広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

竿燈→枝豆

2017-07-05 00:07:44 | 秋田の季節・風景
秋田駅自由通路の東口側、南面の大きな窓。
左側
いつからかは知らないけれど気づいたのは先週末、ここの光景がちょっと変わった。
(再掲・2014年撮影)以前の同じ場所
以前は、等間隔で連続する柱の縦長のスペースを使って広告とともに、竿燈を上げている写真が掲出されていた。
角度によっては、連なって上げられた竿燈をほんとうに見ているようで、いいアイデアだと感心していた。
(再掲)

それが「秋田えだまめ」に代わっていた。

緑色の「夏」とオレンジ色の「秋」が交互に配置。
「秋田県 あきた園芸戦略対策協議会」とあるから、それが広告主か。

「B」の1つ多いのに目鼻が付いたのは、エダマメ?【末尾の追記参照】
「ニッポンイチ!?」ともある。これは、秋田県がエダマメの生産と県外への出荷に力を入れていることを示しているのだろう。
他の場所では「目指せ! えだまめ日本一」というキャッチコピーも使われている。「日本一」は何が日本一なのか明確に示されていないが、量だけでなく品質面も含めて最高の秋田産エダマメを、ということかもしれない。
実際には、量としてはまだ日本一にはなっていない。だから「ニッポンイチ!?」と「!?」なんだろう。
【10日訂正】都道府県別「出荷量」としては2年連続で秋田県が1位だそう【13日補足・7~10月の東京中央卸売市場への出荷量のことらしい】。でも、こういう統計って、別に「作付面積」とか「生産量(収穫量)」などもあり、一般的には生産量を用いることが多いのではないだろうか。生産量では、千葉、山形、新潟が上位で、秋田はその次辺りのようだ。

「んだ。んだ。秋田。」は2016年からの秋田県の観光キャッチコピー。観光キャッチコピーがここにあるのは場違いでは?

「えだまめ」を強調したいのは分かるけれど、知らない人にはいまいち伝わらない。デザイン的にも文字ばかりであまりおもしろくない。例えば巨大なエダマメの写真や絵を入れるとかできそうなのに。
何よりも、秋田市の玄関口にふさわしい竿燈の写真がなくなって(ずっとあのままかと思っていたが、期間が定まった広告だったのか)、その後がこれなのにはがっかりしてしまった。

【13日追記】12日付秋田魁新報 経済面で取り上げられていた。
それによれば、設置は9月末まで。サイズは4メートル×50センチ。「柱20本に設置」とあるが、1本の柱につき東西両面に計2枚掲出されているようだから、柱の本数としては10本では?
「B」のようなものは「県のイメージアップアドバイザーを務める梅原真さん=高知県=がデザインしたものエダマメのイラスト」。

※この後、10月2日には、以前の竿燈に戻っていた。新聞記事の通り、期間限定のえだまめだった。個人的には戻ってよかった。
※翌2018年の7月頃には、枝豆ではなく、国際教養大学の広告が掲出された。
2023年にはTDKのこんな広告が
コメント (2)
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