takatoriasia

2013年4月、ホーチミンへ移住
2020年6月、ハノイへ移住
 2022年1月、永久帰国

「バイクは歩道を走るな」と言いたいが、ここは日本ではない

2013年08月22日 | サイゴン生活

 今日2ヶ月ぶりに散髪にいきました。お店は前と同じところ。なんだか一回行ったところが安心するからです。この写真は業務用の氷をあらかじめ注文のあった店に配達しているところです。この散髪屋さんにも氷が届けられましたが、一体何に使うのでしょう。私は散髪屋の椅子に座って、まだかまだかと待っていますが、店主は客より氷が大切とみえて、まったくほったらかしにされています。

 これは、私が歩道を歩いていて後ろからクラクションを鳴らしながら走り去っていくバイクです。ベトナムでも歩道は歩行者が歩くためのもので、バイクは車道を走らなくてはいけません。日本と違うのは、あたりを見渡して警察官がいなければ、歩道だろがどこでも走って行きます。

 さらに、このバイクは本来走ってはいけない歩道を走りながら、歩道を歩いている私に「どけどけ」とばかりにクラクションを鳴らしながら走り去って行きました。

 いくら「郷に行っては郷に従え」とはいっても、あまりにひどすぎるじゃないかと思い、大学でベトナム語を勉強している日本人女性にこの話をしたところ、「クラクションを鳴らすということは、危ないですから避けてください」と言っているわけで、「危ないよ」と注意しているからいいんじゃないですか。「私は歩道を歩いていて、たすきがけにしたハンドバッグを体ごと引きづられました」と言っていました。

 

 


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日本人に生まれて良かったなと思うとき

2013年08月22日 | 大学生活

 ベトナムの新学期はアメリカと同じで9月に始まります。9月から2つの大学を掛け持ちして教えることになりそうです。4月から教えているV大学はこれまでと同じく、火曜日の午前中(2時間×2コマ)、木曜日の午後(2時間×2コマ)です。「教えることになりそうです」というのは、今日、2つめのH大学にホーチミン市教育局の審査の状況を聞いたところ、大学で教えるための「労働許可」がまだおりていないとのこと。

 しかし、9月には新学期が始まりますので、H大学の11人の日本語学科の先生が、それぞれ何曜日のどのクラスを担当するかという受け持ちを決める必要があります。そこでH大学では私の労働許可がおりるであろうということを前提にカリキュラムを作っています。

 それによると、私の担当は、月曜日の午後(1年生の会話、45分×2コマ)、月曜日の夜(45分×3コマ)、水曜日の午前中(2年生の作文、45分×2コマ)、金曜日の午前中(3年生の日本の歴史、45分×4コマ)、金曜日の夜(45分×3コマ)となっています。

 月曜日と金曜日の夜(6時から8時15分)に授業は、看護師として昼間仕事をしている人に、仕事が終わったあとに日本語を教えるためです。彼女達はベトナムの看護師の国家資格を取得し、さらに日本で看護師として働きたいと望んでいます。

 「日本人に生まれて良かったなと思うとき」というのは、日本にいたときにはまったく意識したことがなかったことです。東南アジアには日本の高度な科学技術や日本文化、医療技術などに憧れ、尊敬し、これらを学んで将来、自国と日本との架橋になりたいと望んでいる人達がたくさんいます。看護師の人たちは昼間働き、さらに給料の中から授業料を払って日本語を学びに来ています。

 ベトナム人が日本語を学ぶうえで一番苦労しているのは、他の非漢字圏の国の人達と同じように、多くの漢字を覚えなければならないことです。日本を尊敬し、日本にあこがれを抱いている人たちがこんなにたくさんいるとは思いもよりませんでした。彼ら、彼女たちのためにも一生懸命に授業の準備をして授業に望みたいと思っています。

 

 


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