「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
㈱ブランからは農業、園芸向けに。
オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

草種別の弱点。その対策を考える。

2018-06-30 14:34:20 | 芝草「草種」関連

日本には四季があります。

年間を通して、気温と湿度が変化する。

一方、

ゴルフコースで使用している草種の母国である

米国では四季の変化が少ない。

 ・

米国では地域別に コースで使用している草種が違う。

しかし、

日本では

 ベント芝とコーライ芝が同じコースに存在する。

めまぐるしく変わる日本の四季の中、

お客様のターフの活性の推移を見ていて、

また同時に、

その草種の生まれ故郷(出自)を考えた時に

草種別の弱点を考えるようになりました。

私観ですが、傾向として、

 

「湿度に弱い」→

007やTyee、CY-2などの株立ち系の新草種(ニューベント)

*生まれ故郷の北米大陸西海岸側は

年間に2~3日しか雨が降らず、山火事も頻繁に起こる地域です。

 

「日照不足に弱い」→

ランナー系草種の

コーライ芝

バミューダ、テイフトン(チャンピオンドワーフ等の新種も含めて)

*バミューダ・テイフトンのグリーンで

有名なチャンピオンコースが存在するのは

さんさんと太陽が降り注ぐ、

オレンジ等の柑橘類の名産地であるフロリダやスペインですね。

 

「高温乾燥に弱い」→

ペンクロス、A-1、A-4、L93、ペンリンクス等の

クリーピングベント芝

*ペンクロの故郷ペンシルバニアの北緯(40度)は

岩手県や秋田県あたりなので

基本的に暑さには強くないと思われます。

 

みなさんはどう思われますか?

6月~9月は

高温乾燥する時期もあり、

高温多湿な時期もあり、

梅雨や台風などの日照が安定しない時期もあります。

それぞれの弱点にオススメの資材があります!

1)「湿度」には「コンパニオン」です。

 「コンパニオン」は 

 善玉菌バチルスGB03が

 根茎周囲に筒状のコロニーをつくり、

根茎周囲の有機残渣をゆっくりと分解しながら、

同時に、

 自ら生み出す抗生物質で

多湿環境で、侵入拡大しやすい

 ピシウムや炭疽、細菌病等の病害の菌核を疎外します。

 殺菌剤との相乗効果の高い資材なので

 混合散布がたいへん効果的です。

多湿な環境での

 菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です!

←バチルスGB03が病害を疎外します!

2)「日照不足」には「ターフバイタル・プロ」です。

 「ターフバイタル・プロ」は

グルタミン酸を主成分とするアミノ酸系資材で、

 グルタミン酸が 

日照不足な環境でも、

 光合成による炭酸同化作用にかわり

 活性を向上・持続します。

 ←光合成不足による炭酸同化作用の低下、

低温や高温による窒素同化の低下を、「グルタミン酸」が代行します。 

3)「高温・乾燥」には「エッセンシャル・プラス」です。

高温乾燥下で活性を持続する要素を

バランス良く含んだ資材です!

主成分は
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物(オーキシン様物質)
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6 

是非、お試し下さい!

(^。^)

 

 

 


梅雨明け10日にオススメの資材。

2018-06-30 14:04:48 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

「梅雨明け10日は肥料も食わない」といいます。

日中の急な温度上昇。

強い風による表層乾燥が

気になる本年の梅雨明けです。

例年より3週間も早い梅雨明け。

少し長めの「夏越し」のスタートとなりました。

「梅雨明け10日」の高温下のグリーン面に

必要な要素を考えたいと思います。

1)地表温度の上昇を抑制する「気相」

地温を下げる「扇風機」や

地下水による散水、ヤケた部分への「氷」の施用も効果的です。

浸透剤も気相を確保しますが、ケミカル浸透剤の多用は

水を引っ張りヤケの原因となる事があるので注意が必要です。

2)糖類

地温30℃以上の高温では、

窒素の吸収が鈍り、「窒素同化作用」ができなくなります。

その分消耗する「貯蔵糖分」を補充する事が大切になります。

「オリゴ糖」「ブドウ糖」「トレハロース」等の

単糖・二糖類の供給も効果的です。

3)アミノ酸

高温下での衰退を抑制する効果のある

「アミノ酸」「ビタミンB2,B6」も効果的です。

(女性がよく使うのUVカット日焼け止め化粧品等にも含まれている要素です)

4)オーキシン様物質

高温下での根上がりを抑制する

「オーキシン様物質」を含むケルプ

も効果的な要素と思われます。

この「梅雨明け10日」にオススメの資材です!

