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縞台座・さらに表示板

2018-10-12 00:33:27 | 秋田のいろいろ
バス停の表示板更新の続きなど。※前回の記事
詳しく見ていないので今回は取り上げないが、10月の経路変更で新設された大学病院~谷内佐渡近辺のバス停も、ダルマ型・市営バスタイプの円形板・丸ゴシック体「スーラ」の太い文字・ローマ字併記という、最近の標準タイプの模様。

まず、表示板でなく台座のこと。
「すわ町」(神田・添川線用)上り
8月末から9月初めの間に、このような姿になった。

このバス停は、背の高いピカピカの柱、太いスーラの表示板だが、現在の一連の更新より先立って数年前、全体が新しいものになった。どうも車がぶつかって壊されたらしい(ぶつけた人は逃げたわけでなく、ちゃんと警察が来て現場検証? をしていた)。だから、下り側よりも新しい。なお、市営バス時代は、上下とも薄っぺらな二面体タイプだったので、移管後にダルマ型になったことになる。

今回何が変わったかって、台座。黄色と黒の斜め縞に塗装された。
シマシマ
8月末までは、ごく普通のコンクリートむき出しだった。
塗装済みの台座と交換したのではなく、以前の台座に塗装したのだろうか。だとすれば現地で塗装したのだろうか?

バス停の台座といえば、全国的にグレーが相場。秋田で散発的に設置される「頭でっかちタイプ」のポールは、台座の側面が金属板で覆われているが、それも色は似たようなもの。
この黄色と黒は珍しいし、目立つ。

このバス停が置かれた菊谷小路(=県道233号の通町西側交差点から千秋トンネル通り交差点辺りにかけての通称)は、歩道が狭い。そこへバス停を置くと、通行人の障害物になってしまうことはあるから、ぶつかったりつまづいたりしないための注意喚起だろうか。
でも、すわ町上り側が特別危険というわけでもなさそうで、どうしてここがこうなったのか分からない。もっと狭い場所、歩道がない場所に設置されたバス停もあるのに。
今のところ、他のバス停で同様の事例は未確認。


以下、毎度おなじみ表示板。
今年8月~9月初めの間で、土崎駅より北・飯島方面の旧国道~国道7号のバス停が、市営バス時代設置の角型共用・丸ゴシック体「ナール」タイプから円形に交換された。
(再掲)かつての「砂山」

更新後
以前も触れたように、新表示板で違和感があるのは、文字数が少ないバス停名でも、文字間隔を変えずに中央に寄せて表示していること。間隔を広げたほうが見やすい気がするけど、単なる慣れなのかな…

一方、そのお隣は文字数が多く、
「飯島コミュニティセンター入口」
日本語はこれでよしとしましょう。なお、秋田市の施設名として「コミュニティー」と伸ばさず「コミュニティ」が正当だから間違ってない。【2022年6月18日追記・厳密には「飯島地区コミュニティセンター」と「地区」も付くのが正式だが、バス停名で略するのは妥当だろう。】
問題は英語。「COMMUNITY SENTA」と、英語と読みのローマ字が混在。

中央交通では、ハローワークを「HAROWAKU」、だいぶ前の設置だが「卸センター前」もたしか「SENTA」。英語であっても、日本語の音をローマ字表記するのが基本のようだ。じゃあ「COMYUNITEXI」??
明徳コミュニティセンター前の表示板はまた別の表記
【2022年6月19日追記・飯島コミセン入口の交換前の共用タイプでは「COMMUNITY CENTER」と英語表記だったようだ。】


さらに10月前後にも散発的に交換。もしかしたらダイヤ改正関係バス停といっしょにやったのかもしれない。これらは台座は不明だが、少なくと支柱もいっしょに交換された。
両方向が共用タイプ角型だった「鷹匠橋」では、7月中旬に泉回り側だけが交換。八橋回り側は、支柱がとても錆びていたので、後で支柱も交換するのではと予想していた。今回、予想通り、柱も表示板も新しくされた。
しかし、同様であった「北都銀行前」の上り側は錆びた支柱・角型板のまま。【21日追記・その後10月20日までの間に、北都銀行前上りも交換された。】

旧国道の通町経由将軍野線の「八橋」は、上下とも交通局が設置した、円形板・透明シールにパソコン印字だったが、上下とも更新。(「面影橋」も同タイプだったので更新された可能性があるが、未確認。【14日追記】コメント欄の通り、面影橋も旧国道側は交換されていた。県庁経由が通るサンライフ秋田側の面影橋は、下り側ナール、上り側は細いスーラのまま未更新。)
「八橋」。今回も中央に詰めて表記
考えてみれば「八橋」って、とてもおおざっぱなバス停名。八橋地区は広いし、ほかにも「八橋○○」のバス停が複数あるのだから。
例えば新国道には、
(再掲)2017年秋更新の「八橋大畑」
ここで「八」の字形が違うのに気付く。2画目の書き始めの横線があるのとないのと。
以前、このフォントが「スーラ」であることを同定したが、メーカーホームページのサンプルと八橋大畑の八が違うのが気になっていた。

どうも、フォントだか文字コードだかの規格(CIDとかいうヤツ?)の違いによって、スーラではデザイン上の微妙な相違があるらしい。
カットシール文字を作成した業者のパソコンやフォントのバージョンが、八橋大畑の昨秋より後に、更新されたということかな。

