広島のお気に入りとひやかし日記

グルメではありませんが、おいしかったものの記録です。最近ツィッター利用でサボったりサボらなかったり。

やきとり きょういち @中区薬研堀

2011-08-31 | 焼き鳥
薬研堀のセントラルゲート近くにある「やきとり きょういち」に行ってきました。白いちょうちんが目印。入り口に入るとずらりと並んだ酒の棚、カウンター10席ぐらいと奥にテーブル。木を主体とした内装、暖色系の明るめの照明。若い店主と女性の二人でやっている小さめな店です。

焼きは炭火。皮一本180円、つくね・もも・せせり220円など安くはないけど、肉は大きめ、しかも柔らかジューシーで美味しい。モモとせせりはジューシーさが、おやどりは逆に噛み応えがあって味が染み出る感じがまたよく、皮は好みのパリパリ系、つくねは軟骨入りのコリコリとした食感で薬味が効いていた。相方が食べたキモはかなり新鮮で臭みもなく美味しかったらしい。焼きは火がぎりぎり入ったくらいなので好みが分かれるかも。茄子は田楽仕上げで、分厚く切ってるので水けが逃げない。

付きだしは大根おろしのじゃこのせ。焼き鳥といっしょにぱりぱりのキャベツが皿いっぱいに提供され、おかわりOK。キャベツにかかるタレはポン酢系。ポテトサラダは角切りポテトを使っていて面白かった。タマネギ抜きだし、おいしかったけど、ちょっとマヨネーズ多め。そのあたり若者向けかしらん。

おあいそを告げると鳥スープを飲ませてくれる。これがまたおいしかったな。スープ茶づけってメニューはきっとこの出汁を使っているんだろう。他焼き鳥丼やおつまみ系、さらにはデザートまであり。そういうところも若者向けかな。角ハイボール380円、生ビール500円。二人で14本、角ハイ4杯などなどで5600円ちょい。かなりお腹いっぱい。

「きょういち」は店主の名前の模様。店名の表示の仕方からして店主は若いと予想してましたが、いや~久しぶりに自分の年齢というものを痛感した… 我ながら場違い。店主は若いのに妙に雰囲気ある人で、でも、おっかなそうだけど、ものごっつ黙々とマジメに焼いてました。というわけで真剣さに圧倒されて写真を撮らずに帰りました。きっと年月がたてばさらに風格が加わっていくんでしょう。なんかどんな店になっていくのか楽しみに思う、不思議な感覚でした。ま、年取ったってことか。