1) 活性に「エッセンシャル・プラス」

高温下で活性を持続する要素を

バランス良く含んだ資材です!

主成分は
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物(オーキシン様物質)
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6 

2)気相に「ハイドロ・マックス」

 根茎が必要な最低限度の潤いを持続しながらも

 気相を持続し、地表温度の上昇を抑制する

 「ハイドロ・マックス」もオススメです!

 「ハイドロ・マックス」は100%天然の浸透資材で、

 主成分は

ユッカシジゲラ抽出物90%→ステロイドサポニンの浸透剤効果

フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%→気相持続効果

←「フミン酸」で気相を持続!

3)衰退回復に「ブランZ(10-6-5)」

主な成分とその効能です。

 ・完全微生物分解の超緩効性メチレン尿素を70%

 →「ヤケ」「徒長」などのリスクが少ないN(窒素源)でダメージを回復

 ・リン酸6.8%のうち、よこ根のコンパクションをつくる亜リン酸を4.5%

 →根あがりを抑制し、秋の新根発根を促進

 ・カリウムを5%

 →暑さと湿度が厳しい中、ターフのこしをしっかりさせます。

 ・芽数を回復させるエッセンシャルプラスを20%

 →暑さに強いアミノ酸+ビタミン。

 高温下で消耗する貯蔵糖分を補給する糖類。

根あがりに強いケルプ(オーキシン様物質)などをバランス良く配合

 ・鉄、銅、亜鉛、マンガンなどの微量要素

 →藻苔や雑菌の繁殖を抑制できる微量要素です。

 ◆

 是非お試し下さい!

 宜しくお願いします!!

  (^。^)

 


凄い!パーマの底力。

2018-06-30 13:18:09 | (資材)保水力と保肥力の「パーママトリックス」

梅雨明けしました!

ベント芝にとって、タフなこの時期も

コーライ芝にとっては、

高温多湿な、梅雨~9月下旬は、まさに成長期です。

貼り芝をするにしても、

芽数を回復するにしても

コーライ芝にとっては良い季節です。

米国サンマーク社の改良資材「パーマ・マトリックス」は

コーライ芝との相性が、凄く良いのです!

 

←18KG/袋入りです。

 

「パーマ・マトリックス」には

グラス系植物・樹木系植物

X

地上部の成長・地下部(根)の成長

良いとされている

代表的な菌根菌が全て含まれている珍しい資材です。

主成分は

内生菌根菌(4種)

外生菌根菌(7種)

活性炭、

麻繊維(良性菌のすみかとして)

多孔質保水ポリマー(有機)

です。

お客様のゴルフコースは

リゾートホテルを併設していて

小さな子供達のための「ミニ・コース」を作る事になりました。

芝はホームセンターで購入した一般的なコーライ芝のソッドを使用。

フェアウエイに該当する部分の床土に

「パーマ・マトリックス」を混ぜたところ

明らかに、

パーマ施用部分の

かっ着が早く、芝の活性も上がりました!

写真では 少しわかりにくいのですが、

パーマ施用部分の

艶々した活性が素晴らしかったです!!

パーマは

貼り芝の床土に混ぜてもよし、

ターフの上から、ふりかけても良しです。

是非、お試し下さい!

