全国で桜開花の便りを耳にします。
でも、 「花冷え」という言葉があるように
一日中、気温が上がらない日もあり、
日照不足傾向な時期です。
◇
ゴルフコースの多い
千葉県房総半島の菜の花も
きれいに咲いています。
でも、 「菜種梅雨」という言葉があります。
雨や曇りの多い、日照不足な時期です。
◇
3月の後半は、風の強い日も多く、
グリーンの表層も乾燥しがちだったので
更新作業後の乾燥を心配されたキーパーさんも多いと思います。
そして
3月下旬以降の低温・日照不足。
5月以降の乾燥に備え
4月はしっかり新根・新芽を成長させたい時期だけに
4月上旬の不安定な気候は気になるところです。
◆
いつまで低温・日照不足に注意すればよいのでしょうか?
72候でみると
3月26日「桜始開(さくらはじめてひらく)」
<桜の花が咲く始める頃>
3月31日「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」
<遠くで雷の音のし始める頃>
大気の状態が不安定になりだす頃です。
この頃から、寒暖差、日照不安定に注意です。
4月15日「虹始見(にじはじめてあらわる)」
<虹がではじめる頃>
この頃からは大気中に水分を含み、
乾燥は弱くなります。
4月25日「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」
<霜の心配もなくなり、稲の苗の成長する頃。>
この時期以降は、イネ科の植物にとって
低温の心配も少なくなります。
こうしてみると、
「桜」や「菜の花」以降は
春の到来を告げるものの
ベントグラスの生長にとっての「春」は
4月20日頃以降になるような気がします。
◆
不安定な春先にオススメの資材があります!
強い風と表層乾燥の抑制には「ハイドロ・マックス」です。
←ユッカシジゲラ
100%天然成分由来の浸透資材で
サボテン科の植物”ユッカ・シジゲラ”の湿潤成分が乾燥を抑制し、
”フミン酸”が新根生長のための空相を持続します。
・
肌寒い気候・低温には「リストア・プラス」です!
こうぼ+アミノ酸+フミン酸+鉄 が主成分で
地温7℃以下でも
土壌内の良性菌の活性を向上・安定化させ、
早春の新根茎成長を促進します。
・
曇天が続く日照不安定には「ターフバイタル・プロ」です。
主成分”グルタミン酸”が
光合成による炭酸同化作用になりかわり
タンパク質合成し、
雨天や曇天下でもターフの活性を向上し、持続します。
・
急激な気温上昇による徒長を抑制するには
「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です。
カルシウム4%、マグネシウム2%が主成分です。
まず、硝酸態窒素により、カルシウムを葉身から吸収し、
地面からは、マグネシウムがポンプのように
カルシウムを吸収するので
カルシウムの吸い残しがない設計です。
地上部の徒長を抑制する事で、地下部(新根)の成長を促進します。
・
以上です!
宜しくお願いします!
(^。^)