goo blog サービス終了のお知らせ 

「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
㈱ブランからは農業、園芸向けに。
オススメ資材とニュースをお届けします!

こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

【スポーツターフ】冬のドライは万病のもと!?【冬のオススメ資材】

2024-12-23 14:56:51 | 芝草「冬」にオススメの資材

 

街中では
メリークリスマス!
のこの時期ですが、

暦で
12月22日頃は、
24節季の「冬至」です。

このくらいの時期から
気圧配置は「西高東低」となり、
太平洋側のゴルフコースの
グリーン面は
乾燥しやすい状態になります。
いわゆる「冬のドライ」です。

翌年の2月の下旬、
24節季「雨水」の初候、
72候(2月19日頃)でいう
「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」
(雨が降って土が湿り気を含む)
の頃までは 
乾燥が傾向が続くので

グリーン面が
乾燥・固結しないように
心がけたいところです。


その理由は
「冬のドライ」放置しておくと

翌年
5月のゴールデンウイーク頃から
ドライスポットに発展し、
撥水部位となり
 
7月には、その部分の 
撥水状態が原因で、 
その部分に、
フェアリーリングが発生
しやすかったり、
 
7月下旬~8月には、
ドライ部位は、
栄養が摂取できにくいので
ピシウムや炭疽病が侵入しやすくなります。
 
そのような観点から
「冬のドライ」は軽視せず、
春を迎える前に、
改善したいところです!


 

過剰に散水すれば、凍ってしまう、、、
この時期に
グリーン面の「ドライ」を改善できる資材
「フミン酸」
「菌根菌」を含む資材です。
 
「フミン酸」
土壌の固結を緩和し、
三相バランスを
持続する効果があります。

 
冬の時期、
好評なフミン酸系資材
寒くても働く、
こうぼ菌+フミン酸の
「リストア・プラスⅡ」です。




土壌が固結せず、
気相が持続していれば
グリーン面は凍りにくくなります。
降雪しても
雪は解けやすいです!(↓)





また、「菌根菌」
根茎周囲に留まり、
根茎周囲の潤いを持続します。

その持続効果は
ケミカル浸透剤よりも長く、
10~14日間は潤いを持続します。

オススメの「菌根菌」資材
「トータルパック」です。

①17%と豊富な「フミン酸」が
固結を緩和し、
春の新根発根のための
土壌三相バランスを持続します。
 
②11種類の「菌根菌」が
根茎の潤いを持続します。
 
③4種類の「バチルス菌」が
砂の表面に吸着した、
撥水の原因となる
有機残渣を分解し、
「冬のドライ」を改善・抑制します!
 
是非、試してみて下さい!



(株式会社サバンナブラン スポーツターフ事業部)
 
 
 
 
 


【冬のオススメ資材】「冬のドライ」を抑制する!?【スポーツターフ】

2023-01-13 10:39:16 | 芝草「冬」にオススメの資材

関東平野は約3週間、降雨がなく

大気は乾燥しています!

太平洋側の各地で、

火災のニュースをよく耳にします。

まさに、

「火の用心!」ですね。。

ゴルフコースの 

グリーン面の乾燥にも要注意です!

 

冬場、グリーンが乾燥すると、

プレーヤーの踏圧で、表層が硬くなり、

ターフは擦り切れ、痛みやすくなります。

 

酸欠気味になるので、

表層温度も上昇しにくくなります。

 

1月下旬「大寒」頃から始まる、

春の新根(白根)の発根

を促す上でも、

表層は固結・乾燥させないように、

したいものです。

 

また「冬のドライ」

そのまま放置すると、

 

同じ部分が

5月のゴールデンウイーク頃から

ドライスポットに発展し、

 

7月には、その部分の 

撥水状態が原因で、 

その部分に、リングが発生しやすかったり、

 

7月下旬や8月には、

ドライの部位は、

根からの 栄養が摂取できにくいので

ピシウムや炭疽病が侵入しやすくなります。

 

そのような意味から

「冬のドライ」は軽視せず、

春を迎える前に、改善したいところです!

 

散水すれば、凍ってしまう、グリーン面の

「冬のドライ」を改善できる要素

「フミン酸」「菌根菌」です。

 

「フミン酸」は土壌の固結を緩和し、

三相バランスを持続する要素です。

 

「菌根菌」は根茎周囲に留まり、

根茎周囲の潤いを持続します。

オススメの資材が

「トータルパック(3-0-3)」です。

①17%と豊富な「フミン酸」

固結を緩和し、

春の新根発根のための

土壌三相バランスを持続します。

 

②11種類の「菌根菌」

根茎の潤いを持続します。

 

③4種類の「バチルス菌」

砂の表面に吸着した、

撥水の原因となる有機残渣を分解し、

「冬のドライ」を改善・抑制します!

 

「トータルパック」

大変、好評価の資材です。

是非、乾燥しているこの時期に

その性能を、検証してみてください!

宜しくお願いします!!

