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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ランチパック近況・たけやロゴ

2011-11-13 23:40:40 | ランチパック等パン類
たけや製パン関係の記事。
毎月恒例、「たけやランチパック」は、今月新発売の製品は未確認。※先月の記事
6月からの「本荘ハムフライ」、9月からの「ミートスパゲティ」、10月からの「カルボナーラ」は継続発売されている模様。

一方、昨年の今頃、本家ランチパックとたけやフレッシュランチで、ほぼ同時期に発売されていた「横手やきそば風」(フレッシュランチ版の記事)が、今月からヤマザキランチパックとして再発売されており、これが秋田でも売られている。
秋田県内で売られているものは、製造所固有記号が「TK」なので、たけやが受託製造していることになる。昨年は、ヤマザキ版とたけや版で、成分表示の量が微妙に異なったのだが、今年はおそらく同一なのだろう。
今月は、ランチパックの横手やきそばを再発売する代わり、フレッシュランチの新商品を出さなかったということなのだろうか。


これ以外にも、秋田で流通するヤマザキランチパックは増えている。比較的見かけるものを簡単にご紹介。
ポテトサラダ 仙台工場製
10月から発売。無難な組み合わせ。

なめらかカスタード/なめらかチョコクリーム 
11月から発売された、「なめらか~」2種。
どちらも秋田で買ったものだが、製造所固有記号に注目すると、カスタードは「TK」、チョコクリームは「KD」となっているから、たけや製パンと青森の工藤パンがそれぞれ受託製造していることになる。
秋田と青森で相互に供給しているわけだ

チョコクリームの中身
たしかになめらかでとろりとしている。カスタードの方も同じ。
おいしいといえばおいしいけど、単なるクリームパン、チョコクリームパンなわけで、ランチパックにしてはヒネリが足りないかな。

ブルーマウンテンコーヒークリーム
10月から発売の長い名前の商品。秋田県内で売られているものは工藤パン製造。
以前、コーヒークリーム入りのを食べて苦かった経験があるが、これはやわらかい味(?)で気に入った。クリームは上のなめらか~並みにとろりとしている。

工藤パン製造のランチパックが、秋田県にも来ているのを確認したのは、今回が初めて。
先月青森に行った際は、逆にたけや製造のランチパックのイチゴジャムが売られていた。受託製造分とはいえ、県境を越えて行き来するようになったようだ。



ランチパックについてはここまで。
7月に「ニューラスク」を取り上げた。
「中田製菓」が製造・販売しているのだが、なぜか秋田県内ではたけやブランドで販売され、商品裏面の販売者欄にはたけやの旧ロゴマークが表示されていた。同様に青森では、工藤パンブランドで流通しているらしかった。
 (再掲)たけや版
先日、青森に行った時、実物を入手。
工藤パン版
やはり、正面左上が「KUDOPAN」となっている。側面の「NEW RASUKU」など、他の部分は共通。
裏面のバーコード(JANコード)も工藤パンの製品としての番号。
工藤パンのロゴ
裏面の販売者表示は、
 (再掲)たけや版

工藤パン版
たけやと工藤パンでレイアウトが若干違い、製造者の「中田製菓」の書体も微妙に異なる。工藤パンの方は「株式会社」の「式」右上の点がない!
そして、

この一見すると「ユ藤パン」に見えてしまう、昔からのロゴ。現在は見かけないと思っていたら、公式サイトの最上部にしっかり表示されていた。(ただし「藤」が読みやすいクリアな文字)
日本語での社名表示としてまだ使われており、完全に廃止されたわけではないのだろう。


一方、「たけや製パン」のロゴは、新しい日本語ロゴがあるので旧ロゴは基本的には使われていない。
たけやのロゴ類が一新された1992(平成4)年5月から約20年。現在、旧ロゴを見られる数少ない場面は、上記ラスクの裏面のほかは、以下に紹介するアイテムくらいだろう。
それは、
これ
コンビニの前に置かれていたもの。
メーカーから小売店へ商品(パンや菓子)を納品するときに使われる入れ物(箱)だ。スーパーの「菓子パンどれでも98円」セールの時などは、これに入れたまま店頭に陳列されることもある。
おそらく誰もが見たことがあると思われる箱だが、名前は何だろう?

調べたら、「ばんじゅう」と呼ばれるそうだ。
製菓・製麺業界などでも使われ、「番重」という漢字を当てることもあるとのこと。
山崎製パンのサイトに掲載されている資料「Yamazaki 環境の取り組み 2008(http://www.yamazakipan.co.jp/company/kankyou/2008/kankyou2008.pdf)」17ページには、「ヤマザキは、創業当初よりパンの納品に繰り返し使用できる「番重」と呼ばれる容器を用い」とあるので、ヤマザキでは確実に「番重」と呼んでいる。
ちなみに、ヤマザキでは、古くなった番重を原料として新しい番重を作っている(マテリアルリサイクル)そうだ。

たけやの番重では、
旧ロゴがまだ現役!
旧ロゴの番重では企業名の「たけや製パン」ではなく、「たけやパン」と書かれていたのか。通称というかブランド名だったわけだ。
「すぐおかえし下さい」と書いてないのは、返さなくてもいいの?!
旧ロゴの番重でも、表面や印字の経年劣化具合がそれぞれ異なるが、どれも旧ロゴ時代に作られたのだろうから、20年以上は使われていることになる。

新ロゴの番重
新しいのは深さが浅い。こちらは「たけや製パン 専用」と表記。
なぜか左右でグレーの色合いが異なる。

もうしばらくは、旧たけやロゴが番重で見られそう。
※工藤パンについてはこの記事末尾
コメント (4)
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