「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
㈱ブランからは農業、園芸向けに。
オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

冬場の菌態活性を考える

2016-11-27 14:09:35 | 芝草「冬」にオススメの資材

冬の寒い朝などは

起きがけ、朝ごはんを食べる気にはならない事が多いです。

体温が低下し、

胃の中の菌態活性が低下しているからではないでしょうか。

でも

温かい味噌汁なら飲めるし、

さらに、その後、

お米を食べる気になる事があります。

味噌汁の「こうぼ」が

胃の中の菌態活性を向上させるから、と思います。

暑い夏場、

昼ごはん時に

食欲がわかない事があります。

暑すぎて、胃の中の菌態活性がバテているからではないでしょうか?

でも

冷たい冷やし中華なら食が進む事があります。

冷やし中華の「冷たさ」と「クエン酸」が

胃の中の菌態活性を回復させるから、と思います。

人間の場合は

菌態活性が向上・安定すれば、

食欲が増進し、栄養が摂取でき、

寒い冬でも、風邪がひきにくくなったり、

暑い夏でも、夏バテしにくくなったり、と

健康な生活を持続できる事は

私たちの経験からもわかります。

人間の胃の中

スポーツターフの床土壌は似ている様な気がします。

人間の住環境(冷暖房、日当たり、換気)は

床土壌の「三相バランス」と似ています。

春や秋の成長期は

更新作業(エアレーション、ムク)等を行う事で、

「三相バランス」が整えば

菌態活性は向上し、吸肥が良くなり、根が成長し、芽数は充実します。

夏や冬など、季節の厳しい時は

季節・体質にあった「良性菌のえさ」を与える事で

菌態活性を向上・持続させ、

夏は「病害の侵入」「おちこみ」を抑制し、

冬は「貯蔵糖分」を増進し、「春の芽出し」を向上させると思います。

季節にあった、あるいは、体質にあった

「良性菌のえさ」を見つける事は

人間にとっても、スポーツターフの肥培においても、

大いに役立つと思うのです。

寒冷期におすすめの「良性菌のえさ」の一つが「こうぼ」です。

 「リストア・プラス(3-0-2)」は

寒冷期に定評のある「こうぼ」を含む資材です。

 寒冷期でも緩やかに活性向上し、土壌の固結・凍結を緩和します。

 残留を分解し、糖質に変換し、貯蔵糖分として蓄えるので

 ターフの乾燥・凍結を抑制します。

 来春の芽出しも向上します。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

 

 よろしくお願いします!

 (^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


紅葉と落葉。酵母の力。

2016-11-20 11:32:19 | 芝草「冬」にオススメの資材

24節気72候でみると

11月27日「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」

<北風が木の葉を払いのける>

とあります。

今の時期、太平洋側平野部でも

紅葉と落葉のピークを迎え、落ち葉清掃が大変です!

