これからは、徐々に温度も湿度もでてきます。

(参考)24節気72候 → http://www.nnh.to/yomikata/72kou.html

気象予報士さんたちの話では、

5~6月の気温は 概ね高めで

ゴールデンウイーク明けの乾燥傾向のあと

5月下旬には、雨もよくふり、

6月には温度も湿度もあるそうです。

温度と湿度が両方高いと

病害が侵入しやすくなり、めんどうですね (;´Д`)

 ♠

振り返れば、

この4月も難儀だったコースが多かった模様です。

3月下旬から4月の中旬までに

下記のような声を

キーパーさんから 例年より多く 聞きました。

グリーンでは

● ダラーが早く動いた

● 細菌病っぽい症状が出た

● 発色がいまひとつ

フェアウエイ等 コーライ芝部分では

● ラージが早く動いた

● 外周に除草剤の薬害が大きくでた

3月下旬から4月の中旬頃、

気温は高めで、病害の菌は動き始めました。

一方で、

ターフ自体は

雨による不透水や 酸欠している部分で 

菌態バランスが崩れたり

日照不足光合成できにくく、

ターフの活性が

上がりきらなかったので

上記のような症状が出たのではないかと思われます。

上記の症状のような出た部分は

5月のドライ、6月のリング、

7月のピシウム、8月の炭疽、赤焼け 

が侵入しやすいので、

早めに

土壌内の菌態バランスを整えておきたいところです。

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

 5月前半の おすすめの資材は

★ グリーン面の”活性向上”と”菌態バランス” には

 殺菌剤+軽めの「EC(イーシー)」です。

・「EC(イーシー)」は

  古茎根をゆっくり分解しながら、

 自ら生成する抗生物質で 

 病害の菌核を破壊し、

 病害からターフを守る

 「コンパニオン」1/2

 菌態活性を向上させ

 発芽・発根を促進する

 「エッセンシャル」1/2

のブレンド資材です。

 

↑「エッセンシャル」の「E」と「コンパニオン」の「C」で「EC」です。

 コーライ芝部分の”活性向上”と”菌態バランス” には

ラージ軽減や 

透水性向上(マット軽減)、

外周の薬害回復などに効果的な

尿素+鉄系資材+「バイオ 8-0-9」です。

  

主な成分

 コーライ、バミューダ、テイフトン等の

 太目の古茎ランナーや

 しつこいサッチ・マットを分解するバチルスが2種類

 分解した残留を糖質に変換する酵母

 空相を持続するフミン酸

 ランナー成長を促進するアミノ酸

 根茎周囲の透水性と潤いを持続するために

 ユッカシジゲラ抽出物を含有しています。

 

 是非試してみて下さい!

(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


5月乾燥の前に 菌体バランスを整える

2016-04-16 10:04:14 | 芝草「春」にオススメの資材

春本番。

日中は半袖で過ごせるような時間帯もあり、

初夏さえ感じさせる季節になりました。

24節気72候 穀雨次項(4月25日)

「霜止出苗」(しもやみてなえいずる)

のごとく、

これから先は 

イネ科植物の活性がぐんぐん上がります。

でも、

今年の3月中旬~4月上旬は

かなり気候も活性も不安定でした!

冷たい雨が降ったり、

かなり寒い日もあったりして、

ターフの活性もイマイチ上がらず、

 予定していたコアリングを見送った

キーパーさんも多かったです。

細菌病が侵入したコースも

少なくありませんでした。

気象庁データを見ると

関東地方 気温平年差+1.9℃、降水量平年比 132% 、日照時間平年比 89%

 

東海地方 気温平年差+1.8℃、降水量平年比 151% 、日照時間平年比 98%

近畿地方 気温平年差+2.0℃、降水量平年比 140% 、日照時間平年比 104%

 

気温がある程度高いので 

悪玉菌も動きやすくなります。

雨量が多く

不透水な部分は、

酸欠傾向になり

菌体バランスが崩れやすかったと思われます。

日照不足で、ターフ自体が

光合成できにくいので

ターフ自体の活性も下がり、

病害侵入に対する抵抗力が

足りなっかたのではないかと思われます。

三相バランスの崩れ(不透水、酸欠、撥水層)

