広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

続報2つ

2015-09-13 22:36:45 | 秋田のいろいろ
NHKの報道室が支局化されたことについて。

7月28日に開催されたNHK理事会の議事録(8月28日公表 http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/rijikai/27/20150728.pdf)に「報道室の対外呼称変更に伴うNHK情報公開規定、NHK個人情報保護規程の一部変更について」というのがあった。
平成27年8月1日から、全国148か所の報道室の対外呼称を「支局」に統一する
 →和歌山局ホームページでは9月からとなっているのですが…
・現在、支局では、情報公開・個人情報保護の窓口業務を行っていますが、(略)報道室の多くは記者1人の体制で、こうした業務への対応は困難です。また、従来の支局についても、営業拠点の集約により、体制がコンパクトとなることなどから、(略)今後は親局で対応することとします。
などとあり、そのために情報公開と個人情報の決まりを変えたそうだ。

従来の14支局から営業機能をなくすことにより、その業務内容が報道室と同じになるため、報道室のほうも支局という名にしちゃおうということか。
本件の本質は「報道室の(支局への)格上げ」ではなく、「旧・支局の(名前はそのままで)格下げ」ということになりそう。

これは「対外呼称」だそうだが、じゃあ内部呼称はどうなんだろう。報道室のまま?
いずれにしても、公共放送にしては受信料納付者・視聴者への説明が不足している。

【19日追記】前回触れた秋田局「ニュースこまち」火曜日の「報道室特集」コーナーは、「わがまち発見」とかいうのに改称されたようだ。(ホームページは未変更)



保戸野みその通りの街路樹について。

13日付秋田魁新報 秋田市地域面で「保戸野みその通り 改良工事/街路樹伐採で波紋/住民「景観を損なった」/市「やむを得ぬ措置」」として報道された。
新たに分かったことは、
・車道を20センチほどかさ上げして歩道との段差をなくすバリアフリー事業の一環

・根が路面下に広がり、作業に支障を来すことが分かったため、8月中旬から下旬にかけて30本を切り倒した(残ったイチョウは10本=通り全部でなく、今回の工区内でということかも)
・1981年前後に植えられた=道路建設がその頃ということ。もう1年くらい後かと思っていた。

・市道路建設課は「伐採は道路に側溝を設置するためのやむを得ない措置」「(街路樹が大きくなって)電線に触れる恐れがあり、葉も茂って夜間は街灯の光が届きにくかった。住民から安全対策を求める声があった」と説明。
・事前の告知がなかったため、周辺住民からは(略)不満の声が出ている
・市は工事終了後、周辺住民の意見を聞きながら街路樹の植栽について検討する
といったこと。

通りに面して民家が並ぶのだから、当然それらへの説明があったかと思っていたが、それがなかったとは驚いた。
道路建設課が言う、電線に触れるうんぬんは後付けの言い訳がましい。その理由ならば、秋田市じゅうの街路樹にその恐れがあるはずだから、全部伐採しないといけなくなる。
一方で、住民からは不満の声ばかりではないような気もする。「落ち葉の片付けがいらなくなって助かる」「(特にカイヅカイブキがなくなって)明るくなった」という声もあるだろう。
個人的には、伐採してしまった以上、新たに植えるのは無駄だと思う。いつかまた大きくなるのに、その時にまた伐採しちゃうの?(しつこいですが、少なくともカイヅカイブキはもう植えないでほしい)

※工事完成後の光景はこちら

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