「拝啓、グリーンキーパー様 !」

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オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

「菜種梅雨」「花冷え」時期の菌態活性バランスに!

2017-03-24 07:18:10 | 芝草「春」にオススメの資材

 

←今が旬!絶景です!房総半島の菜の花。

「菜種梅雨」

3月下旬から4月上旬にかけて、

菜の花の咲いている時期に降り続く雨のことを「菜種梅雨」と言います。

「春の長雨」ともいいます。

高気圧がはり出したり、

移動性高気圧が北に偏って日本列島を通ったりするために、

関東地方太平洋沿岸部には冷たく湿った北東風が吹き、

前線が停滞しやすくなり、雨が続きやすい時期です。

「梅の花が下を向けば雨」(上を向けば遅霜)

←やっぱり下向き梅の花(茨城県石岡市)

3月中旬の梅の花の向きで、

4月上旬の気候を示唆する「ことわざ」なのですが、

今年の梅は下向きの地域が多いです。

本年2~3月は降雨量が少なかったこともあり、

この先、4月上旬の

降雨による日照不足と

低温による菌態活性の低下には注意したいところです。

昨シーズンに

細菌病など病害の侵入した部位や

貼り芝で補修した部位などがあれば、尚更に、

施薬と資材で対応したいところです!

菌態活性バランスが崩れ、病害が侵入しやすい時期は

この時期(3/25~4/7)の他に、

6/15ごろ、7/25ごろ、8/25ごろ、(9/25ごろ*長雨の場合)

と思われます。

菌態活性バランスを整え、病害の侵入を抑制し、

春の芽出しを充実させるオススメの資材があります!

1)「コンパニオン」

善玉菌バチルスGB03が根茎を病害から守ります。

自ら生み出す抗生物質で病害の菌核を叩きます。

新根の成長を促すオーキシン様物質も生成。

殺菌剤との相乗効果の高い資材なので

混合散布がたいへん効果的です。

菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です!

←バチルスGB03が病害を阻害します。

←バチルスコロニーが根茎周囲を病害から守ります。

 2)「ターフバイタル・プロ」

日照不足下でもタンパク質合成を代行する「グルタミン酸」

が活性を向上し、持続します!

「グルタミン酸」を吸収したターフは

乾燥しにくく、凍りにくいので、遅霜対策にも有効です。

「核酸」が新根の成長を促進します。

アミノ酸のトップメーカー味の素(株)の製品です。

←光合成不足による炭酸同化作用の低下、低温や高温による窒素同化の低下を

「グルタミン酸」のタンパク質合成が代行します。

 

←アスリートのための「アミノバイタル」と同じメカニズムを採用しました。

←「核酸」が新根成長を促進します。

 3)「エクストラアイアン(6-0-0)」

 下葉を代謝させるコスパの高い鉄系資材です。

主成分は 硫酸鉄10.0%、尿素6%、硫黄4%です。

 ◆

是非試してみて下さい!

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 


桜開花前後のコーライ芝に!(フェアウエイ)

2017-03-20 13:00:44 | 芝草「コーライ芝・フェアウエイ」関連

3月20日は 24節気の「春分」

72候に<3月26日>「桜始開(さくらはじめてひらく)」

とあり、

もうじき、桜の開花する頃となりました!

2017年の桜(ソメイヨシノ)の開花は、

九州から東海、北陸地方では平年並みかまたは遅く、

関東甲信地方から北海道までほぼ平年並みの予想だそうです。

九州から関東地方の多くの地域で3月末までに続々と開花の便りが届くでしょう。

これらの地域では、開花から7日~10日程度で満開となります。

梅の花が咲く頃から

ベント芝(グリーン)は新根の動きが始まりました。

一方で、

桜の花が咲く頃から

コーライ芝(テイー、フェアウエイ)は

新根茎(ランナー)の動きが始まります。

この時期、

ランナー周囲のサッチを除去し、下葉を代謝させ、

ランナーに日照をたっぷりあてることは

4月以降のコーライ芝の芽出しを充実させる上で

とても大事だと思います。

桜開花前後の気象は、

コーライの春の芽出しに 大いに影響があります。

 1)桜開花前は

 気象不安定で、日照不足も、遅霜も心配。

下葉をさばく事で代謝も一気に向上します。

「バイオ8-0-9」+「ターフバイタル・プロ」

+「エクストラアイアン(6-0-0)」

がオススメです。

  

