72候で
5月31日は「麦秋至(ばくしゅういたる)」(麦が熟す頃)です。
24節気では「仲夏」
今年も いよいよ夏が始まった感があります。
「麦」「夏」といえば、「ビール」。
ビール業界では気温が一度上昇すると、
ビールの消費量が
大びんで100万本増加するそうです。
平均気温が1度上昇すると、
ビールの売行きが2%以上も良くなるともいわれます。
◇
先週、
まだ「梅雨入り」もしていないのに、
「梅雨明け」のように日中温度が急上昇する日がありました。
夏日は5/19(金)から23(火)ごろまで5日間も続きました。
5月21日は
高気圧に覆われて全国的に気温が上昇し、7~8月並みの暑さとなりました。
群馬県館林市では、最高気温が35・3度に達し、
今年に入って全国初となる猛暑日を記録しました。
福島市で34・2度となるなど、187地点で30度以上の「真夏日」となりました。
◇
梅雨期特有の 雨天、曇天のスッキリしない気候の合間に
襲ってくる日中温度の急上昇する晴天。
この先、7月中旬へと
ひと雨ごとに、温度と湿度が上昇してくるだけに、
グリーン面の
乾燥・撥水気味の部位や
踏圧でストレスの多くかかるピンカップ周囲等、
ターフの活性の鈍った部位に
差し込んでくる高温多湿系の病害には、
十分注意したい時期になりました。
6月は
>タイムリーな施薬
>エアレーション+資材による 三相バランス(酸欠・透水性)
>施肥による ターフ自体の活性、菌態活性バランス
を駆使して、
7月上旬の梅雨明け以降の不安定要素を
解消しておきたいところです。
◆
「日中温度急上昇!」な時に、効果的な資材が3つあります!
いわば「三羽烏(さんばがらす)」です!
1)”冷やす”のは「ハイドロ・マックス」の気相
100%天然の浸透資材で
表層全体に到達した後、
含有するフミン酸が土の粒子間の気相を確保・持続します。
気相が充分あれば、気温上昇しても 地温は上昇しにくく、
夕方以降は、地温が下がりやすくなり、高温多湿な時間を軽減する事ができます。
←北米大陸に自生する「ユッカジジゲラ」
「ハイドロ・マックス」は100%天然の浸透資材で、
主成分は
ユッカシジゲラ抽出物90%→ステロイドサポニンの浸透剤効果
フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%→気相持続効果
←「フミン酸」で三相バランス持続!
2)”耐える”のは「エッセンシャル・プラス」
バランスの良いアミノ酸+フミン酸の資材です。
暑さで消耗する貯蔵糖分を補う 単糖・二糖(トレハロース)、
衰弱を抑制するアミノ酸、ビタミン、
根あがりを抑制するケルプ 等をバランス良く配合した資材です。
主成分
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6 です。
3)”戻す”のは「ブランZ(10-6-5)」
病害を殺菌剤や抗生物質で叩いた後、
回復させるのに大変効果的な資材です。
超緩効性メチレン尿素が病害の拡大を抑制・回復を促進し、
含有する亜リン酸が根の回復を促します。
徒長を抑制し、細胞を強くするカリウムも含有しています。
気温の高い時期に散布しても、徒長しにくく、ヤケないミストです。
◆
以上です!
よろしくお願いします!
( ´▽`)