菌態バランスの崩れは

5月中旬の乾燥期に

ドライスポットになりやすく、

7~8月の高温多湿時期に

ピシウム等の病害が侵入しやすいので

今後の

更新作業+資材で 

できるだけ改善しておきたいものです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

 おすすめの資材は

★ ”土壌三相バランス” には

 「ブランXエックス」です。

・「ブランXエックス」は

  古茎根を分解する「デ・サッチャー」1/3+

 発芽・発根を促進する「エッセンシャル」1/3+

 100%天然の浸透資材「ハイドロ・マックス」1/3

で構成され

 古茎根を分解する

良性菌3種類を含有し、

 透水性を向上させ、

土壌三相バランスを持続する資材です。

 ★ ”菌態バランス” も ”三相バランス”も 両方整えるのは

 「コンパニオン」です。

 

「コンパニオン(2-3-2)」は  

古茎根を分解し、

「ピシウム」、「炭疽」等の 

病害菌の細胞を破壊する良性菌

 バチルス・ズブチリスGB03を含有します。

ゆっくりと古茎根を分解しながら、

表層透水性を向上持続させ、

筒状の保護膜を形成し、

細菌や病害から根を守ります。

よろしくお願いします!

(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


活性マックスのタイミングを捕まえる

2016-04-16 09:22:45 | 芝草「春」にオススメの資材

もう遅霜の心配もなさそうですね!

24節気72候(4月25日)

「霜止出苗」(しもやみてなえいずる)

<霜の季節も終わり、イネの苗が生長する>

 

のごとく、

この先は

イネ科植物の活性がぐんぐん上がります。

ベント芝はもちろん

コーライ芝も

活性が上がってきます。

この先、ランナー系植物の

春の活性が

マックスになると思われるのは

24節気72候 立夏末項(5月15日)

「竹笋生」(たけのこしょうず)

<タケノコが生長する>

 

頃です。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

この活性上昇時期には、

クオリテイを創れますね!

グリーンにおいては

よこ根による「コンパクション」

が上昇すると、

フェアウエイから上手く打てたボールは

スピンが良くかかり、

ラフからのボールは

グリーンに止めにくく、

競技会は盛り上がります。

芽数による「転がり」が向上すると

ラインに乗ったボールは

カップインする事が多くなり

ゲームは盛り上がります。

フェアウエイでは、

サッチコントロールされた

(マットすぎない)

ランナーのしっかりしたターフは魅力的です。

ダウンブローに打てるプレーヤーには

スピンをコントロールする

楽しさが生まれます!

 ☆ ☆ ☆ ☆  ☆ ☆ ☆ ☆ 

 クオリテイを創る上で、

おすすめの資材

グリーン面には

「よこ根」を生長させ、

「コンパクション」を向上させる

「ミスト12号(3-18-18)」です。

晴天時は 

6%の亜リン酸を葉身から吸収し、

気候不安定でも

12%は 分子の鎖の長い 緩効性リン酸 なので、

10~2週間に渡り、表層土壌に留まり、

無駄なくリン酸を吸収します。

葉身を細くし、

ボールの「転がり」を向上させるのは

「グリーンスピードSi(0-2-5)」です。

7%のケイ酸を

2%の亜リン酸と共に素早く吸収し、 

葉身を硬く、

細くスリムにします。

5%のカリウムは

「ターフのこし」をつくります。

ケイ酸とカリウムが

同時に地上部の動きを抑制するので

薄目砂の後の分げつも旺盛になり、

芽数(株数)がアップします。

フェアウエイには

サッチマットを適度に軽減し、

ランナーをしっかりさせる

「バイオ 8-0-9」です。

  

主な成分

 コーライ、バミューダ、テイフトン等の

 太目の古茎ランナーやサッチ・マットを分解するバチルスが2種類

 低温下でも食いつくように 酵母を含有

 空相確保・持続するフミン酸

 ランナー成長を促進するアミノ酸

 根茎周囲の透水性と潤いを持続するために

 ユッカシジゲラ抽出物を含有しています。

是非、試してみてください!