(^。^)

 

 

 


狭い範囲でも!シートパイプで暗渠排水。

2018-06-30 11:48:55 | 工事・緑化事業(S&S GREEN PROJECT)

←小型「パワートレンチャー」

降り続く梅雨の雨。

グリーン周囲などは

プレーヤーの踏圧や刈込機械のターンにより

固くなり、

透水性が悪化し、

雨量が多い時は、田んぼ状態・ぬかるみがちで、

乾かぬうちに、

プレーヤーに踏まれて、芝が薄くなってしまいがちです。

グリーン周囲は

是非とも、排水性能を回復したい部分です!

特にグリーンバックや

エッジからバンカーの間などは

面積も狭く、傾斜もきつく、

暗渠工事をしようにも、重機が入りにくいのが現実です。

㈱グリーンニッポさんの

小型「パワートレンチャー」はスグレモノです。

狭い範囲でも

ちゃんと、シートパイプ工法による暗渠排水工事ができるんです。

今回、S&S GREEN PROJECT®は

狭い範囲での排水工事を

お手伝いしてきました!

まず、暗渠したい部分にシートパイプを置いてみます。

 

小型「パワートレンチャー」で深さ30cmの溝を切ります。

 

その溝にシートパイプを埋めこみます。

 

排水マスまでの接続を行い、

 

表面を軽石、ボラで埋めて完成です。

これで、グリーン周りのターフの排水も改善され、

生育も期待できますネ!

S&S GREEN PROJECT®

 

 


恐るべし!シートパイプ工法の排水能力。

2018-06-30 10:46:32 | 工事・緑化事業(S&S GREEN PROJECT)

去る、5月の下旬に

S&S(三枝組・サバンナブラン)は

(株)グリーンニッポさんの

グリーン面でのシートパイプによる暗渠排水工事

のお手伝いをさせていただきました。

今年の梅雨の雨量もそこそこでした!

 梅雨本番の6月11日に

現場へ経緯観察に行ったところ、

「シートパイプ工法」の排水能力にびっくり!!

手前が

未工事のサブグリーンで、

奥が

先日、シートパイプ暗渠排水工事を施工した

メイングリーンの面です。

工事当日を振り返ります。

まず、

グリーン面に1.5mピッチで並べたシートパイプを

通称 ”ダンガン” と呼ばれるオリジナルの機械で

地中30cmの深さに、

シートパイプを ひっぱりながら埋めていきます。

全てのシートパイプを一つにまとめて、継げながら排水マスへと誘導します。

工事後の溝幅も最小限で、約2週間後にはプレーが可能となりました。

やはり、たいへん画期的な工法ですね!

宜しくお願いします!

(^。^)

 


マキセルの護岸、完成しました!

2018-06-30 10:25:23 | 工事・緑化事業(S&S GREEN PROJECT)

今年の4月上旬に、

お客様のコースで、

前年の台風や豪雨などで、ダメージを受けていた

池の護岸の一部を

最新工法「マキセル多段積工法」で改修させていただきました。

崩れた法面や護岸の改修方法としては、

「ふとんカゴ」や「ブロックマット」等が

一般的なのですが、

ゴルフコースとしては日本で初めての

「マキセル多段積み工法」という工法で工事を

させていただきました。

三井化学が開発した最新の工法で

資材が軽量で、

組立てや現場合わせが容易で工期短縮が図れます。

従来のふとんかご等の設置が困難な箇所、

錆などによる耐久性に懸念がある箇所にメリットがあるようです。

重機の乗り入れが少ないので

ゴルフコースへのダメージが少ないのも特徴です!

マキセルを積みます。

トップにはコーライ芝を貼ります。

施工完了時の風景です。

マキセル周囲には

植生シートが巻いてあり、種子の発芽成長により、グラスカバーされます。

工事後、約3ヶ月後の現在の景観です。

 ◆

宜しくお願いします!

S&S GREEN PROJECT®


最終18番ホールのバンカーが美しいゴルフコース

2018-06-30 09:52:24 | 「ゴルフコース」「競技会・トーナメント」

ゴルフコースの「美しさ」において

グリーン面と同じくらい

バンカーは大切な要素であると自分は思います。

特に、最終18番ホールのバンカーは、

時として、ドラマを生み出し、

ギャラリーに感動と興奮を与えてくれます。

先週末、S&S GREEN PROJECT®は

そんな、

最終18番のバンカーが美しい

お客様のコースで開催された試合の

お手伝いをさせていただきました。

ありがとうございました!!

