2月24日(土) 京都は12℃あり、
高速の上から見えた
「春霞」にぼんやり浮かぶ美しい山里に感動しました!
72候でいうと
2月24日は「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」<霞がたなびきはじめる頃>
3月1日は「草木萌動(そうもくめばえいずる)」<草木が芽吹き始める頃>
いよいよ、グリーン面の新芽があがってきても良い頃です。
3月6日は「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」<冬ごもりの虫が出てくる頃>
グリーン面でも先週頃から てんとう虫を見る事があります。
新根茎周囲の表層の地温も暖かくなってきて
根数の充実が「春の芽出し」へとつながってくるべき時期です。
◇
今年の冬は厳しかった。
太平洋側は東西問わず、
最低気温が平均で3~4℃低く、
グリーン面は凍害や乾燥害からの擦り切れによるダメージが多くみられます。
表層はいつもの年より、固結・乾燥傾向にあると思われます。
しかも、
昨年10月の約3週間に渡る長雨・日照不足は
グリーン面にも、テイーグランドにとっても
光合成の機会を奪い、晩秋の貯蔵糖分蓄積が少ない状態で
冬越しに入ったと思われます。
◇
このような厳しい早春に、
今シーズンの春の芽出しを充実させる為に
まず、固結、乾燥、酸欠状態を緩和し、
新根茎が 施肥にくいつく状態をつくってから
くいつける形態で(液肥分施→粒肥)施肥を行いたいところです。
◆
オススメの資材があります。
1)表層の吸肥環境を整える資材
残留を分解し、表層に空相を確保し、
菌態活性を向上させるのはフミン酸+アミノ酸系資材です。
↑ グロース社のフミン酸、フルボ酸は
高品質な北米のレオナルダイト層から採取。
状況別でいうと
肌寒い地域であれば「リストア・プラス」
既に根が動き出している地域なら「エッセンシャル・プラス」
冬の間の鉄やカルシウムが表層に残っている感じなら「フルボ酸9%」
が効果的です。
↑フミン酸が土壌の固結を緩和
2)新根を成長させるリン肥
目的別にいうと
よこ根の充実を図るには「ミスト12号(3-18-18)」
鉄系と混合施肥する場合は「ミスト5号(2-30-0)」
根数も芽数も充実させるには「ミスト9号(8-32-5)」
がオススメです!
◆
よろしくお願いします!
( ´▽`)