NHKは、全国に「放送局」が53局存在する。(道府県庁所在地+北海道6市+北九州)
各放送局の下部組織として、取材や営業(視聴者対応)を行う拠点が置かれてる。
この記事でも触れたように、これまでは次のように区分されると理解していた。
取材と営業両方を行うのが「支局」。かつては放送局だったものが合理化により(番組制作・電波送出機能やアナウンサー配置を廃止して)格下げされた形。建物はかつての放送局の建物を使っていることが多いので、大きい。全国に14。
取材のみを行うのが「報道室」。ビルの1室にいつも同じ記者(契約職員らしい)が1人だけ駐在しているような(?見たことないので想像ですが)ところ。多くの放送局の下に2~3程度ずつ配置されている。(さらに小規模な「通信部」もあるようだ)
※放送局や支局が入る建物のことは正式には「放送会館」と呼ぶらしい。
さて、秋田放送局の夕方の「ニュースこまち」では、隔週火曜日に「報道室特集」というコーナーがある。
秋田局配下にある、大館、能代、横手の3報道室が取材したレポートが放送される。(20時45分からのニュースでも使い回される)
NHK秋田放送局ホームページより
8日は能代からのレポートだったのだが、スタジオのアナウンサー・キャスターが能代の取材拠点を指して「能代支局の~」と言っていた。
「能代“報道室”」の間違いじゃないの?
でも、20時45分も含めて複数回、別々の人がそう言っていた。
じゃあ、いつの間にか「能代“支局”」に昇格した?!
そう言えば、8日では「報道室特集」というタイトル名が言われたり表示されたりはしなかった。記者の氏名にも所属は併記されなかった。
秋田放送局サイト内の「アクセス」のページを見ると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/f9/06958bc11b9d4312026dd38e2115f8f9.jpg)
なんと3報道室とも名称が「支局」になっていた!
つい最近まで「報道室」と言われていたはずなのに、いつの間にか「支局」化されていた。
じゃあ、「報道室特集」は「支局特集」にしないと…
秋田局以外の他の放送局のホームページを見てみると、多くで報道室が支局に名称変更していた。秋田局の独断でやったのではないことになる。
和歌山放送局ホームページ「和歌山放送局のあゆみ」には、いちばん下に、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/a4/e032c6838490af624bdd5eadd97742a5.jpg)
「平成27年9月 県内にある各報道室を「支局」に呼称変更」と明記しており、今月から変わったのが分かった。
ツイッターで検索してみると、新潟局の長岡報道室の表示が7月23日に「支局」に変っていたとか、松江局の浜田報道室が8月1日付で支局になったという情報も見られた。時期は局によって異なるのかもしれない。
新潟局ホームページでは「報道室」のままですが
となると、以前から支局だった元放送局の14支局はどうなるのか。
支局を持ついくつかの放送局のホームページを見てみたが、「支局」のまま。しかも、そろって報道室の存在自体を掲載していない(青森局など昔は出ていたはずだけど)。
ということで、表面上は旧放送局だった支局も、旧報道室だった支局も、どちらも「支局」になったととらえなければならない。(さらに、海外の取材拠点も「支局」だ)
旧報道室は、貸しビルの1室ならまだしも、アパートの1室みたいな所に入るものもあり、それも支局となった。
Googleストリートビューより大館支局が入るビル。秋田放送大館支局がお隣さん(同フロア)のようだ
【12日追記】ストリートビューは2012年10月撮影。現在ABSの支局は別に移転している。そもそも、ABSは「県北支局」が正式名称だそう。どうして看板が「大館支局」なんだ?