いずれまた、続くでしょう。※2017年と2018年秋頃に交換されたと思われる大野口の状況。2019年秋までに更新されたと思われる土崎の旧国道
※2019年秋には、表示板更新でない対応がされた。

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6 コメント

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これで残りは… (編地 耕部、)
2018-10-12 21:22:41
最近、中央交通のバス停の表示板の更新が突発的に増えてきており、ほとんどの停留所が交換されましたが、10月12日現在、まだ未だに楢山広小路~二ツ屋下丁及び楢山共和町・登町の表示版が、市営バス時代設置の角型共用・丸ゴシック体「ナール」タイプのママになっているのですが、果たしてそれらのバス停はいつになったら新しい表示板に変わるのでしょうか?
あと、この前から思ったのですが、数年前の臨海営業所が誕生して、一部の秋田営業所の路線が五城目の出稼ぎになってた当時ですが、赤沼線や長崎屋・車庫は運用された事があるのに、牛島・御野場団地線は五城目の出稼ぎ車両で運用された事がないのでしょうか?
もしかしたら、最終便の御野場線の運用後、五城目営業所まで大幅な回送があったからではないと思われますが。

あと、中央交通のバスの戸袋窓でのABSの秋の新ドラマのポスター広告は、結局、やらなかったのですが、一体どうしてでしょうか?

同じテレビ局でも、車内だと、過去の数年前に遡ってNHKの巨大ポスター広告を掲示したり、今天井部で掲載のAKTの月9と火9の宣伝はよく観ますが、ではABSの新ドラマ(日テレ制作に限ります)の広告は中央交通とかのバスでは展開しないのでしょうか?
せっかく、たくさんの人に乗車してもらうバスだから、自社のドラマの広告を掲載し、多くの視聴者を取り込めるチャンスですが…。
それとも、ABSのドラマは、中央のAKTに対抗し、羽後交通か秋北バスの方で行うのだろうか。


よろしくどうぞ。
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こんばんは (秋田市4227ファン)
2018-10-12 22:25:03
先日、通町経由側の面影橋バス停の交替作業中の所を見ましたが写真にある八橋バス停も同じ日に作業が行われたのかもしれませんね。
その交替作業は中央交通の職員の方がしているものと思っていましたが、その時は看板屋さんの方が2人で作業していました。
何カ所かサビサビのバス停を見かける所もあるので少しずつ交替されるかもしれませんね。
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阪神最下位で (FMEN)
2018-10-13 08:39:30
それを祈願した、は嘘でしょうが、虎の柄ですね。
一方で踏み切りの部品は広島のような紅白になってる部分があったり。
目立ちますから増えそうで。
市営時代は首に黄色いテープ巻いてるポールがありましたが、中央では見ないです。

局広告は開局間近みたいにAABや、ABSはラジオも面白そう。
他県ではオールナイトニッポンの広告もあるとか。
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コメントありがとうございます (taic02)
2018-10-14 20:37:51
>編地 耕部、さん
まとまって未更新なのは牛島方面ですね。今月の南部公民館前改称といっしょにやるかもと思いましたが、そうでもなかったみたいですね。遠くないうちに更新されるのでしょうけど…
牛島方面は、五城目営業所にしてみれば不慣れなエリア・道だし、当時は東営業所もあったわけで、担当させなかったのではないでしょうか。車庫や赤沼線はルートも単純で、車庫や駅で時間調整も兼ねて担当していたのでしょう。

ABSは、きっと新社屋建設で忙しく、費用もそっちに使っていて、現時点では広告まで手が回らないのでしょう。

>秋田市4227ファンさん
週末、(旧国道側)面影橋のほうも見てきました。八橋と同時交換でしょうね。
県庁経由側は、市営バス時代のナール(板が曲がっている)と、バスロケを撤去して数年前に置かれた細いスーラのままでした。
大町通りの交換作業を見た時も、2人でやってました。てっきり中央交通の人だと思いこんだものの、今にして思えば車などどこにも社名は書いてなかったような… 作成から交換まで丸投げというか一括発注なんでしょうね。

>FMENさん
線路周辺で使われる黄黒のロープは「タイガーロープ」と通称されますが、これはタイガーストーン?
踏切は紅白の方が視認性高いという結論らしく、JR東日本は積極的に交換していますね。
すわ町を見る限り、バス停台座は黄黒のほうが目立つような気がします。丁寧に塗られていてなかなかきれいにも感じます。
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遂に牛島方面も… (編地 耕部、)
2020-01-24 18:23:15
今日のお昼過ぎ、12:30発の仁井田御所野線で御所野へ向かう最中に、牛島方面の一部が漸くダルマ型に更新されていたのを確認しました。今回は牛島東一丁目~二ツ屋下丁の間が更新で、その前の新屋敷小路~登町・楢山広小路(小泉薬局側)は未だに市営バス時代の共用タイプでした。その調子で残りの停留所も随時新タイプへ更新されていくでしょうね。
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残りわずかな共用タイプもいよいよ (taic02)
2020-01-24 21:31:26
なかなか変わらないと思っていましたが、ついに…ですか。
でも楢山から二ツ屋まで一括ではないんですね。そして、相変わらず秋田営業所管轄で盛んに交換されている印象も。
大住方面一部の手書き板がどうなったか気になります。
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