(担当/サバンナブラン スポーツターフ事業部)

 

 

 

 

 


【グリーン面】「寒九の雨」を利用する?!【オススメ資材】

2022-01-14 07:14:23 | 芝草「冬」にオススメの資材

「寒九(かんく)の雨」

1月5日が、寒の入り。

寒にはいって九日目に降る雨を

「寒九の雨(かんくの雨)」というそうです。

農家では

豊作の兆(きざし)として喜ぶそうです。

雨が

固結、乾燥した冬の土壌を緩め、

春の発根は、早く始まり、

その年の春の訪れは早く、

稲作などは豊作になるそうです。

今年の関東地方

1月5日の「寒の入り」以降

1月6日は雪。

1月11日は雨でした。

例年では、

固結・乾燥傾向にある

関東平野の大地も、

今年は、

雨や雪が

乾燥した土壌を潤しているようです、、、

 

雨が降った後には

土壌には「空相」が生まれ、

地温は、

上昇しやすくなります。

今年の春の訪れは

早いかも、しれません、、、

この時期の「グリーン面」に

オススメの資材があります!

グリーン面では
 1月18日「大寒」以降 
白根の発根が
旺盛になります。
春の新根(よこ根)の
赤ちゃんです。
 
2月18日「雨水」の頃からは、
よこ根の発根が旺盛になります。
 
オススメ 資材1 )
「ターフ・バイタルプロ」

「グルタミン酸」と

「核酸」を主成分とする資材です。

 

「グルタミン酸」

日照の不安定なこの時期に

光合成に代わり、

タンパク質合成し、活性を持続します。

また、

「グルタミン酸」

を吸収した植物細胞は

 乾燥・凍結しにくいので、

 遅霜抑制にも、効果的です。

また、

豊富に含まれる「核酸」

根の細胞分裂を刺激するので、

新根の成長するこの時期

(生殖成長が栄養成長よりも優先する時期)

に最適です!

オススメ資材 2)

「リストア・プラス」

1月14日に 汲んだ水を

「寒九の水」といいます。

寒の内の水は、

雑菌が抑えられ腐りにくく、

古来「寒九の水」は

薬になるとまでいわれていました。

 気温が低い、この時期は、
ほとんどの菌態の活動が停止します。
 
しかし、
気温0~5℃でも
活動を続ける
代表的な良性菌
「こうじ菌」や「こうぼ菌」です。
 
この時期に仕込んだ
日本酒や味噌が旨いといわれるのは、
雑菌に邪魔されず、
「こうじ菌」や「こうぼ菌」の独壇場になるからです。
 
 

「リストア・プラス(3-0-2)」

「こうぼ菌」を豊富に含む資材です。

 寒冷期でも緩やかに活性向上し、

固結・凍結を緩和します。

 残留を分解し、糖質に変換し、

貯蔵糖分として蓄えるので

 ターフの乾燥・凍結を抑制します。

 その結果、

「春の芽出し」も向上します。

 

11月~3月まで「リストア・プラス」を

毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった

翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

宜しくお願いします!

 (^。^)

 


今年は早め?の桜、タケノコ。早めの春に準備する!?

2021-01-24 08:31:07 | 芝草「冬」にオススメの資材

今年の桜開花は例年並みか早めと言われています。

西・東日本の2月から3月の気温は平年並からやや高くなる予想で、

桜のつぼみは順調に生長します。

特に3月後半は晴れる日が多くなり、日差しの暖かさが開花を後押ししそうです。

全国に先駆けて、3月18日に東京から開花がスタートし、

20日に横浜、福岡、高知が続く予想が出ています。

昨年の桜は暖冬の影響で開花が遅れましたが、

年末から度々訪れた寒気の影響で休眠打破が行われ、

やや早めの開花を迎える予想です。

桜の花芽は、

真冬に一定期間、厳しい寒さにさらされると、

低温によって花芽が休眠から目覚め(休眠打破)、

開花に向けて生長を始めると言われています。

1月の上旬の記録的な大雪をもたらした

強い寒気の影響で、

全国的に桜のつぼみの休眠打破は行われたとみられています。

また、本年の

太平洋側の放射冷却による厳しい寒気

桜の「休眠打破」が進んでいるとも言われています。

「朝晩の気温差が大きい冬を

超えた タケノコ は旨い!」

と千葉県大多喜町の方が言われていました。

大多喜町のタケノコは、

全国のタケノコの中でも秀逸に美味しく、

皇室献上もされている高品質なんです!!

毎年3月下旬ごろから、販売されているので

今年も楽しみにしています!

この冬の厳しい寒暖差ゆえに

「タケノコ」も「ターフ」も

たっぷり貯蔵糖分を蓄えて冬を超えてきているので

今春の芽出しは、

少し早めかもしれません。

24節気「大寒」(1月20日)以降、

ベントグリーンは白根が発根し始めます。

春の芽出しを充実させる上で

オススメの資材があります!

1)新根のための三相バランスを整える「リストア・プラス」です。

リストアプラスは、酵母+フミン酸の力で、

地温が低くても食いつき

表層土壌の固結を緩和し、気相を確保、持続します。

固結している表層より、

気相が確保された表層の方が地温が上昇しやすく、

芽出しが充実します。  

 ↑11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

2)根茎周囲の潤いを持続する「ハイドロ・マックス」です。

(ユッカシジゲラ)

100%天然由来成分の浸透剤です。

北米の砂漠地帯に自生する

「ユッカシジゲラ」由来の浸透湿潤成分

乾燥の厳しい時期でも

新根発根に必要な

根茎周囲の潤いを持続します。

3)ターフを乾燥害、霜害、凍害から守る「ターフバイタル・プロ」です。

「グルタミン酸」を吸収した植物細胞は

乾燥しにくく、凍りにくい事が

大学の研究などで分かってきています。

「ターフバイタル・プロ」は

吸収しやすい単分子遊離グルタミンを豊富に含み

ターフ自体を乾燥や霜害・凍害から守ります。

以上です。

是非、お試し戴ければ幸いです!