「バイオ 8-0-9」

は バチルスが分解した古茎根やサッチを

酵母が糖質に変換し、ランナー成長エネルギーとして使います。

余った糖質はしっかりランナーに貯蔵します。

糖質を含有した植物細胞は 乾燥しにくく、凍りにくいので

3月下旬~4月上旬に心配な 

遅霜対策としても たいへん有効な資材です!

「ターフバイタル・プロ」

 主成分「グルタミン酸」が光合成に代わり、

 タンパク質合成し、活性を向上・持続します。

 「グルタミン酸」を吸収したランナーは、

乾燥害や霜害に強い体質へと変化します。

 

「エクストラアイアン(6-0-0)」

下葉を代謝させ、活性を向上する鉄系資材です。

2)桜開花の後は 気温もさらに上昇し、

日照時間も増えてくるので、

一気に芽出しと発色を向上したいところです。

 芽出しと発色には

「バイオ8-0-9」+「ミスト11号(22-0-0)」

 がオススメです。

 「ミスト11号(22-0-0)」は

ランナー成長を促し、

発色を持続する”硫安+尿素+メチレン尿素”の液肥です。

「バイオ 8-0-9」との相乗効果のたいへん高い資材です。

よろしくお願いします!

(^^)

 

 


桜開花前後のターフクオリテイに!(グリーン)

2017-03-20 11:53:24 | 芝草「春」にオススメの資材

南房総地域の菜の花もきれいに咲いています!

3月17日(金)は彼岸の入り

「暑さ寒さも彼岸まで」

とはよく言ったもので ここ数日晴天が続いています。

3月20日は 24節気「春分」

これからは昼が夜より長くなります。

72候<3月26日>「桜始開(さくらはじめてひらく)」

いよいよ春本番といいたいところです。

しかし、気になる事があります。

1)2月、3月の降雨量が少なく、

表層土壌が乾燥気味で

気温が上昇している割には (地温が上昇せず)

地上部が旺盛に動いていない気がする

2)2~3月に

例年より雨が降らなかった分、

いつ雨が降るのか?

4月?、それとも6月?が雨がちになるのか?

冬の気温が低かった分、

いつ暑くなるのか?今年の夏が暑いのか?

という点を

指摘するキーパーさんが多いです。

全く同感です!

←茨城県石岡市の梅(3/18)

3月中旬の梅の花の様子から

3月下旬~4月上旬の気候を予想することわざがあります。

「梅の花が下向きなら、雨がち。梅の花が上向きなら遅霜。」

いずれにしても、4月10日ごろまでは

雨・曇による日照不足や

遅霜等の

気象の変化に注意したいところです。

桜開花前後の気象にあわせた、

芽数アップにつながるオススメの資材があります!

1)桜開花前は

気象不安定で日照不足も、遅霜も心配。

「ターフバイタル・プロ」+「ミスト12号(3-18-18)」

がオススメです。

「ターフバイタル・プロ」

主成分は「核酸」と「グルタミン酸」です。

新根の成長を充実させるのには「核酸」が効果的です。

←「ターフバイタル」の核酸効果

また

「グルタミン酸」は

日照不足な時期は、光合成にかわり、タンパク質合成するので、

高い活性を持続できます。

表層が乾きやすい時期でも、

「グルタミン酸」を吸収する事で

根茎が乾燥凍結しにくくなるので、乾燥害、霜害を抑制できます。

「ミスト12号(3-18-18)」

分子の鎖の長い 緩効性リン酸12%+亜リン酸6% なので、

気候の不安定なこの時期、

晴天でも、雨天でも約2週間に渡り、表層土壌に留まり、

 無駄なくリン酸を吸収するスペックです。

2)桜開花後は、

春の日差しと共に、

一気に芽数を充実させる

「エッセンシャル・プラス」+「ミスト9号(8-32-5)」

がオススメです。



「エッセンシャル・プラス」

主成分は
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物(オーキシン、サイトカイニン)
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類
ビタミンB2 ビタミンB6
です。