よろしくお願いします! (^。^)

 

 

 

 

 


4月の雨を味方につけて。

2016-04-08 06:30:51 | 芝草「春」にオススメの資材

気象庁のデータや予報を見ても

今年の4月は、例年より雨が多いですね。

この先 4月20日からは

24節気「穀雨」(雨降りて百穀を生化すればなり)ということで、

雨がちな4月となりそうです。

また、

「二月の雪、三月の風 、四月の雨が、美しい五月をつくる」(日本)

という諺があります。

三月の風と四月の驟雨(しゅうう)とが五月の花をもたらす(イギリス)
March winds and April showers bring forth May flowers

三月の風と四月の雨が、花咲く美しい五月をつくる
Marzo ventoso y abril lluvioso hacen de mayo florido y hermoso.(スペイン)

日本、イギリス、スペインと、

同様に、海に面した北半球の国に伝わる諺です。

二月に冷たい雪が降り、三月に強い風が吹き、四月に雨が降り続く。

それらがあってこそ、

美しい新緑や花の5月があるという意味です。

スポーツターフなりに意味を解釈すれば、

2月の雪(土壌の固結緩和)

3月の風(気圧配置の変化と気温上昇。南風による土壌の凍結緩和)

4月の雨(ターフへの水分補給と土壌内残留の分解)

と 見てとれます。

断続的に続く雨には

日照不足というデメリットもありますが、

古茎根やサッチを分解する資材が

表層全体に到達しやすい ので、

更新作業と共に

三相バランスを確立するチャンスともいえそうです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

 おすすめの資材は

グリーン面(ベント)には

「デ・サッチャー(15-0-0)」です。

 「デ・サッチャー(15-0-0)」は 古茎根を分解する良性菌3種類です。

透水性を向上させ、

新茎根成長のための土壌三相バランスを持続する資材です。

この先の 5月中旬や7月中旬に心配な

ドライやリングの原因となる撥水層も改善できます。

・「ブランXエックス」

 古茎根を分解する「デ・サッチャー」1/3+

 発芽・発根を促進する「エッセンシャル」1/3+

 100%天然の浸透資材「ハイドロ・マックス」1/3

というブレンド資材なので 人気がありますよ!

 ◆

コーライ芝には、

 踏圧のかかるグリーン周りや

 日陰のテイーグラウンド等の

 活性向上・芽出し向上には 

「バイオ 8-0-9」です。

  

主な成分

 コーライ、バミューダ、テイフトン等の

 太目の古茎ランナーやサッチ・マットを分解するバチルスが2種類

 低温下でも食いつくように 酵母を含有

 空相確保・持続するフミン酸

 ランナー成長を促進するアミノ酸

 根茎周囲の透水性と潤いを持続するために

 ユッカシジゲラ抽出物を含有しています。

 

この資材の働きは

バチルスが分解した古茎根・古ランナーやサッチ

酵母が糖質に変換し、

ランナー成長エネルギーとして使います。

余った糖質はしっかりランナーに貯蔵します。

 

是非 試してみてください!(^。^)


ターフクオリテイその2 「コンパクション」、「細さ」と「硬さ」

2016-04-05 08:35:38 | 芝草「年間の肥培計画」に

ターフクオリテイの指標として

「転がり」「コンパクション」があります。

最近ではトーナメントのTV中継でも表示され

一般のプレーヤーも

グリーン転がり コンパクションを意識するように 

なってきました。

 

季節によりターフの活性も変わってくるので

一般のプレーヤーから のべつまくなしに

「スピードは何フィート?」「コンパクションは山中式でいくつ?」

などと、聞かれると、

「こっちの苦労も知らないで。。。。」と

つい「いらっ」としてしまいますね。(笑)

なるべく、刈高的には無理をせず、転圧を少なめにして

ターフに負担をかけないで、

転がりの良さとコンパクションは持続できたら!と思うんです。

芝自体から見れば、

(刈高、刈込方向、目砂等、「転がり」の要素は様々ありますが)

コンパクションは =「よこ根」の張り、

転がりの1+3要素は

「芽数(芝密度)」と

「硬く」「細く」「アップライト」な葉身

と思います。

✩「アップライト」な葉身

酸欠、固結していない、

三相バランスの良い表層に生長した

まっすぐな茎から伸びる葉でつくられると思います。

(3/27記事で紹介しました。)

