広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

バターどら/いちじくゆべし

2018-10-26 00:05:17 | 各地お土産・食べ物
もらい物の秋田県内のお菓子2つ。
さかたや バターどらやき
潟上市昭和大久保「酒田屋菓子舗」の商品。酒田屋というのは屋号のようで、経営者は伊藤さん。
あちら方面に詳しくないとはいえ、お店も商品もまったく存じ上げなかった。

先日も述べた通り、僕はこしあん派なので、つぶあんが一般的などらやきはあまり好きじゃない。
これもつぶあん
あんこと皮の間の両側には、バターでなくマーガリン。

ところが、これがとてもおいしい。皮が個性的で、やや薄くてしっとり。中のあんことマーガリンがそれぞれ主張しすぎず、バランスがいい。ほんのりとした甘さが後を引く。
原材料には、ハチミツと黒砂糖、さらに味醂が入っている。
つぶあんなのを差し引いても、これまで食べたどらやきの中で、いちばん好き。
どらやきとしては、やや小さめで食べやすい。皮を持った時、さほど手がベタつかないのもいい。

秋田放送「ラジオ快晴GO!GO!のマキ」のブログ2014年3月29日付け「バターどらやき」によれば、
「20年程前から「どら焼き」は販売していましたが、10数年前からマーガリンが入ったこの形で販売しています。」
「お店のメイン商品で、訪れる人のほとんどがこの商品がお目当て」
とのこと。

日持ちは、製造後2~3日か。
大久保駅前の店舗のほか、道の駅しょうわ、井川町のJA産直・湖東のやさい畑でも売っているらしい。


もう1つは由利本荘市本荘。
由利地域はイチジクのほぼ北限の産地。
生食でなく甘露煮にして食べるのが主流。隣のにかほ市では、そのことをおもしろいと感じた関西出身の人がイベントを企画して定着し、イチジクの甘露煮が再注目されている。

以前から、イチジクを使ったお菓子もあって、本荘の吉野屋菓子舗の「いちじく・オ・アマンド」などが有名。
イオンスーパーセンター本荘店にも、吉野屋のお菓子は納品されていて、初夏に柏餅などがあった。今の時期は、(写真が分かりにくいですが)
いちじくゆべし餅
透明パックに三角形の餅5個入り。
ゆべしは地域でだいぶ異なり、東北地方ではクルミが入った醤油味の餅菓子。これはイチジク(の甘露煮?)の果肉が入っている。
原材料には、醤油でなく「味噌」と「クルミ」も入っているけれど、よく分からなかった。
ゆべしとしてはあまりしょっぱくなく、イチジクの種のプチプチとした食感がある。果肉がもうちょっと多ければいいけど…
さらに別のいちじくのお菓子(まんじゅう)も


秋田県内でも、まだまだ知らないおいしいお菓子があるものです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
バタどらと言えば (住民)
2018-10-26 22:12:10
バタどらは卸町の勝泉堂湊屋(現在麺屋蓮になってる場所)のが美味しかったのですが、今はなくなってしまいましたね。
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勝泉堂湊屋 (taic02)
2018-10-29 00:12:00
いろんな種類(中身)のどら焼きがあったみたいですね。バターではないですが、生クリームか何かのをもらって食べた記憶がありました。
バターどらやき、カロリーなど気になりますが、おいしいものはおいしく食べたいものです。
返信する

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