広く浅く

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表示板更新・その後

2018-08-15 00:38:08 | 秋田のいろいろ
表示板面の更新が散発的に行われている、中央交通のバス停の続き。
7月下旬にアップした後も、まさに散発的に実施されたのを確認。
前回、最後に取り上げた「むつみ町」の新港線新屋方面行き側(秋田駅発着系統が通らない側)が、交換された。
(再掲)市営バス設置のナール(書体名)の川元むつみ町

更新後・スーラ(書体名)の川元むつみ町
ローマ字は以前は「~CHO」だったのが、交換後は「~MACHI」。町名の読みは「むつみまち」が正しいようなので、市営バスが間違っていたことになる。
更新後のほうは文字が少し縦に圧縮されている。「む」右上の点の位置が違うのと、「町」が「田」と「丁」に分離しているようなデザインなのが特徴的。こういうことをしていると「ゲシュタルト崩壊」してしまう。


市営バス時代設置のナールの表示板だった、長崎屋バスターミナル以南の各バス停も交換。むつみ町の反対側は、元バスロケなので、対象外。
本数が少ない新港線用だし、バス停名ははっきり判読できるのだから、まだ使い続けても良さそうなのに。やっぱり交換基準が分からん。
これにより、土崎から新屋まで、県道56号線(新国道とその南側)のダルマ型のほとんどが、中央交通によるスーラタイプになった(設置時期により文字の太さ等差異あり)。


以前紹介した大町通りの隣、「赤れんが郷土館前」。
市営バス設置ナール
ここは上り側だけ、
スーラに更新
市営バス設置ナールである下り側や、さらに隣の大町四丁目以降はいずれも未更新。
現在も市営バス設置ナールが残る下り側
市営バスのほうが文字の線が細い。文字の形はとても似ていて、「が」の点の位置が違う程度。

更新された上り側のもう片面は、
ちょっとおかしな点が2つ
1つは「赤」の横棒左側に、文字と同じ色の、インクがこぼれて流れたような形(カッティングシートだから違うと思うけど)の線というか筋が付着してしまっている。
そして、「が」の濁点が1つしかない!(その1つが「赤」に飛んだわけではない、形が違うので)ずっと見ていたら、濁点2つのほうが点が多すぎて間違っているように思えてしまった。これもゲシュタルト崩壊?


更新に関しては、今回は以上。
最後に、ずっと以前に交換されたもの。
(再掲)「イオン秋田中央店前」下り側
秋田サティがイオン秋田中央店に改称した際、1月遅れの2011年4月にバス停も「サティ前」から「イオン秋田中央店前」に改称された。
表示板ごと交換する手法で、新品ではなく使い回しのような感じはしたものの、きれいにリメイクされており、以前のバス停名が下に浮き出るようなことはなかった(でも上の写真をよく見ると…)。
透明シールではない細い丸ゴシック体・ローマ字なしで、今にしてみれば、これも細いスーラ。

7年経った今。
現在の下り側
表示板は同じものだが、色あせしている。3色の地色も、上段の白文字の社名も。そして、バス停名のところは、
下に「笹岡」がくっきり!
以前は(ほとんど)分からなかった、かつて使われていたバス停名が、亡霊のごとく浮き出てしまった。
これは南向きの面で、日差しをさえぎるものがない場所。お日さまの力はすごいものだ。
でも、反対の北面も、
色あせは少ないが、やはり「笹岡」が出ている

「笹岡」は、移管直後に中央交通が更新していた、JTCウインRと思われるフォント。
そして笹岡バス停といえば、神田線の系統であった「神田笹岡線」の停留所。笹岡集落へ立ち寄って、元の道へ戻るために方向転換する場所にあったバス停のはずなので、ポールは上下共用で1本だけだったはず。
郊外の1日3本程度しかなかった閑散路線から、利用者・本数ともに多い場所へ“大抜擢”の表示板だね。

神田笹岡線は、2011年3月末で廃止され、秋田市マイタウンバス北部線に再編された。現在はキングタクシーが受託運行しており、バス停は別のタイプ(「バスで行こう」にシールを貼ったもの?)が使われているはず。
ということは、笹岡線が廃止された翌日に、サティ前のバス停名が変わっている。ひと晩で表示版を取り外して、上から貼って、さらに交換するという作業をするとは考えにくいから、それより前に笹岡から取り外したのだろうか。(そこで「バスで行こう」に変えたのか? それはそれで面倒そう)

イオン秋田中央店前の反対・上り側。こちらは街路樹があるので、日差しは当たりにくい。
現状(北面)
上り側のほうは地色は濃いままだが、白文字の社名は薄れつつある。
そして、分かりにくいけれど、こちらも以前のバス停名が浮き上がりつつある。
ナールの「山王二丁目」のようで、下段にも中央交通の社名が透けていて、移管途中に2社共用されていたものだ。
山王二丁目の下り側は元バスロケが今も使われている。上り側がダルマ型で、現在はポールごと新しい細いスーラのもの。その前に使われていた、市営バス設置の表示板ということになろう。

でも、
2002年撮影のブレブレ写真
かつての上り側は、埋めこみ式で、夜間にバス停名が赤色LEDで点滅するバス停だった。
歩道の融雪工事の時に撤去されてダルマ型になったのだと思うが、移管後ではなく移管前で既にそうなっていたのだろうか。
秋田駅発着の新国道経由は早い段階で移管されたが、山王二丁目を通る千代田町経由神田線は2004年度まで市営バスが運行していたので、そこまで共用だった。
となると、上の写真を撮影した後2002年から2004年の間に、ダルマ型が設置されたことになる。だけど、当時の交通局ではナールの表示板を設置していなかった(パソコン印字の透明シールを使用)はずで、時期が合わない。どこかで間違えている。


移管後の市営バスタイプ表示板の例外バージョンについて、後日また
表示板更新の続きはこちら
※イオン秋田中央店前の表示板は、2022年8月に交換された

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
イオン秋田中央店前 その後 (網地 耕部、)
2022-09-04 21:38:20
先日もお伝えしました通りに、イオン秋田中央店前の表示板は最新型のポールごと新しい細いスーラのものに交換されております。

以上、現状報告でした。
返信する
2022年8月末頃 (taic02)
2022-09-04 22:45:47
台座ごと交換でしたね。
卸センター前方向と合わせて、現地訪問後、記事にするつもりです。
返信する

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