樹木は冬越しの前に「紅葉」します。

「紅葉」は冬越しと春の芽出しのためのエネルギー(貯蔵糖分)を

急速に蓄えはじめたサインです。

<「ペンクロス」ではアントシアンが「紅葉」にあたるそうです。>

養分貯蔵を終えると、落葉し、「冬越し準備」完了となります。

この養分貯蔵を つかさどる良性菌が

こうぼ菌・こうじ菌です。

こうぼ菌やこうじ菌が土壌内の養分を糖分に変換し

樹木に与えているのです。

地温が7℃を下回るとほとんどの良性菌が活動を停止します。

雑菌も活動を停止します。

しかし、地温が7℃~0℃でも

こうぼ菌、こうじ菌、乳酸菌等

は活動を続けます。

このしくみを利用している産業が

「日本酒」や「味噌づくり」で、

「うまい日本酒」が冬仕込まれるのは、

こうじ菌以外の雑菌が関与しない時期だからです。

「こうぼ菌」「こうじ菌」の主な役割は

1)「酵素の宝庫」といわれるほどで、

自ら出す消化酵素により、土壌内の有機残渣を分解して、

糖質に変換、貯蔵糖分として植物に供給する働きがあります。

さらに

2)「効かないリン酸を分解する」働き

がある事が最近研究され、わかってきました。

土壌内では、施肥して吸収されていないリン酸が

施肥や土壌内から溶け出した カルシウム、鉄、アルミニウム

等と吸着し、不可吸の状態で残っている事が多いです。

土壌診断でも、よく見受けられます。

「こうぼ菌」「こうじ菌」はこのような不可吸なリン酸を、

吸着しているカルシウムや鉄から開放し、

寒冷期でも

根茎の成長を充実させます。

晩秋~冬越し時期に、好評価な「こうぼ菌」の資材が

 「リストア・プラス(3-0-2)」です。

寒冷期でも緩やかに活性向上し、土壌の固結・凍結を緩和します。

残留を分解し、糖質に変換し、貯蔵糖分として蓄えるので

ターフの乾燥・凍結を抑制します。

来春の芽出しも向上します。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

 ◆

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 


インフルエンザと表層乾燥

2016-11-20 10:14:38 | 芝草「冬」にオススメの資材

今年は、インフルエンザが例年よりも

早く流行しはじめた模様です。

インフルエンザの流行には「空気の乾燥」が大きく関わっています。

インフルエンザの原因はウイルスの感染によるものです。

これらのウイルスは水分を含んでいます。

この水分が、乾燥した空気にさらされ蒸発すると、ウイルスは軽くなり、私たちの身の回りを浮遊しはじめ、

感染しやすくなります。

さらに、冬の寒さで体温が下がると、体の抵抗力が弱り、

空気中に浮遊しているウイルスが口や鼻から体内に侵入しやすくなり、

インフルエンザにかかりやすくなると考えられています。

みなさんもインフルエンザには気をつけて下さい!

今年のインフルエンザは去年より1ヶ月、

例年より2週間位早いといわれています。

インフルエンザの時期=「乾燥しやすい時期」。

太平洋側のコースでは、西高東低の冬型気圧配置が続く、

現在~2月中旬ごろ迄は、

グリーン面の表層乾燥・固結に気をつけたいところです。

グリーン面の表層乾燥・固結抑制に効果的な資材が

100%天然由来の浸透資材

 「ハイドロ・マックス」です。

 主成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90% 

 → ステロイドサポニンの浸透剤効果

 → 天然湿潤成分でターフが必要な最低限の水分(液相)を持続

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2% 

 → 気相持続・固結抑制効果

 です。 

←「フミン酸」で気相持続!

 

よろしくお願いします!