( ´▽`)

 


超冬型の乾燥をパーツ別に管理する?!

2021-01-15 18:47:23 | 芝草「冬」にオススメの資材

(1月10日 富山市の友人宅)

今週、

私のふるさと「富山県」は雪の中です。

積雪は100cmを超え、

35年ぶりの大雪だということです。

富山県のみならず

上信越・北陸地方は

この大雪の影響で、

スーパーマーケットなどに食料品が届かないなど

生活物流にも不便が出てきているようです。

くれぐれも

雪かきは

屋根からの雪の落下に お気をつけ下さい!

また、

除雪機械の周囲には

近づかないように、安全に充分気をつけて

この大雪を乗り切っていただきたいです。

一方で、太平洋側は、乾燥した気候が続いています。

去る14日などは

関東地方で最高気温が15℃を上回るなど

朝はとても寒く、

昼はカラカラに乾燥する気候が

2月まで続きそうです。

コース管理の皆さんは

グリーン面の乾燥には、たいへん気を配って

いらっしゃると思います。

グリーンの表層は

踏まれて固くなり易い時期です。

固いグリーンは地温が上がりにくくなります。

固いから⇒凍りやすい。

ターフは、乾燥する。

乾燥するから⇒凍り易く、擦り切れ易い。

「冬越し時期」の乾燥対策をパーツ別に考えたいと思います。

1)床表層の乾燥・固結対策

2)根茎部分の乾燥対策

3)葉身部分の乾燥・霜害対策

です。

1)表層の乾燥・固結対策

床土にバクテリアが活動している土壌は空相が多く

固結・乾燥しにくいです。

「こうぼ菌」は地温0~5℃でも活動できる良性菌です。

「フミン酸」は土壌の固結を緩和し、

土壌の三相バランスを持続する要素です。

表層の乾燥・固結を抑制するには

これらの要素を含んだ

「リストア・プラス」がオススメです!

 

2)根茎部分の乾燥対策

浸透剤は有効な冬のドライ対策です。

天然由来成分の浸透剤はケミカル浸透剤よりも

肥効が長いものが多いようです。

根茎部分の乾燥の抑制には

天然の「ユッカシジゲラ」由来で、

浸透機能だけでなく

湿潤成分も含有する「ハイドロ・マックス」がオススメです!

↑ 北米の砂漠に自生する「ユッカジジゲラ」

 

3)葉身部分の乾燥・霜害対策

糖質を含有した葉身は、

乾燥しにくく、凍りにくい。

この事実は良く知られています。

下仁田ネギの白い部分がその象徴ですね!

さらに、

最近の北海道大学の研究などで

知られるようになったのは

「グルタミン酸」を含有した植物細胞も

乾燥しにくく、凍りにくい事実です。

葉身の乾燥抑制・霜害対策には

「グルタミン酸」含有資材としては

史上最高レベルの含有率である

「ターフバイタル・プロ」がオススメです。

 

気になる方は

是非、試してみて下さい!

(^O^)

 


冬の「乾燥」と「擦り切れ」に強い資材

2020-11-15 08:40:10 | 芝草「冬」にオススメの資材

「GO-TO」の影響か?

気候が乾燥しはじめたせいか?

2週間前に、新型コロナ新規患者数は急激に増加をはじめ、

あっという間に全国での新規患者数は第2波のピークを超えました。

日本全国における新規の新型コロナ患者数の推移(Yahoo!JAPAN 新型コロナウイルス感染症まとめより)
日本全国における新規の新型コロナ患者数の推移(Yahoo!JAPAN 新型コロナウイルス感染症まとめより)

第3波の到来?かもしれませんが

あまり過敏になりすぎずに

今までどおり、マスクやアルコール洗浄、手洗い、うがい等を

こまめに励行し、

この「コロナ禍」や

この先の「インフルエンザ」を乗り切りたいものです。

今年の冬は「冬らしい冬」と多くの気象予報士さん達が

予想しています。

「西高東低」「冬の乾燥」「擦り切れ」「乾燥害」「霜害」

11月~12月上旬の気温は、太平洋側では高めですが、

既に「冬の乾燥」を感じます。

今週も湿度は低いですね。

グリーン面の乾燥には気をつけて

その先の「乾燥害」「凍害」「擦り切れ」に備えたい時期です。

「冬の乾燥」にオススメの資材です!

 

「表層土壌の乾燥抑制」

に効果的な資材が2つあります。

1)「ハイドロ・マックス」(液体資材)

100%天然の浸透剤です。

ユッカシジゲラ由来の湿潤力もあります。

フミン酸含有なので、表層の空相を持続し、

表層の固結・乾燥を抑制できる資材です。

2)「トータル・パック」(水溶粉末)

「菌根菌」の力で、根茎周囲の潤いを持続できます。

「ユッカシジゲラ抽出物」も含有しており、浸透剤効果もあります。

「フミン酸」が団粒構造を持続させ、固結を抑制します。

「こうぼ菌」が寒い時期でも資材を稼働させます。

 

「ターフの乾燥の抑制」

効果的な資材が2つあります。

3)「リストア・プラス」(液体資材)

「こうぼ菌」「フミン酸」が土壌内の有機残渣を分解し、

糖質の変換し、貯蔵します。糖質の含有したターフは凍りにくく、乾燥しにくいです。

4)「ターフバイタル・プロ」(液体資材)

糖分同様に、

植物細胞が「グルタミン酸」を吸収すると

凍りにくく、乾燥しにくいターフ体質になります。

未だの方は

是非、お試しいただければ幸いです!