一方で、旧放送局だった支局は、大きな建物。
(再掲)弘前支局が入る弘前放送会館
見た感じでは同じ「支局」だとは思えないが、名前を聞いただけではどちらも同じ「支局」。
これまでの支局は視聴者対応をしていたが、旧報道室の支局ではどうするのだろう? やらなそう。
例えば、弘前支局で対応してもらった経験がある視聴者が横手へ引っ越し、アパートの1室の横手支局に「受信料の住所変更の手続きをしたいのですが…」と訪れてしまうことも考えられる。
NHKの内部ではどうなのか知らないけれど、視聴者にとっては紛らわしいだけの名称変更だ。
しかも視聴者にほとんど説明なしに呼称を変更したのは、公共放送としてはいかがなものだろうか。
※呼称変更の事情はこういうことのようだ
各放送局の下部組織として、取材や営業(視聴者対応)を行う拠点が置かれてる。
この記事でも触れたように、これまでは次のように区分されると理解していた。
取材と営業両方を行うのが「支局」。かつては放送局だったものが合理化により(番組制作・電波送出機能やアナウンサー配置を廃止して)格下げされた形。建物はかつての放送局の建物を使っていることが多いので、大きい。全国に14。
取材のみを行うのが「報道室」。ビルの1室にいつも同じ記者(契約職員らしい)が1人だけ駐在しているような(?見たことないので想像ですが)ところ。多くの放送局の下に2~3程度ずつ配置されている。(さらに小規模な「通信部」もあるようだ)
※放送局や支局が入る建物のことは正式には「放送会館」と呼ぶらしい。
さて、秋田放送局の夕方の「ニュースこまち」では、隔週火曜日に「報道室特集」というコーナーがある。
秋田局配下にある、大館、能代、横手の3報道室が取材したレポートが放送される。(20時45分からのニュースでも使い回される)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/6c/66c3137353ebf1cf904781e016d735fd.jpg)
8日は能代からのレポートだったのだが、スタジオのアナウンサー・キャスターが能代の取材拠点を指して「能代支局の~」と言っていた。
「能代“報道室”」の間違いじゃないの?
でも、20時45分も含めて複数回、別々の人がそう言っていた。
じゃあ、いつの間にか「能代“支局”」に昇格した?!
そう言えば、8日では「報道室特集」というタイトル名が言われたり表示されたりはしなかった。記者の氏名にも所属は併記されなかった。
秋田放送局サイト内の「アクセス」のページを見ると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/f9/06958bc11b9d4312026dd38e2115f8f9.jpg)
なんと3報道室とも名称が「支局」になっていた!
つい最近まで「報道室」と言われていたはずなのに、いつの間にか「支局」化されていた。
じゃあ、「報道室特集」は「支局特集」にしないと…
秋田局以外の他の放送局のホームページを見てみると、多くで報道室が支局に名称変更していた。秋田局の独断でやったのではないことになる。
和歌山放送局ホームページ「和歌山放送局のあゆみ」には、いちばん下に、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/a4/e032c6838490af624bdd5eadd97742a5.jpg)
「平成27年9月 県内にある各報道室を「支局」に呼称変更」と明記しており、今月から変わったのが分かった。
ツイッターで検索してみると、新潟局の長岡報道室の表示が7月23日に「支局」に変っていたとか、松江局の浜田報道室が8月1日付で支局になったという情報も見られた。時期は局によって異なるのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/90/f51666989fe4e233c645f5eb01da853a.jpg)
となると、以前から支局だった元放送局の14支局はどうなるのか。
支局を持ついくつかの放送局のホームページを見てみたが、「支局」のまま。しかも、そろって報道室の存在自体を掲載していない(青森局など昔は出ていたはずだけど)。
ということで、表面上は旧放送局だった支局も、旧報道室だった支局も、どちらも「支局」になったととらえなければならない。(さらに、海外の取材拠点も「支局」だ)
旧報道室は、貸しビルの1室ならまだしも、アパートの1室みたいな所に入るものもあり、それも支局となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/c6/268a7125f53f202f4c1a1987cb0d61ba.jpg)
【12日追記】ストリートビューは2012年10月撮影。現在ABSの支局は別に移転している。そもそも、ABSは「県北支局」が正式名称だそう。どうして看板が「大館支局」なんだ?
一方で、旧放送局だった支局は、大きな建物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/05/7f581683b6076056f8ea95d446e25792.jpg)
見た感じでは同じ「支局」だとは思えないが、名前を聞いただけではどちらも同じ「支局」。
これまでの支局は視聴者対応をしていたが、旧報道室の支局ではどうするのだろう? やらなそう。
例えば、弘前支局で対応してもらった経験がある視聴者が横手へ引っ越し、アパートの1室の横手支局に「受信料の住所変更の手続きをしたいのですが…」と訪れてしまうことも考えられる。
NHKの内部ではどうなのか知らないけれど、視聴者にとっては紛らわしいだけの名称変更だ。
しかも視聴者にほとんど説明なしに呼称を変更したのは、公共放送としてはいかがなものだろうか。
※呼称変更の事情はこういうことのようだ
それにABS、かつて元アナウンサーのK氏が大館にいたころから「大館支局」ではなく「県北支局」ですが。
所在地は常盤木町から長木川河川緑地近くの水門前にあるオフィスビル内に移転してますが。気象関連のニュースで度々「県北支局」前の映像が流れてますが。
掲載したGoogleビューの写真、いつ頃のモノですか?
