秋田市内で5店舗を展開する「スーパーマーケットチェーン マルダイ(以下、マルダイ)」がある。※県外には、いくつかのマルダイというスーパーがあるが、無関係。
秋田市南部、羽後牛島の北東側、国道13号と旧羽州街道が近接する辺りに、西洋のお城のような外観の同社「牛島店」がある。
1986年にオープンしたそうで、秋田市「市民が選ぶ都市景観賞」を受賞している。受賞時は「マルダイ新牛島店」の名。なぜなら、当時は踏切を渡った、今の国際タクシーのところに初代「牛島店」があって、後にそれが閉店・統合されたからだそうだ。
現・牛島店には、秋田銀行のATMコーナーがあるが、それは今も「マルダイ新牛島店」の名称。
マルダイ牛島店は、道路に面して広い駐車場があって、その奥にお城が建つ。お城の形はともかく、配置としては当時としては時代を先取りしたスーパーだったはず。
マルダイ牛島店には、郵便ポストが設置されている。※「郵便受け」ではなく、郵便物を出すほうの「郵便差出箱」のことです。
建物際にポスト
スーパーは人が集まる場所だから、ポストがあるのは珍しくはない。
道路際ではなく、店の建物のほうに設置されているが、それも普通。スーパーに用がなくて、投函だけする人は面倒だろうけど。
でも、ここの場合、設置位置がちょっと変わっている。
上の写真で、左奥の銀色のサッシが店舗の出入り口。その右手前に、もう1つ黒い枠のドアがあるが、店内には通じていない。そのドアの横にポストがある。
黒い枠のドア
ポストの上の微妙に高い位置には、郵便受けもあり「マルダイ」と表示。ドアのガラスには「MARUDAI Co.,Ltd. Head Office」。
そうだった。マルダイの本社も牛島店と同じ建物に入っているのだった。その玄関のようだ。
右があきぎんATM
ポストは、店舗入口と少し距離を置いて背を向け、本社に出入りする人が使いやすそうな位置と向き。これでは、来店客を相手にしていないように見えてしまう。
Googleストリートビューを見てみた。
2012年10月撮影
今と色などが微妙に違う。
そうだった。牛島店は数年前(2016年11月)にリニューアルされている。上のストリートビューでは、左右両端の赤い枠が店舗出入り口。
リニューアル時に、赤が銀色になって、左側の小さい出入り口を廃止、右側1つになった。
そして、リニューアル前と今とで、ポストの位置が違う。上画像では、右の出入り口の左側(Googleロゴの「g」の上)に、右向きで設置されている。
現在は、同じ向きのまま、右隣の本社出入り口の左側へ移設されたことになる。
はっきりとは分からないが、店舗玄関は色だけでなく、構造も変更された感じがするので、ポストが干渉してしまって、移設を余儀なくされたのか。あるいは、収集時に客を邪魔してしまうようなこともあったのかも。
以前も今も、右を向いている理由は、収集(取集)作業のためで間違いない。ポストは向かって左側に扉があるので、正面向き設置では左面と壁が近くて、扉を開けられず集められなくなってしまうから。
同じ理由で、ポストが横を向いているケースは、わりとある。昔の丸ポストは、扉の向き(頭の向き?)を変更できる設計だったのだが。
でも、マルダイ本社関係者以外の郵便を出す人にとっては、ほんの数歩ながら余計に歩かされ、用もない本社玄関に近付かされ、少々抵抗感を覚える配置かもしれない。
もう少し前もしくは左前に脚を埋めれば、正面向きに問題なく設置できそうに見える。それでも客の動線に影響なさそうだし、多少デッドスペースが増えるもののこんな半円形の柱の前なんて、大した使いみちもないのでは?
些細なことだけど、移設時に、もう少し配慮してくれても良かったと思う。
秋田市南部、羽後牛島の北東側、国道13号と旧羽州街道が近接する辺りに、西洋のお城のような外観の同社「牛島店」がある。
1986年にオープンしたそうで、秋田市「市民が選ぶ都市景観賞」を受賞している。受賞時は「マルダイ新牛島店」の名。なぜなら、当時は踏切を渡った、今の国際タクシーのところに初代「牛島店」があって、後にそれが閉店・統合されたからだそうだ。
現・牛島店には、秋田銀行のATMコーナーがあるが、それは今も「マルダイ新牛島店」の名称。
マルダイ牛島店は、道路に面して広い駐車場があって、その奥にお城が建つ。お城の形はともかく、配置としては当時としては時代を先取りしたスーパーだったはず。
マルダイ牛島店には、郵便ポストが設置されている。※「郵便受け」ではなく、郵便物を出すほうの「郵便差出箱」のことです。

スーパーは人が集まる場所だから、ポストがあるのは珍しくはない。
道路際ではなく、店の建物のほうに設置されているが、それも普通。スーパーに用がなくて、投函だけする人は面倒だろうけど。
でも、ここの場合、設置位置がちょっと変わっている。
上の写真で、左奥の銀色のサッシが店舗の出入り口。その右手前に、もう1つ黒い枠のドアがあるが、店内には通じていない。そのドアの横にポストがある。

ポストの上の微妙に高い位置には、郵便受けもあり「マルダイ」と表示。ドアのガラスには「MARUDAI Co.,Ltd. Head Office」。
そうだった。マルダイの本社も牛島店と同じ建物に入っているのだった。その玄関のようだ。

ポストは、店舗入口と少し距離を置いて背を向け、本社に出入りする人が使いやすそうな位置と向き。これでは、来店客を相手にしていないように見えてしまう。
Googleストリートビューを見てみた。

今と色などが微妙に違う。
そうだった。牛島店は数年前(2016年11月)にリニューアルされている。上のストリートビューでは、左右両端の赤い枠が店舗出入り口。
リニューアル時に、赤が銀色になって、左側の小さい出入り口を廃止、右側1つになった。
そして、リニューアル前と今とで、ポストの位置が違う。上画像では、右の出入り口の左側(Googleロゴの「g」の上)に、右向きで設置されている。
現在は、同じ向きのまま、右隣の本社出入り口の左側へ移設されたことになる。
はっきりとは分からないが、店舗玄関は色だけでなく、構造も変更された感じがするので、ポストが干渉してしまって、移設を余儀なくされたのか。あるいは、収集時に客を邪魔してしまうようなこともあったのかも。
以前も今も、右を向いている理由は、収集(取集)作業のためで間違いない。ポストは向かって左側に扉があるので、正面向き設置では左面と壁が近くて、扉を開けられず集められなくなってしまうから。
同じ理由で、ポストが横を向いているケースは、わりとある。昔の丸ポストは、扉の向き(頭の向き?)を変更できる設計だったのだが。
でも、マルダイ本社関係者以外の郵便を出す人にとっては、ほんの数歩ながら余計に歩かされ、用もない本社玄関に近付かされ、少々抵抗感を覚える配置かもしれない。
もう少し前もしくは左前に脚を埋めれば、正面向きに問題なく設置できそうに見える。それでも客の動線に影響なさそうだし、多少デッドスペースが増えるもののこんな半円形の柱の前なんて、大した使いみちもないのでは?
些細なことだけど、移設時に、もう少し配慮してくれても良かったと思う。