広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

弘南バス2018年末

2019-02-22 00:09:15 | 津軽のいろいろ
中古エアロミディに続き、昨年末~正月の弘南バスの話題いろいろ。
日野リエッセだけど…
2015年に宮園団地線で走っていた車。青森22あ86、50811-9号車。和徳車庫配置。
(再掲)2015年
弘南バスで大きな勢力を占める日野リエッセの中で、異端の車。中古車ではなく新車で入ったようだけど。【3月8日追記】いただいたコメントによれば、この車は中古車で、かつ弘南バスの子会社を経て、現在の塗装・和徳配置になったとのこと。それならば納得できる。
具体的には、ナンバープレートが別付番(他は中・大型と共通)、バンパーがボディーと同色(他は銀色)、側窓が黒い、ボディーの色味がやや異なるといった点。【25日追記】正面の行き先表示機自体は他のリエッセと同タイプのようだが、その枠が、弘南バス伝統の黄緑色でなく白なのも特異。【3月3日さらに追記】一般タイプのリエッセでは謎の系統番号(?)が併記される行き先でも、この車では表示されない。
以前は、ヘッドライトの間に「弘南バス」の行灯(点灯はしないかも?)があってこれも特異だったが、今はボディ・バンパーと同じ色の板になった。ネット上の写真によれば、2017年8月には行灯があり、2018年9月16日にはなくなっていた。
正面右のエンブレム(シール?)もなくなっており、塗装し直されたのかもしれない。

客席は、運転席側は観光バスのような、2人掛けで白いビニールカバーがかかったもの。他のリエッセは1人がけでグレーのカバーなのと違う。
この車は、白神山地方面の「暗門白神号」運用がメインらしい。最長では2時間以上走る便もあるから、豪華なんだ(ナンバープレートが違うのはなぜ?)。
冬は暗門白神号は運休だし、夏場でも他のリエッセが暗門白神号に入る(区間便?)こともあるそうで、結局はこの車も一般路線にもけっこう入るということらしい。
弘前駅から学園町まで、たった20分(そんなにかかるっけ?)の豪華な運行。大型の元貸し切り車の運行が多かった20年ほど前を少し思い出す。


方向幕について。
昨秋少々触れた、2018年10月の路線再編で、「田代経由西目屋村役場・居森平線」が短縮されて「西目屋村役場線」となった。
西目屋村役場行きリエッセ。これが多数派仕様

行き先表示
役場行きの方向幕がちゃんとあるということは、昨秋に新しく作ったコマなのでしょう。今も幕を印刷できるのか。
フォントはスーラのようだけど、どうして青色なの?【3月3日追記】あまり意味がない謎の系統番号も表示されない。

枯木平行きなど他の再編路線も含めて、LED式の車(マイクロも中型も)では、上段に小さく「大学病院・市役所」とか経由地が表示されるようになった。既存路線は変わらない模様。全路線に広めてほしい。
【2020年4月13日補足】2020年春時点の中型のLEDでは「市役所・茂森・常盤坂経由(ここまで小文字、改行)西目屋村役場前」。
【2023年11月1日補足】2023年10月時点でも、中型のLED表示は変わらず。マイクロバスでも同じレイアウトの模様。2023年11月からは、相馬線と統合されて経路・経由地が変わったため、表示は更新されたはず。


(再掲)雪山をギリギリ通過する日野レインボー
浜ノ町経由で藤代車庫へ帰る青森22か13-44、51108-5。
弘南バスでは「車庫」のことを「営業所」と表記することも多いのでそれはいいけれど、見慣れない方向幕。
書体はMBD101でなく「見出丸ゴシック体MBD31」かな
「藤代営業所」と略さずに文字幅を狭くして表示するのが珍しい。かつての秋田市営バスの「臨海営業所」に似ている(あちらはやや太いMBD101?)。【25日訂正】秋田市営バス時代は「交通局(=中央営業所)」で、臨海営業所になったのは中央交通移管後なので、市営バス時代にMBD101でそう書かれてはいませんでした。思いこんで書いてしまったので削除します。ただ、移管後のスーラの「臨海営業所」と文字の配置は似ている。

一般的なのは、
(再掲)2002年

(再掲)
「藤代営」「藤代(営)」と略す。
同じ車でも城西大橋経由のコマは「藤代営」のようで、弘南バスの方向幕はほんとにバラエティ豊か。
【2023年6月5日追記・浜ノ町/浜の町の表記について】アップ時に見落としていたが、現在では地名としては「浜の町」と「の」がひらがなが正当。昔は「浜ノ町」だったようだが。写真のLED表示のほか、たしか幕で「藤代営」と表記するものでも「浜の町」表記。したがって、「(浜ノ町)藤代営業所」表記の幕は古いものなのかもしれない。


地元スーパー「佐藤長」がラッピング広告を出していた。同社のバス広告はこれまでなかった気がする。
弘前営業所と和徳車庫の中型(どちらも朝日自動車中古、前・後ドアのレインボー)に、ピンクとオレンジの色違いで1台ずつ確認。年末年始は土手町循環100円バスと大町回り城東環状100円バスに使われていた。

弘南バスでは珍しい(秋田でも近年は減った)、両側面と後部の全面を使ったフルラッピング。窓より上・屋根下には「津軽を愛し 津軽と共に 地域密着」と書かれている。
青森200か952 51215-2 弘前営業所

10-16 51217-9 和徳車庫
両車違う面しか見られなかったので、色違いでもデザインは同じなのか違うのかは不明。
あっさりとしたデザインだけど、なかなか情報量は多い。ヒロロ店の営業時間(だから市街地で運用されるのか?)とか、ピンクの側面最後部には「土曜日はたまごの日」とある。
頭にリンゴをかぶった女の子は「しんこちゃん」、魚にかみつかれた(?)男の子は「せんたろうくん」だって(服に新/鮮とある)。苗字は佐藤さん?
年の瀬の土手町を行く。リアウインドウには場違いに医院の広告

※弘南バスの次の記事は2020年正月

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2 コメント

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和徳車庫の日野リエッセ 50811-9 ()
2019-03-07 13:54:30
この車輌は、元々弘南サービス平賀営業所に配置されていた車輌で、白と緑のツートンカラーの塗装(弘南サービスカラーではなかったので、おそらく譲渡車かと思われる)が施され、行灯は「弘南サービス」で、行先表示機は装備していなかった。
弘南バスが弘南サービスを吸収後、和徳車庫に転属となったが、このとき譲渡車に増設するタイプの行先表示機(リエッセとはサイズが若干異なる)を取付けた。当初は弘南サービス時代の塗装のまま運用されていた。
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情報ありがとうございます (taic02)
2019-03-08 00:05:45
これも中古だったわけですね。とすれば合点がいきます。

弘南バス以外でも例がありますが、ナンバープレートの大小をどう使い分けているのかは、興味深いところです。
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