(^O^)

 


春、間近?湿度をはらんだ1月末の雪。

2019-02-01 11:11:57 | 芝草「冬」にオススメの資材

1月26日~27日は近畿地方平野部にも雪が降っていました。

鈴鹿のパーキングエリアの雪を触って、驚きました。

1月の雪にしては、水分をかなり含んでいるのです!

三重と滋賀の県境にある鈴鹿山脈の雪は

福井県の駿河湾を抜けた中国大陸からの冷たい北風が

山脈にぶつかって雪を降らせます。

私の出身の富山平野も同様で

日本海を抜けた中国・ロシアからの北風が

立山連峰にぶつかって雪をもたらします。

私は小中高の12年間を富山で過ごしました。

例年、12月頃から降雪し、2月中旬までの雪は、

ある程度、乾いて軽いのですが

春間近、2月下旬~3月に降る雪は、

水分をたくさん含んでいて、重いのです。

今回、

近畿・東海地方に降ったこの雪は、

1月にこの地域で降る雪にしては、

水分を多めに含んだ

「春前に降るような」雪質のような気がしました。

1月31日の夜に関東地方にも

雪が降りましたが、

例年の南岸低気圧がもたらす雪にしては、

弱い降雪だったような気がします。

この先は、

例年よりも、少し早く、

ひと雨ごとに春に近ずいていくのかもしれません。

24節気で

春の暦に、2つの「雨」があります。

2月19日頃の「雨水」は、新根の成長の為の雨で、

4月20日頃の「穀雨」は、地上部成長の為の雨

のように思えます。

72候で見ると、

2月4日頃「東風解凍(とうふうこおりをとく)」

このころから、時折、南東の方角から、風が吹きます。

「冬の南風、雪を誘う」と諺にもあり、

雨や雪も降りますが、

気温は12~1月よりは、高くなってきます。

2月19日頃「土脈潤起(つちのしょううるおいおこる)」

この頃から、時折、雨が降って

土が湿り気を含みます。

雨は、12~1月の固結・乾燥した表層に

気相と液相をもたらします。

グリーン面の「よこ根」の成長が始まるのも

この頃です。

そして、

3月1日頃「草木萌動(そうもくめばえいずる)」

<草木が芽吹き始める頃>には

グリーン面でも「たて根」の成長が始まり、

3月中旬には、

芽数が徐々に動いてくる頃となります。

 

この時期、成長を開始する「よこ根」にオススメの資材です!

 「ミスト12号(3-18-18)」「リストア・プラス」です。

「ミスト12号(3-18-18)」

分子の鎖の長い 緩効性リン酸12%+亜リン酸6% なので、

気候の不安定なこの時期、

晴天でも、雨天でも約2週間に渡り、表層土壌に留まり、

 無駄なくリン酸を吸収させ、新根を発根・成長促進させます。

「リストア・プラス」

主成分は

酵母の他、

アミノ酸 5%、フミン酸10%、そして鉄3%です。

 

酵母は地温が5度以下の寒冷期でも(0度以上あれば)活動します。

 乳酸菌、こうじ菌、酵母菌などは

 寒冷期の方が他の雑菌の活動が鈍くなるので、良い仕事をします。

 旨い酒や味噌が寒冷期に仕込まれるのはこの理由です。

 酵母が活動する土壌は空相が持続し、固結・凍結しにくくなります。

 

酵母は有機残渣を分解し、糖質に変換し、

ターフに貯蔵され、

新根、新芽成長のエネルギーとなるので、

新根発根・春の芽出しも充実します。

 

糖質を多く含んだ植物細胞は乾燥しにくく、

凍りにくいのも「リストア・プラス」の好評価の理由です。

 

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

宜しくお願いします!

(^。^)


「24節季」・「スギ花粉」から新根への肥培を考える

2019-01-27 08:22:28 | 芝草「冬」にオススメの資材

 

24節季から推測する

ベントグリーンの春の新根の動き は、

◇「大寒(1/20)」~「立春(2/4)」頃には、

白根(ひげ根)の発根が始まり、

◇「雨水(2/19)」頃には、

よこ根の発根が始まり、

◇「啓蟄(3/6)」頃には、

たて根の伸長が、始まり、根数全体が増え、

◇「春分(3/21)」頃には、

根数の増加にともない、芽数が増えて来る

 といえると思います。

 

また、スギ花粉の飛散状況

グリーン面の根の動きの目安になる気がしています。

コース脇のスギに花粉がタワワになる頃から

「よこ根」の動きが出てくるような気がします。

TVで花粉CMが増える頃には

「たて根」も動き出すような気がします。

気象庁予測やニュース報道によれば

 ✩ 2/中旬(*関東地方では、2/11~14頃 )

花粉飛散開始 → よこ根の発根が始まる頃

✩ 3/上旬~中旬頃 

スギ花粉飛散のピーク → たて根の伸長が始まる頃

✩ 3/中旬~下旬頃

花粉飛散開始の約30日後 → 根数が増え芽数が増えてくる頃

と思います。

春の根の動きにピッタリのオススメ資材があります!

