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『中世の秋』(32)(世の中の仕組みを俯瞰する)

2021年01月20日 | 歴史
🌸『中世の秋』(32)(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆中世の残虐と敬虔を「秋」としてとらえ叙事的に回顧した本
 *著者は、のちに反ナチス・レジスタンスとなる
   ☆二十世紀最高の歴史家が描いた「中世の秋」
 *中世人の意識と中世文化の生活と思考を精細に描いた不朽の名著
 ☆著者、ヨハン・ホイジンガ

⛳『中世の秋』著者のプロフィール
 ☆ホイジンガが住むオランダ
 *二度の世界大戦ではいずれも中立を表明
 *第一次世界大戦では戦火を逃れた
 *第二次世界大戦ではナチスに侵攻され国王はイギリスヘ亡命
 (国内は親ナチスのフアシストに支配される)
 ☆本書は、14~15世紀の中世の文化・生活・思考を探ったもの
 *キリスト教信仰、神秘主義、芸術と美的観念、騎士道、身分社会等
 *死のイメージについても論じる
 ☆科学的な価値を維持しているが、主観的な歴史解釈で書かれた

『中世の秋』での残虐と敬虔の説明
 ☆いつの時代も一層美しい世界へと憧れるものである
 *混乱した現在への絶望と苦痛が深まるほど、
 *ますますその憧れは激しいと記す

 ☆人間を取り巻く文化は自然が支配している
 *自然の中には悪魔が潜んでいるのではないか
 ☆自然の分析を科学と呼ぶなら
 *近代科学は悪魔についての考察を内包しているのでは?
 ☆自然・悪魔・科学と文化の関連性
 *ホイジンガは「秋」という季節に喩える
 ☆執筆後、筆者は反ナテス・レジスタンス運動に身を投じる
 *収監・釈放されたあとも、軟禁されたまま死に至る
 ☆21世紀の現在は、筆者が述べる「秋」なのだろうか
                     (敬称略)
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⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』


『中世の秋』(32)(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)

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