 

 

 

 

 


グリーンバックの排水工事 ( グリーンニッポ feat. S&S)

2018-06-17 23:03:47 | 工事・緑化事業(S&S GREEN PROJECT)

グリーンからグリーンバックにかけては

低くなっている傾向にあり、

ホールアウトするプレーヤーの踏圧や

グリーン刈りの機械の切り返し圧等で、土壌が固く、

透水性が悪くなっている場合が多く、

この梅雨時や 

近頃の夏のゲリラ豪雨、秋の台風シーズンなどは

水が溜まりやすく、

芝の生育にも影響があり、

芝付きが悪く、

芽数が少なくなっているケースが少なくありません。

今回は グリーンニッポさんの

グリーンバックの暗渠排水工事をお手伝いしました!

 

まず、水が溜まりやすい部分を考慮し、シートパイプを通す位置を決めます。

 

トレンチャーに付属する「ダンガン」にシートパイプを取り付けます。

 

地中30cmの深さで、シートパイプを引っ張ります。

 

グリーンから排水するパイプと

今回通したシートパイプが交差する位置に排水槽をつくります。

 

その部分に、透水性の良い ボラ材を敷き詰めた後、

芝を貼り戻して完了です!

このような

グリーンニッポさんのシートパイプ工法なら

短時間の工事で、グリーンバックの

透水・排水性が改善できるので、

ビックリです!!

 


梅雨の合間の「ヤケド」には。

2018-06-10 13:44:12 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

アジサイが美しい梅雨時のゴルフコース。

6月6日に、近畿、東海、関東が梅雨入りしました。

この梅雨時、

「夏越し」のために、

コアリングなどで

グリーン面の表層透水性を向上させる事は、有意義な事と思います。

しかし、

時として、梅雨半ばであっても

日中温度が急上昇する事があります。

←「ヤケ」「乾燥」には梅雨時でも注意したいです。

梅雨の合間を狙ってコアリングを行う。

急に気温が上昇し

回収してないコアの部分がヤケてしまう。

目砂をすり込んだブラシが効いて、ヤケてしまう。

転圧のスリップした部分が、ヤケてしまう。

さらに、風が吹き続け、

コアの周囲が乾燥したり、ヤケてしまう。

過去に何回か、そのような現場に遭遇しました。

今年は4~5月にも、

日中温度が急上昇し、乾燥が数日続く事が

例年よりも多かった年のような気がします。

充分、注意していただきたいと思っています。

このような、梅雨~夏場の「ヤケ」の回復に効果的な資材があります!

資材を通常どおり、散布していただいても もちろんOKですが、

ダメージ部分をホールカップで抜いて

その穴に希釈した資材を入れ、水が引いた後、埋め戻す。

このやり方を5~7日ごとに数回行うと大変効果的なようです。

←こんな方法のコースもあるようです!

1)「ヤケ」「乾燥」の回復には

「エッセンシャル・プラス」+「ハイドロ・マックス」です!

