広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

静岡らしい一口羊羹

2017-07-06 00:03:31 | 各地お土産・食べ物
3月の静岡旅行(前回の記事)のお土産。
沼津駅前のスーパー「しずてつストア」のレジの手前、よくガムとか電池を売っているところで、見慣れぬものが売られていた。
よく見れば、静岡ならではで価格も手頃(忘れたけど100円程度)、賞味期限も長い(半年ほど)。ちょっとしたお土産に良さそうだと、購入。
こんなもの
正式な商品名は分からないけど、いわゆる「ひと口羊羹」。静岡市葵区の「望月茶飴本舗」の商品。

「茶飴本舗」というだけに、金太郎飴式で「茶」と書かれた緑色のお茶味のアメ(秋田でもたまに食べる機会がある)を製造しているが、羊羹も主力商品のようだ。
店頭では、パッケージの色彩がいろいろで目を引いた。10種類はあったが、デザインだけでなく、中身(味)も全部違う。ネット上の情報によれば25種類以上あるそうだが、全貌は不明。

塩や黒豆とかよそでもありそうな味もある。「久能山東照宮 葵きんつば」や「東海道中膝栗毛」とかけた栗羊羹とか、ネーミング重視のものも。
ほんとうに静岡ならではだと感じたのは、「静岡産 わさび」「静岡産 苺」「久能山東照宮 家康公 葵だいだい」「静岡産紅茶葉 和紅茶」。
パッケージ裏面
パッケージ裏面や原材料欄によれば、
わさびは、ワサビ栽培発祥地の静岡市葵区有東木(うとうぎ)の葉ワサビ入り。
苺は、久能山の海側で栽培が盛んな「石垣いちご」使用。
だいだいは、ダイダイの果汁と「青だいだい」入り。
和紅茶は、最近は東海道新幹線のホームなどでも売られている、静岡産の紅茶。

上記4種を食べた。いずれも、羊羹の色はそれぞれの原料らしい色合い。味もそれぞれの味がするけれど、総じて控えめ。羊羹そのものの味わいも残しているのかもしれない。
ワサビは辛いというほどでなく、ワサビの風味がほんのり漂う程度。


そういえば、「緑茶味」は店になかった。(お茶羊羹は全国的にさほど珍しくもないけど)
調べると、メーカーでは「駿府 本山茶」「やぶきた」「ほうじ茶」を製造しているようだ。
ほかにも、「静岡産 ゆず」「藍苺(ブルーベリー)」「にんじんいも」「三島甘藷 芋」など、ユニークな品揃え。

ネットでも取り扱う店がいくつかあるようだ。
今回は、地元スーパーでガムと同じような、身近な商品扱いで売られていたのを見つけたわけだけど、他の店では売っているのだろうか。駅のキオスクなんかで売ってもいいのではないでしょうか。
コメント (5)
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