 主な効能は

 良性菌の活性を向上し、菌態バランスを持続(セルロース、リグニン等の良性菌のえさ)

 発芽・発根を促進し、芽数をアップ(アミノ酸、ジベレリン酸)

 新根の成長を促進(ケルプ、オーキシン様物質)

 塩基を下げ肥料のくいつき向上(フミン酸の分解力)

 気相を持続する(フミン酸)

 などの効能で

芽数をアップする資材として、好評価を得ています。

 

 「ミスト9号(8-32-5)」

メチレン尿素+水溶性リン酸のNPKミストで

1~2cc/m2で 2~3週間の肥効があります。

春と秋の根数充実(よこ根→たて根)、

芽数アップ、

発芽・発根、

更新作業後の穴の早いふさがり

にたいへん好評価な資材です。

 ◆

是非、お試し下さい!

(^。^)

 

 


「旬の食材」をターフにも!

2017-03-12 09:37:46 | 芝草「春」にオススメの資材

山間部のコースでは まだ雪の舞う日もみられますが、

平野部のコースでは 少しずつ日差しも春めいて

グリーン(ベント芝)も

地上部が少しずつ動き出しています。

この先 春分(3/21)の頃には 

さらに春めいて

コーライ芝の芽出しも始まるものと思われます。

72候末候(3月16日)に

「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」<青虫が羽化して紋白蝶となる頃>

とあります。

動物も植物も 新しい生命の芽出しの季節となりました。

「旬の食材」という言葉があります。

人間には 「旬の食材」は 美味しく食べる事ができ、

動物や植物は「旬の食材」を摂取する事で

健康で、丈夫なカラダを維持できる、という意味と思われます。

私たちにとって 良く知られる「旬の食材」としては、

夏は トマトや茄子。

→カラダを冷やし、ビタミンを摂取でき、夏バテを予防できます。

冬は サツマイモやごぼう。

→発酵しやすく、糖分を多く含む繊維質で、腹持ちも良く、カラダを温めます。

そして、春の「旬の食材」の1つにキャベツがあります。

焼き鳥屋さんの”春キャベツ”も最高ですね!

キャベツに、多く含まれる

酵素、繊維質は、腸内の菌態活性を向上させ、栄養摂取を活性化します。

ビタミンも 代謝を向上させ、新しい細胞をつくります。

スポーツターフにとっても

春の「旬の食材(=栄養素)」である

「酵素」や「繊維質」、「ビタミン」等を供給する事で

春の芽出しが一層、向上すると思われます!

グリーン面にとって

「旬の食材」的なオススメの資材があります!

分解酵素を多く含む「デ・サッチャー」と

繊維質・アミノ酸・ビタミンを含む「エッセンシャル・プラス」、

そして、

根数、芽数を飛躍的にアップさせる「ミスト9号(8-32-5)」です。

1)新根茎成長の三相バランスをつくる

「デ・サッチャー(15-0-0)」

 主成分は

分解酵素が3種類(プロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ)

分解系バチルスが3種類。

 バチルス・ズブチリス(5~55℃で活動)、バチスルメガテリウム(3~45℃で活動)、

  バチルス・リヘニフォルミス(15~55℃で活動)

 超緩効性窒素 15.0%(85%緩効果性メチレンで徒長のリスクはほとんどなしです。)

 Lアミノ酸 9.5%

 単糖・多糖類(トレハロース等)、ケルプ抽出物、炭水化物 等です。

「デ・サッチャー」は

 グリーンの透水性も大幅に改善します。

 しつこいドライ状態やリングの原因となる撥水層も改善できます。

 春、秋の更新作業と並行して施肥するとたいへん効果的な資材です。

2)良性菌バランスを整え、芽数をアップする

「エッセンシャル・プラス」



主成分は
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物(オーキシン、サイトカイニン)
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類
ビタミンB2 ビタミンB6
です。

主な効能は

良性菌の活性を向上し、菌態バランスを持続(セルロース、リグニン等の良性菌のえさ)

発芽・発根を促進し、芽数をアップ(アミノ酸、ジベレリン酸)

