天然コケッコー

　私のお気に入りの夏帆さん、近頃ＣＭで見かけますが、気にいった顔とそうではない顔があります。女優さんとして気にいってるのでもなく、ただ何となく、昔よく見た懐かしい可愛らしさのある女の子としてお気に入りです。数週間前の深夜番組で『天然コケッコー』が放映されていました。のどかな田舎の情景が描かれていました。田舎育ちの私の『プロの田舎の目』で見れば、ずいぶん矛盾もありますが、岡田将生君と夏帆さんの美男美女で許されることです。

　
　今までに、私もずいぶん天然さんと天然君に会いました。某大学一年生の女子のお話です。学食だったと思いますが「高校の修学旅行はどこへ行きましたか」との問いに、満面の笑みで「アンゲー宮島でした」？？？でした。私は瞬間に「安芸の宮島」がヒットしましたので、『あきのみやじまかぁ・・』とさりげなく訂正しました。彼女は「アキって読むのですかぁ」と再び満面の笑みでした。私は彼女に『アンゲちゃん』のニックネームを贈りました。彼女のニックネームが浸透すると、皆がさかんにニックネームの由来を聞いていましたから、皆さんは真の意味を知らなかったと思えます。当の本人は「アンゲなんてドイツ人みたいでカッコ良いです。私このあだ名好きです」と可愛いらしい天然ちゃんでした。

　
　さて少し前に大きなテレビを買いに行きましたが、ワゴンセールは必ずチェックします。処分品の中には、まだ充分使えるのがあるのです。いわゆる掘り出し物ですが、値段が値段ですので『使えて良かった』程度に考えないといけません。まぁ、九分九厘使えますが、使えないと思って買うのが安物買いの心得なのです。

　
　そんな買い物中、ワイヤレスマウスが２００円（税別）国内メーカー品です。箱の隅はつぶれ、見向きも去れない代物でした。迷うことなくゲットしました。さきほど妻のＰＣ台を作ったのですが、ＵＳＢコネクタが横ですので、何かと支障がありました。２００円なら騙されてもあきらめられる金額です。購入しました。

　
　さて帰宅後、マウスを取り付けました。妻に『マウスに電池を入れておいて』と頼みました。妻が「こっちの電池を入れるところが無いよ」私は『？？？？？こっちの電池？？』妻は送信機を電池と思ったらしいです、天然です。

　
　ところが、取り付けてもカーソルは動きません。『やはりなぁ、壊れてるぅ～。電池の＋－間違えてないよな』と聞きました。妻は「レシートはテレビのレシートと同じだったからぁ・・・・・」と、壊れていると決め付けています。あらあら、２００円でも不良品交換なの？。それが正しいのだけど、２００円で交換ってのも・・・・ちと、どうかと思うぜ。

　
　妻が「これで良いよね？」とマウスの裏蓋を外して持って来ました。＋－は間違っていません。が、しかし！！　乾電池にはラップがかかったままでした。とんだ超天然さんでした。おしまい。