「拝啓、グリーンキーパー様 !」

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オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

「24節季」・「スギ花粉」から新根への肥培を考える

2019-01-27 08:22:28 | 芝草「冬」にオススメの資材

 

24節季から推測する

ベントグリーンの春の新根の動き は、

◇「大寒(1/20)」~「立春(2/4)」頃には、

白根(ひげ根)の発根が始まり、

◇「雨水(2/19)」頃には、

よこ根の発根が始まり、

◇「啓蟄(3/6)」頃には、

たて根の伸長が、始まり、根数全体が増え、

◇「春分(3/21)」頃には、

根数の増加にともない、芽数が増えて来る

 といえると思います。

 

また、スギ花粉の飛散状況

グリーン面の根の動きの目安になる気がしています。

コース脇のスギに花粉がタワワになる頃から

「よこ根」の動きが出てくるような気がします。

TVで花粉CMが増える頃には

「たて根」も動き出すような気がします。

気象庁予測やニュース報道によれば

 ✩ 2/中旬(*関東地方では、2/11~14頃 )

花粉飛散開始 → よこ根の発根が始まる頃

✩ 3/上旬~中旬頃 

スギ花粉飛散のピーク → たて根の伸長が始まる頃

✩ 3/中旬~下旬頃

花粉飛散開始の約30日後 → 根数が増え芽数が増えてくる頃

と思います。

春の根の動きにピッタリのオススメ資材があります!

根の成長段階に合わせて

「核酸」→「リン酸」→「NPK」

の順でいかがでしょうか?

1)まず、”核酸”

「大寒(1/20)」~「雨水(2/18)」頃は

「ターフバイタル・プロ」がオススメです。

主成分は「核酸」と「グルタミン酸」です。

(よこ根の赤ちゃんともいえる)白根の成長を充実させるのには

「核酸」が効果的です。

←「ターフバイタル」の核酸効果

また

この時期、西高東低の気圧配置で、乾きやすい表層でも

「グルタミン酸」を吸収する事で

根茎が乾燥凍結しにくくなるので、

乾燥害、擦り切れ、凍害、霜害を抑制できます。

2)次に”リン酸”

「雨水(2/18)」前後、

成長を開始する「よこ根」に

 「ミスト12号(3-18-18)」がオススメです。

分子の鎖の長い 緩効性リン酸12%+亜リン酸6% なので、

気候の不安定なこの時期、

晴天でも、雨天でも約2週間に渡り、表層土壌に留まり、

 無駄なくリン酸を吸収するスペックです。

この時期は「リストア・プラス」

と混合施肥すると寒い地温でも、くいつきます!

3)そして、”NPK”

「啓蟄(3/6)」頃

「よこ根」はさらに充実し、「たて根」の成長も始まり、

その「根数の充実」が

3~4月の「芽数」につながるこの時期は

「ミスト9号(8-32-5)」がオススメです。

「ミスト9号(8-32-5)」は

メチレン尿素+水溶性リン酸のNPKミストで

1~2cc/m2で 2~3週間の肥効があります。

春と秋の根数充実(よこ根→たて根)、

芽数アップ、発芽・発根、

更新作業後の穴の早いふさがり

にたいへん好評価な資材です。

この時期は「エッセンシャル・プラス」

と混合施肥するとさらに「根数・芽数」が充実します!

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 


インフルA型大流行!続く「低温乾燥」を乗り切る。

2019-01-11 16:38:14 | 芝草「冬」にオススメの資材

雨が降りません!風も強く、

大気は乾燥し、気温も低いです!

関東地方は年が明けてからほとんどの日が冬晴れで、

空気の乾いた状態が続いています。

東京では去年の12月24日(月)以降、

全く雨や雪が観測されておらず、

本日1月11日(金)まで19日連続で降水がありません。

統計開始の1968年以降で、

最も長い期間連続で雨や雪が降らなかったのは、1998年の21日間。

今季は本日11日(金)までで19日連続ですが、

東京は12日(土)頃まで晴れが続く予想で、過去最長記録の可能性が出てきています。

雨が降らなければ空気の乾燥した状態が続き、
 
インフルエンザ流行がさらに拡大する心配があります。
 
 

上の全国のインフルエンザ流行地図の

黄色やピンク色の地域のゴルフコースは

グリーン面の 乾燥(冬のドライ)、霜害、擦切れに要注意です!