新根の成長を促進(ケルプ、オーキシン様物質)

塩基を下げ肥料のくいつき向上(フミン酸の分解力)

気相を持続する(フミン酸)

などの効能で好評価を得ています。

 グロースのフミン酸は 

 地球上の最も古い地層の一つである

北米のレオナルダイト層を原材料としています。

←北米のレオナルダイト層

 品質の高いフミン酸は

 透水性を確保しながら、表層土壌に行きわたり

 陽イオン交換容量(CEC)を高め

 水分や栄養分が土壌に保持される能力(保肥力)を向上させます。

 また

 高品質のフミン酸には 固結した土壌に空相を確保し、

 三相バランス持続する効果もあります。(下図)

3)芽数アップのためミスト

「ミスト9号(8-32-5)」

 も この時期とってもオススメです!

 50%緩効性メチレン尿素と共に

 気候不順でもゆっくり無駄なくリン酸を吸肥します。

 発根・発芽を起爆させるミストとして定評があります!

以上です。

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今年はコーライで差をつける!

2017-03-04 11:00:44 | 芝草「コーライ芝・フェアウエイ」関連

3月1日は24節気の「雨水」

72候では「草木萌動(そうもくめばえいずる)」

<草木が芽吹きはじめる頃>とあります。

先日の「春一番」から、

この先の「桜開花」まで

ひと雨ごとに地温、気温は上昇し、

コーライ芝(フェアウエイ)の立ち上がる季節となりました。

グリーン面に比べて

コーライ芝のフェアウエイは面積が広いので、

視覚的にアピールする力があります。

春先にばっちり芽吹いたフェアウエイは、

プレイヤーや施主に感動を与えます。

高級ホテル等では、

繊維をキメ細かく織り込んだ

緞通(だんつう)、ペルシャ絨毯のようなカーペットが敷いてあります。

見た目が美しいだけでなく、

触れば、肌触りが良い。

その割に

歩けば、しっかりしていて、膝や腰への負担が少ないといいます。

フェアウエイの理想形かもしれません。

良いフェアウエイ(コーライ芝)の条件について

考えてみたいと思います。

・発色が良い(青々としている)

・葉にツヤと潤いがある(活性が高い)

・透水性が良く、病害(ラージ等)が少ない

・無駄なサッチ層がなく、マット感が少ない。

・ランナーが太く、節間(せっかん)が短く、しっかりしている。

・目砂が適切に施してあり、葉が立っている

等などが

考えられます。

時々、ベテランのキーパーさんから

「コーライ芝は

肥料をくれるだけ、くれてやり、

刈れるだけ、刈り倒してやれば、良くなる

「コーライ芝には午前中の日照が大切。

春先はサッチをとりのぞき、

ランナーに日照を当てる事が

良い春の芽出しにつながる。」

と聞いた事があります。

たいへん参考になります。

是非、

今年のコーライの春の芽出しを成功させ、

ライバルに差をつけてみて下さい!

春先のコーライ芝(フェアウエイに)オススメの資材です。

1)立ち上げには「バイオ 8-0-9」です。

  

この資材の働きは

バチルスが分解した古茎根やサッチを

酵母が糖質に変換し、ランナー成長エネルギーとして使います。

余った糖質はしっかりランナーに貯蔵します。

糖質を含有した植物細胞は

乾燥しにくく、凍りにくいので

3月下旬~4月上旬に心配な 

遅霜対策としても たいへん有効な資材です!

もちろん バジカル等の更新作業と併行すれば さらに効果的です。

2)活性向上には「エクストラアイアン(6-0-0)」です。

下葉を代謝させ、活性を向上する鉄系資材です。

3)発色と芽出し向上には

「ミスト11号(22-0-0)」です。

ランナー成長を促し、

発色を持続する”硫安+メチレン尿素”の液肥です。

4)3月の気候不順・日照不足と遅霜対策には

「ターフバイタル・プロ」です。

主成分「グルタミン酸」が光合成に代わり、

タンパク質合成し、活性を回復・持続。

「グルタミン酸」を吸収したランナーは、乾燥害や霜害に強い体質へと変化します。

よろしくお願いします!

(^^)