 ( ´▽`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


熊が穴にこもる頃までは。。。

2016-11-14 20:24:43 | 芝草「冬」にオススメの資材

24節気72候でみると

12月12日「熊蟄穴(くまあなにこもる)」

<熊が冬眠のために穴に隠れる>

とあります。

最近は、朝夕かなり寒くなってきましたが、

「熊が穴にこもる」12月の中旬頃までは、

平野部のコースにおいては 

ターフはしっかり動くので、

晩秋のターフクオリテイをつくりながら、

熊同様に「冬越し」のために

しっかり貯蔵糖分を蓄えたい時期です。

しかし、本年は特に 気象の推移が予測しにくく

・思ったより、早く寒くなった、、、とか

・思ったより、西高東低の気圧配置のわりには、

晴天が少なく、日照が足りない、、、とか

・思ったより風が強く吹いて表層が乾燥する、、、とか

かつての経験値から外れ、

予期せぬ気象展開が続く事があるかとも思います。

予期せぬ展開が続きそうな時におすすめの資材をご案内します。

1)思ったよりも寒い場合は

「リストア・プラス(3-0-2)」です。

寒冷期でも緩やかに活性向上し、土壌の固結・凍結を緩和します。

残留を分解し、糖質に変換し、貯蔵糖分として蓄えるので

ターフの乾燥・凍結を抑制します。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

2)思ったより地温が上がらない場合は

「土壌再生炭」がおすすめです。

タンク車で散布できる活性炭です。

日照を吸収するので、地温を程よく上昇させ、凍結も抑制します。

ミクロの多孔質なので

←ミクロの多孔質

寒冷期の菌態活性を緩やかに向上させ、肥効を長くする効果もあります。

浸透性が良く、散布後マダラになりにくいです。

 3)思ったよりも晴れずに、

日照不足を感じる場合は「ターフバイタル・プロ」です。

主成分の「グルタミン酸」は光合成の代わりに

タンパク質合成し、活性を向上持続し、

肥料のくいつきを良くするので、

日照不足を感じる場合や

日照時間が短い季節のターフをしっかりさせるには最高です。

4)思ったより表層が乾く場合は「ハイドロ・マックス」です。

100%天然の浸透資材で、理想的な三相バランスを持続します。

含有するフミン酸表層土壌の気相を保持し、

ユッカシジゲラの天然湿潤成分

ターフに必要な最低限の水分を持続します。

冬のドライを抑制する資材としてたいへん定評があります。

←フミン酸が土壌の固結を緩和

以上です。

是非、試してみて下さい!

( ´▽`)

 


乾燥害・凍害への備え

2016-11-05 16:49:03 | 芝草「秋」にオススメの資材

10月12~13日頃から、

それまでの秋雨前線の活動も終わり、

気圧配置が秋冬型の西高東低となり、

太平洋側のゴルフコースでは

やっとターフに必要な日照が確保できる事となりました。

しかし、

この西高東低の冬型の気圧配置は

気温・地温の下降と共に、

ターフに、乾燥害、凍害、固結、凍結、擦り切れ等の

ダメージをもたらします。

24節気72候でみると

・11月12日「地始凍(ちはじめてこおる)」<大地が凍り始める>

この頃から土壌内の湿度が低下し、

表層は固結、乾燥しやすくなります。

・11月22日「虹蔵不見(にじかくいれてみえず)」<虹を見かけなくなる>

この頃から大気中の湿度も低下し、

ターフ自体も乾き易くなり、

ドライスポットには注意が必要です。

・12月7日「閉塞成冬(へいそくしてふゆとなる)」<天地の気が塞がって冬となる>

この頃から気温・地温共に

一段と低くなるので

表層土壌の固結、凍結

ターフの乾燥、霜害、擦り切れに留意したいところです。

これからの乾燥・凍害、固結・凍結抑制におすすめの資材をご案内します。

1)「リストア・プラス(3-0-2)」

寒冷期でも菌態活性を緩やかに活性向上し、

土壌の固結・凍結を緩和します。

残留を分解し、糖質に変換し、

貯蔵糖分として蓄えるので

ターフが乾燥・凍結しにくくなる資材です。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

 2)「ターフバイタル・プロ」

主成分の「グルタミン酸」を吸収したターフは乾燥・凍結しにくいので

グリーンのみならず、

休眠前のコーライ芝(テイーグラウンド)にも

おすすめです。

また「グルタミン酸」は光合成の代わりに

タンパク質合成するので

日照時間が短い季節のターフをしっかりさせるには最高です。

3)「土壌再生炭」

タンク車で散布できる活性炭です。

日照を吸収するので

地温を程よく上昇させ、凍結を抑制します。

ミクロの多孔質なので

←ミクロの多孔質

寒冷期の菌態活性を緩やかに向上させ、肥効を長くする効果もあります。

浸透性が良く、散布後マダラになりにくいので

融雪資材としても好評価な資材です。

4)「ハイドロ・マックス」

100%天然の浸透資材で、理想的な三相バランスを持続します。

含有するフミン酸表層土壌の気相を保持し、

ユッカシジゲラの湿潤成分

ターフに必要な

最低限の液相を持続する能力に優れます。

秋冬のドライを抑制する資材としてたいへん定評があります。

←フミン酸が土壌の固結を緩和

以上です。

よろしくお願いします!

(*´∀`*)