NHK秋田局の記者って誰がどこ配置なのか、いまいち把握できていません。応援や研修のような一時的なものか、名称変更に伴うものか…
大館のストリートビューは2012年10月撮影です。その後、ABSの支局は移転していたのですね。
名称は、ABSの公式サイトでもたしかに「県北支局」です。旧支局のビルにきちんとした「大館支局」という看板があったのが不思議ですが、俗称・通称なのでしょうか。
>ガンメタさん、匿名さん
柳原経由はもう少し本数があってもいいと思っています。例えば15時台の新屋発駅行きは、イオン(サティ)前から若者や高齢者がぞろぞろ乗り込むことがあります。平日のみ数本の環状線が増えても大差ない気もしますが、これがきっかけで利便性向上につながれば…
その新ルートでは、バス停の廃止は当然として、卸町内では新設もありそうですね。
余談ですが、秋銀牛島支店~跨線橋をくぐる道ができる前(20年以上前)は、踏切を渡って二ツ屋下丁・南高校前で折り返して13号線で跨線橋を渡って、おたかの橋方向へ入っていたそうです。それと比べると、かなり短絡されることになります。
記念すべき20回目のバスまつりは行かずに終わってしまいました。
奥羽本線110周年列車があって、マスコミもそっちに注目してしまったようです。AKTのニュースなどによれば、羽後交通の横手市循環バスのリエッセや、秋北バスに最近来たエルガミオ(自社塗装のワンステップの中古?)も展示されたようです。
車外は緑(+落書き)で車内の座席は三平柄の133。三平バスが塗装変更された事情を知らない家族連れは困惑したかもしれません。
75はがんばりますねー。ひょっとしたら秋田県内の営業用バスの中でもいちばん古かったりして。
県外から来るバス愛好家の方々は、少し新しい県外中古の5Eボディに興味を示すことが多いようですが、75にも注目してほしいです。(1台だけで遭遇チャンスが限られ、かつ見かけのデザイン上はあまり古さを感じさせないせいかもしれません)
青窓で行灯がない唯一のLVキュービック358が23年の活躍で廃車ですか。いずれにしても、いすゞは長持ちしますね。
2012年10月時点のストリートビューでABS「大館支局」という看板があった件ですが、元々は「大館支局」という名称だったので、当時の看板を変えずに掲示していたのだと思います。
20年くらい前までは、本荘や大曲など(能代とかにもあった気がします)にもABSやAKTの支局があり、取材拠点が今よりも県内に細かくありました(ABS本荘支局は魁の本荘支局と同居の建物で、AKT本荘支局はビルの一室でした)。
HPを見たところ、現在はABSが「県北支局」と「県南支局」、AKTは「県北総局」と「県南総局」のほかに現在も「大曲支局」を置いているようで、AKTの方が拠点が多いことになります。
菅原実アナウンサー(当時)が「ニュースプラス1 あきた」のキャスターだった頃、番組の1コーナー?で当時の大館支局内に設置の簡易スタジオから大館駐在の記者がリポートすることがあり、「大館支局の⭕⭕記者がお伝えします」などとやっていました。
その後、私が採用試験を受ける頃には現在の「県北・県南」の体制になっていたので、平成の大合併あたりを機にABS・AKTとも支局の改編をしたのだと思われます。
大合併で、それまで市町村の枠というか概念が大きくなってしまったのと、交通網整備と人員配置の関係で、支局の守備範囲も広げたのでしょうか。
ローカルニュースの「今シーズンいちばんの暑さ(寒さ)」のような話題において、ABSとAKTは大館や横手の街の風景を使う機会が、昔よりも増えている印象があります。支局がそれなりに仕事をしているということでしょう。
NHKは秋田駅東口ばかりですが…