根の成長段階に合わせて

「核酸」→「リン酸」→「NPK」

の順でいかがでしょうか?

1)まず、”核酸”

「大寒(1/20)」~「雨水(2/18)」頃は

「ターフバイタル・プロ」がオススメです。

主成分は「核酸」と「グルタミン酸」です。

(よこ根の赤ちゃんともいえる)白根の成長を充実させるのには

「核酸」が効果的です。

←「ターフバイタル」の核酸効果

また

この時期、西高東低の気圧配置で、乾きやすい表層でも

「グルタミン酸」を吸収する事で

根茎が乾燥凍結しにくくなるので、

乾燥害、擦り切れ、凍害、霜害を抑制できます。

2)次に”リン酸”

「雨水(2/18)」前後、

成長を開始する「よこ根」に

 「ミスト12号(3-18-18)」がオススメです。

分子の鎖の長い 緩効性リン酸12%+亜リン酸6% なので、

気候の不安定なこの時期、

晴天でも、雨天でも約2週間に渡り、表層土壌に留まり、

 無駄なくリン酸を吸収するスペックです。

この時期は「リストア・プラス」

と混合施肥すると寒い地温でも、くいつきます!

3)そして、”NPK”

「啓蟄(3/6)」頃

「よこ根」はさらに充実し、「たて根」の成長も始まり、

その「根数の充実」が

3~4月の「芽数」につながるこの時期は

「ミスト9号(8-32-5)」がオススメです。

「ミスト9号(8-32-5)」は

メチレン尿素+水溶性リン酸のNPKミストで

1~2cc/m2で 2~3週間の肥効があります。

春と秋の根数充実(よこ根→たて根)、

芽数アップ、発芽・発根、

更新作業後の穴の早いふさがり

にたいへん好評価な資材です。

この時期は「エッセンシャル・プラス」

と混合施肥するとさらに「根数・芽数」が充実します!

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 


インフルA型大流行!続く「低温乾燥」を乗り切る。

2019-01-11 16:38:14 | 芝草「冬」にオススメの資材

雨が降りません!風も強く、

大気は乾燥し、気温も低いです!

関東地方は年が明けてからほとんどの日が冬晴れで、

空気の乾いた状態が続いています。

東京では去年の12月24日(月)以降、

全く雨や雪が観測されておらず、

本日1月11日(金)まで19日連続で降水がありません。

統計開始の1968年以降で、

最も長い期間連続で雨や雪が降らなかったのは、1998年の21日間。

今季は本日11日(金)までで19日連続ですが、

東京は12日(土)頃まで晴れが続く予想で、過去最長記録の可能性が出てきています。

雨が降らなければ空気の乾燥した状態が続き、
 
インフルエンザ流行がさらに拡大する心配があります。
 
 

上の全国のインフルエンザ流行地図の

黄色やピンク色の地域のゴルフコースは

グリーン面の 乾燥(冬のドライ)、霜害、擦切れに要注意です!

冬にオススメの資材は

凍結に強い”酵母”の「リストア・プラス」

乾燥に強い”天然”の「ハイドロ・マックス」

日照不足に強い”グルタミン酸”の「ターフバイタル・プロ」です。

1)低温による活性の鈍化・凍害の抑制には

「リストア・プラス」です!

 「リストア・プラス」の

主成分「酵母+フミン酸」が

 寒冷時期の土壌の固結を抑制します。

「リストア・プラス(3-0-2)」は

  ”こうぼ+鉄” の力で低温下でもくいつき、

 緩やかに 寒冷時期の菌体活性を向上 させます。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

2) 乾燥・固結の抑制には「ハイドロ・マックス」です!

「ハイドロ・マックス」は

 北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

 100%天然の浸透湿潤資材です。

←ユッカシジゲラ

主成分は

ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

です。

「ユッカシジゲラ由来の天然湿潤成分」が

 ターフに必要な潤いを持続し、

さらに

気相を持続する フミン酸2%含有で、

三相バランスを確保、持続する資材です。

 3)日照時間が短い時期の光合成不足、

 タンパク質合成を補う資材が「ターフバイタル・プロ」です。

 

 植物は通常、光合成で 炭酸同化作用し、タンパク質合成を行い、

 細胞を成長、活性を持続しています。

 「グルタミン酸」は

 日照時間が短くなり、光合成が鈍っていく時期に

 ターフが直接摂取する事で

 タンパク質合成を代行し、活性の低下を緩やかにします。

←「グルタミン酸」が炭酸同化作用を代行する

 

 以上です。

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 

 


引っ張り過ぎない「ハイドロ・マックス」

2019-01-06 19:09:09 | 芝草「冬」にオススメの資材

←元日は、やや雲がありましたが、かろうじて初日の出を拝めました。

謹賀新年。

本年も宜しくお願いします!

只今、季節は 24節季の「小寒」。

西高東低の冬型の気圧配置が続き、

太平洋側では毎朝、マイナスの寒さです!