冬にオススメの資材は

凍結に強い”酵母”の「リストア・プラス」

乾燥に強い”天然”の「ハイドロ・マックス」

日照不足に強い”グルタミン酸”の「ターフバイタル・プロ」です。

1)低温による活性の鈍化・凍害の抑制には

「リストア・プラス」です!

 「リストア・プラス」の

主成分「酵母+フミン酸」が

 寒冷時期の土壌の固結を抑制します。

「リストア・プラス(3-0-2)」は

  ”こうぼ+鉄” の力で低温下でもくいつき、

 緩やかに 寒冷時期の菌体活性を向上 させます。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

2) 乾燥・固結の抑制には「ハイドロ・マックス」です!

「ハイドロ・マックス」は

 北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

 100%天然の浸透湿潤資材です。

←ユッカシジゲラ

主成分は

ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

です。

「ユッカシジゲラ由来の天然湿潤成分」が

 ターフに必要な潤いを持続し、

さらに

気相を持続する フミン酸2%含有で、

三相バランスを確保、持続する資材です。

 3)日照時間が短い時期の光合成不足、

 タンパク質合成を補う資材が「ターフバイタル・プロ」です。

 

 植物は通常、光合成で 炭酸同化作用し、タンパク質合成を行い、

 細胞を成長、活性を持続しています。

 「グルタミン酸」は

 日照時間が短くなり、光合成が鈍っていく時期に

 ターフが直接摂取する事で

 タンパク質合成を代行し、活性の低下を緩やかにします。

←「グルタミン酸」が炭酸同化作用を代行する

 

 以上です。

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 

 


引っ張り過ぎない「ハイドロ・マックス」

2019-01-06 19:09:09 | 芝草「冬」にオススメの資材

←元日は、やや雲がありましたが、かろうじて初日の出を拝めました。

謹賀新年。

本年も宜しくお願いします!

只今、季節は 24節季の「小寒」。

西高東低の冬型の気圧配置が続き、

太平洋側では毎朝、マイナスの寒さです!

大気は寒く、乾燥し、

グリーン面は凍りやすく、

ターフは乾燥しやすい状況が続いています。

しかしながら、

72候では

1月1日「雪下出麦(せつかむぎをいだす)」

1月20日「款冬華(かんとうはなさく)」

とあり、

植物の地下部の動きは、続いている事がわかります。

24節気 1月20日の「大寒」頃からは

ターフの白根(新根/ひげ根)が発根し始めます。

「小寒」~「大寒」前後の

この時期に

表層の三相バランスを持続し、

根茎周囲を乾燥させないように

なるべく凍らせないようにする事が

春の発根~芽出しを充実させる

と思われます。

乾燥したグリーン面に散水したり、

浸透剤を散布する事もある時期です。

ただ、ケミカル浸透剤の中には

界面活性剤が強すぎて、

ターフの表面をパサパサにしてしまう事があるのを

時折耳にします。

以前、

中学生の息子が部活をやっている頃、

冬の時期のフケ、頭皮のカユミで悩んでいて、

カユミを取る効能をうたった

界面活性剤の強い薬用シャンプーを勧めました。

しかし、

洗髪をすればする程、頭皮が乾燥し、

カユミも増し、

さらにフケが出るようになってしまいました。

そこで

植物由来の湿潤系シャンプーを試したところ

頭皮の汚れや皮脂はきれいになり、

かゆみも止まり

ほとんどフケが出なくなりました。

ヒトの頭皮とターフは同じではありませんが、

ケミカル浸透剤の浸透能力を高める上で

含有している界面活性剤とターフの相性は

よく見極めた上で使用したいところです。

冬の乾燥の抑制潤いの持続には

「ハイドロ・マックス」がオススメです!

主成分「ユッカシジゲラ由来の天然湿潤成分+フミン酸」が

 ターフに必要な潤いを持続し、

表層の三相バランスを維持します。

←ユッカシジゲラ

 天然浸透資材「ハイドロ・マックス」の

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上→浸透湿潤効果

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%→気相持続効果

  です。

 北米大陸に自生する

「ユッカシジゲラ」は

ステロイド・サポニン と ポリフェノール を豊富に含みます。

それゆえ、北米大陸の原住民インデイアンが 

シャンプー(汚れ落とし、かゆみ止め)、

すり傷治療、皮膚炎治療等の 薬用として活用していたといわれます。

 サポニン→浸透効果、界面活性効果

 ステロイド→雑菌の繁殖を止める効果、細胞治癒効果

 ポリフェノール→腐敗抑制効果

をインデイアンは自然と知っていたのかもしれません。

宜しくお願いします!

(^。^)