「エッセンシャル・プラス」は

 バランスの良いアミノ酸+フミン酸の資材です。

回復のための糖分を補う 単糖・二糖(トレハロース)、

 衰弱を抑制するアミノ酸、ビタミン、

 根あがりを抑制するケルプ 等をバランス良く配合した資材です。

「エッセンシャル・プラス」主成分
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6 です。

 2)「ヤケ」「乾燥」部分が撥水しているようなら

「デ・サッチャー」+「ハイドロ・マックス」がオススメ。

「デ・サッチャー(15-0-0)」は 

 古茎根を分解する良性菌3種類を含有し、

ドライ状態やリングの原因となる撥水層も改善できる資材です。

 「ハイドロ・マックス」が資材を表層全体へ運び、三相バランスを持続します。

 「ハイドロ・マックス」は

 北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

 100%天然の浸透資材です。

 さらに、気相を持続する フミン酸2%含有で、

 三相バランスを持続する資材です。

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

 です。

 3)「ヤケ」「乾燥」部分に、

病害(「リング」、「ピシウム」等)が侵入したら

「エッセンシャル」+「コンパニオン」が効果的です。

 「コンパニオン」は 

 善玉菌バチルスGB03が

 自ら生み出す抗生物質で

 リング、ピシウムや炭疽、細菌病等の病害の菌核を疎外します。

 殺菌剤との相乗効果の高い資材なので

 混合散布がたいへん効果的です。

 菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です!

←バチルスGB03が病害を疎外します!

症状に合わせて、処方いただければ、幸いです!

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 


ノシバ貼りました。

2018-06-10 12:58:44 | 工事・緑化事業(S&S GREEN PROJECT)

ゴルフコース進入路の景観は

とても大切ですね!

今回、S&Sは

コース進入路脇の芝付きの薄い部分に

ノシバを貼るお仕事をしました。

まず、貼り芝部分に、面が出るように整地します。

次に、

貼った芝が早くかっ着するように、

最近お客様に評価の高い3点セットを床に敷きます。

資材1)活性を向上させる内外性菌根菌「パーマ・マトリックス」

資材2)良性菌のすみかとなるアミノ酸入り活性炭の「土壌再生炭」(味の素)

資材3)早期かっ着と成長を持続させる超緩効性粒肥料「サバンナ・グリーン」

3点セットを散布した後の床土の状況です。

最後に、芝を貼り、薄目砂して完了です!

ありがとうございました!

(^。^)

 

 


シートパイプ暗渠工事 ( グリーンニッポ feat. S&S)

2018-06-10 11:52:03 | 工事・緑化事業(S&S GREEN PROJECT)

今回、S&S(三枝組・サバンナブラン)は

北九州に本社をもつ(株)グリーンニッポさん

グリーン面での

シートパイプによる暗渠排水工事のお手伝いをさせていただきました!

(株)グリーンニッポさんは

http://greennippo.com/introduction/

創業32年(昭和61年設立)の

SP(シートパイプ)工法の専門業者さんです。

日本で始めてSP工法を

ゴルフ場や

陸上競技場等のグラウンド向けに

開発された企業です。

シートパイプ工法は、

高い排水能力を実現するだけでなく、

工期も短く、

グリーン面やフェアウエイへのダメージを最小限に抑え、

復旧までの時間が早いので

施主さん達から好評価な工法だそうです!

シートパイプ5つの特長

 

作業が早い
シートパイプ工法は、フィールドを堀り起こし、埋め戻す必要がありません。
そのため、工期が従来に比べて飛躍的に短縮されます。
【施工期間例】
FW(1,500m2/2mピッチクロス)作業日数約3日 
GR(500m2/1mピッチクロス)作業日数約2日

価格が安い
従来の掘開工法では、掘開、埋め戻しの作業員や機械等費用が増大しましたが、

この工法はシートパイプを使用し、掘開しないため、大幅のコストダウンが実現しました。

休業がいらない
シートパイプ工法は布設の作業をしている場所以外は、邪魔にならないので、

フェアウェイではプレイしながら、お客様に迷惑をかけずに施工できます。

効果が高い
シートパイプ工法は排水能力が飛躍的にアップすると共に空気の還流設計をしているので、

エアレーション効果で強靭な芝生が育つことにより農薬の使用が減り、

又既存の衰えた暗渠があればリハビリ効果があります。

耐久性が高い
シートパイプ工法は、掘開しないため、土壌を動かしません。

弾丸で作った「生土管の中に」シートパイプを布設するのと同じで、目詰まりもしませんし、

地表25~30cmに引き込めば、通常の管理業者による変形や傷みはありません。

素材がPE.ですので腐りません。

グリーン面に1.5mピッチで並べたシートパイプを

通称 ”ダンガン” と呼ばれるオリジナルの機械で

地中30cmの深さに、トレンチャーでひっぱりながら埋めていきます。

同時に、排水性能を持続できるような、改良資材を溝に投入していきます。

全てのシートパイプを一つにまとめて、継げながら排水マスへと誘導します。

工事後の溝幅も最小限で、約2週間後にはプレーが可能となります。

たいへんユニークな工法です!