大気は寒く、乾燥し、

グリーン面は凍りやすく、

ターフは乾燥しやすい状況が続いています。

しかしながら、

72候では

1月1日「雪下出麦(せつかむぎをいだす)」

1月20日「款冬華(かんとうはなさく)」

とあり、

植物の地下部の動きは、続いている事がわかります。

24節気 1月20日の「大寒」頃からは

ターフの白根(新根/ひげ根)が発根し始めます。

「小寒」~「大寒」前後の

この時期に

表層の三相バランスを持続し、

根茎周囲を乾燥させないように

なるべく凍らせないようにする事が

春の発根~芽出しを充実させる

と思われます。

乾燥したグリーン面に散水したり、

浸透剤を散布する事もある時期です。

ただ、ケミカル浸透剤の中には

界面活性剤が強すぎて、

ターフの表面をパサパサにしてしまう事があるのを

時折耳にします。

以前、

中学生の息子が部活をやっている頃、

冬の時期のフケ、頭皮のカユミで悩んでいて、

カユミを取る効能をうたった

界面活性剤の強い薬用シャンプーを勧めました。

しかし、

洗髪をすればする程、頭皮が乾燥し、

カユミも増し、

さらにフケが出るようになってしまいました。

そこで

植物由来の湿潤系シャンプーを試したところ

頭皮の汚れや皮脂はきれいになり、

かゆみも止まり

ほとんどフケが出なくなりました。

ヒトの頭皮とターフは同じではありませんが、

ケミカル浸透剤の浸透能力を高める上で

含有している界面活性剤とターフの相性は

よく見極めた上で使用したいところです。

冬の乾燥の抑制潤いの持続には

「ハイドロ・マックス」がオススメです!

主成分「ユッカシジゲラ由来の天然湿潤成分+フミン酸」が

 ターフに必要な潤いを持続し、

表層の三相バランスを維持します。

←ユッカシジゲラ

 天然浸透資材「ハイドロ・マックス」の

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上→浸透湿潤効果

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%→気相持続効果

  です。

 北米大陸に自生する

「ユッカシジゲラ」は

ステロイド・サポニン と ポリフェノール を豊富に含みます。

それゆえ、北米大陸の原住民インデイアンが 

シャンプー(汚れ落とし、かゆみ止め)、

すり傷治療、皮膚炎治療等の 薬用として活用していたといわれます。

 サポニン→浸透効果、界面活性効果

 ステロイド→雑菌の繁殖を止める効果、細胞治癒効果

 ポリフェノール→腐敗抑制効果

をインデイアンは自然と知っていたのかもしれません。

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 


<インフルエンザの流行>と「乾燥」「固結」「凍害」対策

2018-12-16 14:56:00 | 芝草「冬」にオススメの資材

72候で

12月7日「閉塞成冬(へいそくしてふゆとなる)」

<天地の気が塞がって冬となる>

とあります。

「天地の気がふさがる。」

とは

つまり、

大気は冷たく乾燥し、

大地は乾燥して固くなる

と解釈して良いと思います。

今週になって

関東地方も、風は一段と冷たく、

大気は乾燥し始めました。

関東南部のお客様のコースでも

「初霜」が観測されました。

いよいよ冬本番です!

12月13日には

関東地方各地の保健局から

「インフルエンザの流行開始」が発表されました。

2018年12月13日 

東京都福祉保健局 「都内でインフルエンザの流行開始」

都内のインフルエンザ定点医療機関からの

第49週(12月3日から12月9日)の患者報告数が、

流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超えました。
インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行しています。

毎年、このインフルエンザの流行の時期

グリーン面の固結・乾燥に注意する時期

のように思います。

この時期~2月中旬までの

グリーン面の固結、乾燥、擦り切れを

抑えれば、抑えるほど

来春の芽出しが充実するように思います。

グリーン面同様に

踏圧の多くかかる

テイーグラウンドも

固結、乾燥、擦り切れに注意したい時期です!

この時期の

グリーンにも、テイーグラウンドにも

オススメの資材があります!

 「リストア・プラス」「ハイドロ・マックス」です。

 1)固結・凍害の抑制には「リストア・プラス」です!

 「リストア・プラス」の

主成分「酵母+フミン酸」が

 寒冷時期の土壌の固結を抑制します。

「リストア・プラス(3-0-2)」は

 特に「秋・冬の良性菌のえさ」として働き、

  ”こうぼ+鉄” の力で低温下でもくいつき、

 緩やかに 寒冷時期の菌体活性を向上 させます。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

 ●

2) 乾燥・固結の抑制には「ハイドロ・マックス」です!

