リュックサックを背負って世界中を格安で旅行する「バックパッカ―」と呼ばれる人達。タイ・バンコクのカオサン通り、インドのニューデリー、ホーチミンのファングーラオ通り（とデタム通り）などがバックパッカ―の聖地と呼ばれているようです。
ファングーラオ通りには、バックパッカ―や格安でホテルに泊まりたいという人向けの安宿、旅行会社、レストランなどが集中していて、この通りで生活していると何も不自由はないと思います。ビザは国籍によって変わり、日本人は１５日まではビザがなくても滞在することができます。
ＡＴＭ
多くの外国人観光客が通りを行き来しています。
外国人がよく利用する旅行会社「The Sinh Cafe」。この会社ではカンボジアのプノンペンやシェムリアップなどに向かうバスを予約することができます。
両替屋もたくさんあります。
ベトナムエアラインの旅行会社
サイゴンの街を歩いていると、日本では見ることができない光景に出会うことがあります。
バイクタクシーは街を歩いているとどこでも見かけます。「営業中」には、外見で外国人と思った人に「タクシー?」と声をかけています。これは日陰で休憩中の２人。とても器用に寝ています。お客用にヘルメットを用意しています。
ベトナムの友人に聞いたところ、タクシーメーターなどありませんから、料金は交渉で決まるとのことですが、ベトナム語で「○○まで○○ドンで・・」のような交渉ができるはずもなく、今まで利用したことがありません。バイクタクシーに乗れるようになったら一人前。ベトナム語を勉強する目標ができました。
次は路上の理髪屋です。お客は女性でした。このような光景がサイゴンでいちばん好きです。
聖マリア教会の近くにあるデパートにはソニー、キャノンを始めたくさんの日本企業があります。CANONで展示会が行われていました。
デジタルカメラなどの値段を見ると、輸入にかかる関税や輸送費などが上乗せされていると思われ、日本で買うよりかなり高いという感じです。一部の裕福なベトナム人が買うのでしょう。
木曜日の日本語の授業は、「みんなの日本語」第12課・練習Ｃ
Ａ：北海道は いつが いちばんいいですか。
Ｂ：そうですね。10月が いちばん いいですよ。紅葉の 季節ですから。
という例文
日本人ネイティブならスムーズに出てくるこの表現ですが、初級の外国人にはこの文のなかの助詞「は」がすんなりとは入ってこないのです。「北海道で いつが いちばんいいですか」ではだめですか？ 日本人の子供はたぶんこのような質問はしないと思います。それは小さい時に母親などから自然に学んでいるからです。日本人に「国語」を教えるのと、外国人に「日本語」を教えるのはまったく違うと思いました。
日本語教師養成講座を受講していたときのことを思いだして、「～は～が文」について、「ゾウは鼻が長い」のように、話題となるものの全体を「は」で、その一部を「が」で表し、その様子を述べますと説明するとベトナム人教師が通訳してくれました。
日本語を2～３年勉強している中級のクラスでは全て日本語で授業ができますが、６カ月未満の初級のクラスでは、ベトナム人教師に通訳してもらわないと授業になりません。一方、日本にある日本語学校では世界中から生徒が来ますので、特定の言語で授業をすることはできないことから、全て日本語で授業しています。その授業を受けている初級のクラスの生徒は、教える先生と同じくらい多くの努力がいるのだなと改めて感じました。
聖マリア教会から一歩路地裏に入ったところです。今日のＢ級グルメは、屋台のように一定のところで営業するのではなく、天秤棒に一式を担いでお客がくれば路上で調理するというものです。重い寸胴や炭火の一式、麺、具材など見るからに40～50㌔はありそうな天秤を女性が担いでいます。スープは鶏ガラベース。もやしなどの野菜をゆでてくれます。
テーブルも椅子もありません。多くの客が順番待ちしています。
おやつはチェー
ここのチェ―は蓮根、芋、昆布、白豆などが入って甘さ控え