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 


雨多く、気温高い。蒸し暑い今年の6月には。

2018-06-02 12:29:18 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

雨の季節が近づき、

街中ではアジサイが綺麗に咲き誇っていますが、

梅雨の主役の「タチアオイ」も負けじと彩っています。

タチアオイとはアオイ科の一年草または多年草の植物で

ちょうど梅雨入りの頃に茎の下側から花が咲き始めます。

頭頂部まで開花が進むと、梅雨が明ける

と言われていて、梅雨を占う「ツユアオイ」とも称されます。

 

気象庁予報によれば

今年の6月は

気温高め、降雨量多めだそうです。

この週末、晴れてはいますが、蒸し暑い。

5月31日(木)に九州・四国地方が梅雨入りし、

来週には、近畿・東海・関東も梅雨入りすると思われます。

72候、6月11日頃は「腐草為蛍(ふそうほたるとなる)」

<腐った草の下から蛍が生まれる>

この頃から

いよいよ高温多湿時期も本格的になります。

グリーン面では、

徒長抑制、高温多湿系病害(ピシウム等)の抑制、

藻苔対策が課題の季節となりました。

オススメの資材があります!

それぞれのグリーン面が抱えるこの夏の課題に

合わせて選んでいただければ幸いです!

1)軟弱徒長には「カ行」の資材です!

「カ行」の資材は

梅雨期の軟弱徒長を抑制し、細胞を強くします。

 まず、「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です。

硝酸態窒素7%と共にカルシウムを吸収、

土壌に落ちたカルシウムは

マグネシウムがポンプのように引き上げる設計です。

カル4%:マグ2%で2:1の黄金比。

吸い残しのない吸収効率です。

 

そして、「ミスト6号(8-4-24)」です。

K (カリウム)が

ターフの「こし」をしっかりさせる事は

良く知られていますが、

植物がカリウムを吸収するのは大変です。

表層土壌に約2週間滞在し、

長い分子の鎖でゆっくり吸収されるメチレン尿素(6%)が

24%のカリウムを無駄なくターフ内へ引き込みます。

 

2)高温多湿系病害の侵入抑制

まず、「コンパニオン」です。

 「コンパニオン」は 

善玉菌バチルスGB03が

根茎周囲に筒状のコロニーをつくり、根茎を病害から守る資材です。

自ら生み出す抗生物質で

ピシウムや炭疽、細菌病等の病害の菌核を疎外します。

殺菌剤との相乗効果の高い資材なので

混合散布がたいへん効果的です。

菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です!

←バチルスGB03が病害を疎外します!

 

そして、「ミスト12号(3-18-18)」です。

 「ミスト12号(3-18-18)」は

 晴天時は、

 6%の亜リン酸を葉身から吸収し、

 雨や曇りの時期でも

 分子の鎖の長い 緩効性リン酸 12%が

 約2週間に渡り、表層土壌に留まり、

 無駄なく リン酸を吸収し、

「夏越し」のための健全な根を持続します。

さらに、

「ミスト12号(3-18-18)」のユニークな特徴は

 柳(ラテン語で、サリチル)抽出エキス含有しているところです!

柳の樹皮の抽出物に、

消炎効果(雑菌の繁殖を抑制する効果)がある事は

医薬学的には古くから知られているそうです。

 

3)藻苔抑制には

「スーパー・コンバット(5-0-0)」が人気です!

6%の硫酸鉄が藻苔を焼いてくれます。

クエン酸キレートのPH2.5なので、

表層土壌を

藻苔・雑菌の嫌がる弱酸性にし、繁殖を抑制できます。

病害抵抗に有効な微量要素の

銅、亜鉛、マンガン をバランス良く含有する鉄系資材です。

宜しくお願いします!

(^。^)