 「ハイドロ・マックス」の

主成分「ユッカシジゲラ由来の天然湿潤成分+フミン酸」が

 ターフに必要な潤いを持続し、

表層の三相バランスを維持します。

←ユッカシジゲラ

 「ハイドロ・マックス」は

  北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

 100%天然の浸透湿潤資材です。

 さらに、

 気相を持続する フミン酸2%含有で、

 三相バランスを確保、持続する資材です。

 資材自体が良性菌のえさとなる 100%有機の資材です。

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

  です。

 ◆

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 


一年の計は「冬越し」にあり。

2018-12-02 13:37:45 | 芝草「冬」にオススメの資材

もうすぐ、

2018年も終わろうとしています。

2018年を振り返れば

コース管理を進める上で、

厳しい状況が多かった年と言えます。

まず、

5月の強烈な乾燥

続いて、

7月8月の気温40℃近い異常な高温

そして

9月10月の台風による倒木、塩害、日照不足

もし、地球温暖化がもたらす影響が

このような、

四季のある国、日本らしからぬ

不安定な気象の連発だとすれば

かなり、しっかりした状態で

来春の芽出しを充実させて

来年 2019年を順調に進めていきたいところです。

春の芽出しを成功させる鍵は「晩秋施肥」~「冬越し」にある

ような気がします。

スポーツターフの1年の計は「冬越し」にあり。

と思うのです。

「冬越し」において

>貯蔵糖分を充実させる

>ターフの乾燥害、凍害を抑える

>表層の固結を抑える

>ターフの擦り切れを抑える

これらのテーマは全て

来春の芽出しを充実させるための

大切な条件と思います。

そして

>ターフと表層を「乾燥」させない事

に「冬越し」のテーマが集約されるような

気がします。

「乾燥」に強い肥培要素と オススメの資材です。

1) 三相バランス「ハイドロ・マックス」

 「ハイドロ・マックス」は

 北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

 100%天然の浸透湿潤資材です。

 主な成分は

 ユッカシジゲラ抽出物 90%以上

 フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%

 です。

 固結し、透水性が悪い表層が乾きやすい事は

夏も冬も変わりません。

天然の浸透資材「ハイドロ・マックス」

天然サポニンの浸透効果で、

フミン酸を表層全体に到達させ、

気相を持続し、

「ユッカ」のもつ湿潤成分が

表層とターフの潤いを持続します。

2)「糖質」「リストア・プラス」

 貯蔵糖分の充実したターフは乾燥しにくく、

凍りにくいです。

甘味の充実した「下仁田ネギ」がしっとりしているのも

白い部分に蓄えた糖質のおかけです。

「リストア・プラス」の主成分

「こうぼ菌」

5℃以下の地温でも働き

土壌内の有機残渣を分解し、

貯蔵糖分に変換し、

ターフに蓄えます。

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

 3)「グルタミン酸」「ターフバイタル・プロ」

糖質同様に

グルタミン酸の充実した植物細胞は

乾燥しにくく、凍りにくいことが

食品メーカー「味の素」の研究で明らかになっています。

さすが、冷凍食品の旨さを追求しているメーカーの研究です。

日照不足対策で定評のある資材「ターフバイタル・プロ」

は「グルタミン酸」を通常のアミノ酸資材の約10倍も

含んでいる資材です。

4)「菌根菌」「パーマ・マトリックス」

 

←18KG/袋入りです。

 近頃注目の「菌根菌」ですが、

根の周囲に生存する「菌根菌」が

根茎周囲の乾燥を抑制

している事が分かってきています。

4種類の「内生菌根菌」と

7種類の「外生菌根菌」を主成分とする

「パーマ・マトリックス」を

テイーグラウンドの芝の薄い部分に

すり込んでおくことで

「冬越し」中の乾燥擦り切れを抑え

来春の芽出しを向上させる効果があります。

←この夏、散水の困難な場所での生育に貢献した「パーマ・マトリックス」

以上です。

ご検討いただければ幸いです!

宜しくお願いします。

( ´▽`)

 

 

 

 


この先の乾燥害・霜害・凍害へ備える

2018-11-18 20:50:07 | 芝草「冬」にオススメの資材

 

 72候で 11月22日は

「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」

<大気が乾燥し、虹を見かけなくなる頃>

とあります。

太平洋側のコースでは、

先週頃から

例年の11月にあるような

秋らしい

大気の乾燥を感じる様になりました。

72候で11月27日は

「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」

<北風が吹き始め木の葉をはらいのける>

この頃から

強い北寄りの風が表層の水分をさらっていきます。

11月下旬以降は

表層土壌の固結・乾燥に気をつけたい時期です。

表層の乾燥・固結は

根茎周囲の温度上昇を妨げ、

来春の芽出しにも影響します。

ターフの乾燥は

凍害や擦り切れの原因にもなります。

これは

グリーン面のみならず、

踏圧ストレスの多い

テイーグラウンドやグリーン周囲にも言える事です。

このポイントを踏まえて

冬越しの準備を進めていきたいところです。

オススメの資材があります。

1)表層の乾燥・固結抑制には

「リストア・プラス」+「ハイドロ・マックス」です。

「リストア・プラス」の「酵母+フミン酸」が

寒冷時期の土壌の固結を抑制します。

「ハイドロ・マックス」の「天然湿潤成分+フミン酸」が

ターフに必要な潤いを持続し、表層の三相バランスを維持します。

2)霜害・凍害抑制には

「ターフバイタル・プロ」です。

「ターフバイタル・プロ」の主成分「グルタミン酸」

を吸収した植物細胞は乾燥しにくく、凍りにくいです。

3)擦り切れ抑制には

「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です。

カルシウムやカリウムの効いたターフは

細胞壁が硬く、しっかりしているので

擦り切れにも強くなります。

現在のターフの状況や例年の冬の傾向に合わせて

試していただければ幸いです!

宜しくお願いします!

(^。^)

 

 


残された「暖かな11月」を大切に使う。

2018-11-10 14:31:42 | 芝草「冬」にオススメの資材

24節気で11月7日は「立冬」

もう、暦の上では冬です。

気象庁の3か月予報では、

太平洋側は、関東地方、東海地方、近畿地方ともに、

この11月は例年よりかなり温かいという予報です。

たしかに、このところ、最低気温が例年より高めですね!