✩葉の「硬さ」に関しては

葉身の上半分(先っちょ)の「硬さ」

「ケイ酸」や「カルシウム」の適宜な施肥で確保でき、

葉身の下半分(ターフのこし)の「硬さ」

「カリウム」をいつも欠乏させない事

成り立つと思います。

✩「コンパクション」は

しっかりした「よこ根」があれば、

転圧なしでも21~23は出ると思われます。

そのしっかりした

「よこ根」を「サッチング」で裁き、

「目砂(少量・多回数)」すれば

ベント芝は「分げつ(クリーピング)」し

「芽数」を増やします。

まさに「根数」=「芽数」です。

「芽数」が増え、株数が増えると

施肥量が一定でも、

1株あたりの配当養分が減りますので、

ターフは自ら葉身を細くすると思うのです。

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 おすすめの資材

サッチングや薄目砂との相乗効果の高い

「ミスト12号(3-18-18)」+「グリーンスピードSi(0-2-5)」です。

「ミスト12号(3-18-18)」

春の気候不順時にも効果的です!

晴天時は 6%の亜リン酸を葉身から吸収し、

12%は 分子の鎖の長い 緩効性リン酸 なので、

10~2週間に渡り、表層土壌に留まり、無駄なくリン酸を吸収し、

「よこ根」を生長させ、 「コンパクション」を向上させます。

「グリーンスピードSi(0-2-5)」

7%のケイ酸を 2%の亜リン酸と共に素早く吸収し、 

葉身を硬く、細くスリムにします。

5%のカリウムは「ターフのこし」をつくります。

ケイ酸とカリウムが同時に地上部の動きを抑制するので

薄目砂の後の分げつも旺盛になり、芽数(株数)がアップします。

是非、試してみてください!

よろしくお願いします! (^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「穀雨」までのデイフェンス

2016-04-03 09:11:27 | 芝草「春」にオススメの資材

桜満開ですね!

この頃、

「花冷え」「菜種梅雨」という言葉があるように、

気候は不順、

日照も不足しがちです。

24節気の春には2つの雨があります。

一つは2月19日頃の「雨水」の雨で、

この雨は ”グラス”の為の雨

この頃以降は

草系植物などが、

ベント(グラス)も含めて、活性が上がります。

もう一つが4月20日頃の「穀雨」の雨。

 「穀雨」の雨は ”ターフ(匍匐系)”の為の雨

 

この頃以降は、

イネ科植物全般、

コーライ芝も活性が充実します

24節気72候「穀雨」(4/25頃)

「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」

(霜が終わりイネの根が生長する)

とあるように、

”遅霜”の心配もなくなり、

イネ科の植物の活性が一気に上昇するといわれています。

 *参考 「24節気72候」→ http://www.nnh.to/yomikata/72kou.html

この「穀雨」の雨を見るまでは

3月にコアリングした

ベントグリーンの新根が寒気にさらされたり

フェアウエイ、テイーの

コーライ芝が

日照不足で活性を落としてしまい、

その後の芽出しが鈍くなったりしまいがちです。

この一年のターフを順調に生長させる上でも、

特に踏圧のかかるグリーン面、外周や

日照の不足してるテイーグラウンド等中心に

4月前半は、無理をせず、

資材・施肥の面でも

フォローしてあげたいところです。

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

おすすめの資材は

「アミノバイタル」の

味の素(株)さんに

つくってもらった資材で、

「グルタミン酸」と「核酸」を主成分とする

「ターフバイタル・プロ」です。

 

「グルタミン酸」

日照不足で光合成が鈍ったり、

寒くて窒素吸肥が鈍る場合

直接摂取する事でタンパク質合成を代行できるんです!

なので、春の活性を持続できるんです。

トップアスリートが 

疲労回復、筋肉痛解消に「アミノバイタル」を

使用するメカニズムとほぼ同じです。

また「核酸」は根の細胞分裂を刺激するので、

新根、ランナーの成長するこの時期

に最高です!

是非試してみて下さい!

よろしくお願いします!(^^)