12月、1月も例年より気温高めで、暖冬傾向といわれています。

ターフがまだ動くうちに

秋雨、日照不足気味で、

物足りない感じの「秋の根数」を充実させ、

暑かった夏に消耗した貯蔵糖分を、しっかり補い

「冬越し」

(乾燥害・凍害・擦り切れ対策)

(来春の芽出しの為の貯蔵糖分の充実)

の準備をしたいところです。

とはいえ

この時期は一雨ごとに気温も下がって来ます。

72候 12月7日は「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」

ごろまでは、

様々な形で「冬越し準備」が可能と思われます。

気温15℃を下回ると自然界の様々な菌態が活動を鈍らせます。

そんな中、

数種類の限られた微生物、

「酵母菌」「こうじ菌」などは

気温0~5℃でも活動を続ける事ができます。

そのような菌態資材の力を借りるのも良いかと思われます。

オススメの資材が 

主成分が「酵母」の「リストア・プラス」です。

「酵母菌」などの微生物は、

有機物を分解するときに有機酸を出すそうです。

発酵の専門家の先生が

「有機酸とは、微生物の汗です。

酵母菌などの微生物は一生懸命、糖を分解して

エネルギーを取り出しながら酸性の汗をかく。

 そしてその汗が土の中からミネラルを溶かしだしたり、

 キレート化して作物が吸いやすい形に変えたりと、役に立つ。」

と言われていました。

 

酵母資材「リストア・プラス」が

秋の根数を充実させるメカニズムを説明したいと思います。

春~夏に施肥した「鉄」や「カルシウム」は

秋に施肥したリン酸と吸着し、

不可吸な状態で土壌の中に存在しています。

土壌内の地温が下がる程、

ほとんどの菌態の活動が鈍り、

晩秋~冬~早春は「酵母菌」の活動の天下です。

「酵母菌」は土壌内の有機残渣を分解して

糖質を生成し、ターフに貯蔵させます。

「酵母菌」が糖を分解する時に「有機酸」を放出します。

この有機酸が「リン酸」と吸着している

「鉄」や「カルシウム」を引き剥がし、

「リン酸」をターフが吸収できる状態にします。

このリン酸を吸収する事で

晩秋でも根数を充実させる事が可能と思われます。

 

「リストア・プラス(3-0-2)」

 主成分

 酵母(2200百万CFU/ガロン)

 アミノ酸 5.0%

 フミン酸 10.0%

 キレート鉄 3.0%

 カリウム 2.0%

 浸透湿潤剤(天然ユッカシジゲラ抽出物)

 下の写真は、11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 

 

是非、試してみて下さい!

(^。^)

 

 


雪どけ後の表層乾燥・パサパサに。

2018-02-04 09:59:53 | 芝草「冬」にオススメの資材

24節季は植物・自然のカレンダーです。

2月3日は「節分」は冬の終わり。

2月4日は「立春」は春の始まり。1年のスタートです。

グリーン面での1年のスタートは

「よこ根」の新根成長と思います。

コース付近の植物を観察すると

「よこ根」の成長の時期を知る事ができるように思います。

「梅の開花」=白根(ひげ根)発根~「よこ根」成長始まる時期

「スギ花粉飛散」=「よこ根」成長が本格的になる時期

と思われます。

春の訪れを知らせる梅の花は、

1月下旬~5月上旬まで、約3ヶ月間かけて、ゆっくりと日本列島を北上します。

気象庁のホームページの「梅の開花情報」です。

 ◇

2月1日の午後から2月2日のお昼にかけて、

太平洋側は

関東地方~東海地方~近畿地方まで広い範囲で雪となりました。

多くのコースがこの週末にかけて

融雪に苦労された事と思います。

来週は比較的晴天が多いとの予報です。

雪の下のグリーンは、

まるで冷蔵庫の中の野菜。

その後、雪が溶けて、晴天が続くと

表層はかなり乾燥し、

ターフはパサパサとして、擦切れやすくなりと思われます。

雪どけ後の乾燥部分が

春~夏のドライ相に発展しやすい事もあり、

この時期成長を始める「新根・よこ根」のためにも

気にかけてケアしておきたいところです。

雪どけ後の乾燥抑制や 

まだまだ最低温度が低いこの時期の新根成長のための

グリーン面にオススメな資材です!

 (1) 凍結や固結の抑制、

新根成長の三相バランス確保には「リストア・プラス」です。

  

酵母は地温が5度以下の寒冷期でも(0度以上あれば)活動します。

乳酸菌、こうじ菌、酵母菌などは

寒冷期の方が他の雑菌の活動が鈍くなるので、良い仕事をします。

旨い酒や味噌が寒冷期に仕込まれるのはこの理由です。

酵母が活動する土壌は空相が持続し、固結・凍結しにくくなります。

酵母は有機残渣を分解し、糖質に変換し、新根成長エネルギーとなるので

春の芽出しも向上します。

糖質を多く含んだ植物細胞は乾燥しにくく、凍りにくいです。

(2) 乾燥・パサパサには「ハイドロ・マックス」です。

←北米大陸に自生する「ユッカシジゲラ」

 100%天然の浸透資材で、

 含有するフミン酸が表層土壌の気相を保持し、

 ユッカシジゲラの湿潤成分が

 ターフに必要な最低限の液相を持続する能力に優れます。

 寒冷時期のドライを抑制する資材としてたいへん定評があります。

←フミン酸が土壌の固結を緩和

 (3)パサパサしたターフの 擦切れ抑制 には

「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です!

 カルシウム4%、マグネシウム2%の黄金比で、

 カルシウムを完全吸収します。

 葉身細胞を強くし、霜害や雪どけ後にありがちな 擦り切れを抑制します。

 

以上です。

よろしくお願いします!

(^。^)