田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

安倍首相の演説が笑いモノに「8割の米議員わからず」の声も

2015年05月05日 | 日記
 日刊ゲンダイの記事だからまともに取り合うのが馬鹿らしいが「ウォールストリート・ジャーナル」のアメリカ人記者たちは、安倍首相の演説を「まるで中学生の英語スピーチ大会だ」と笑い合っているそうだ。素直に日本語でやればよかったのだ、と書いている。
 
 これってアメリカ人記者を愚弄していない?。私は英語が苦手だが、アメリカ人の友人は多い。外国人を夫に持つ妻達に友人が多いので、結果的にそうなった。私はアメリカ人夫の言うことのほとんどを理解できるが、悲しいかな話せない。また、彼らの変な日本語を笑ったことなど一度としてないし、彼らも私の英語を笑うことは決してなかった。
 
 さて、夫君たちは普通のアメリカ人と言いたいところだが、彼らの多くは母国で何らかの問題をかかえたり、少しばかり遠い家出等など、問題をかかえている青年達だった。日本では簡単に英会話のアルバイトができるし、とにかく女性にもてた。そんな彼らだからこそ、言葉のなまりや変則英語を笑わなかったかもしれないが、そうではないと思うことを書こう。
 
 友人に大学の客員教授がいる。語学に長けていて母国語の他6ヶ国語を学び、日本和歌に詳しく、日本人の心を持ったアメリカ人である。ネットで検索するとまだ研究の道半ばだそうです。彼の容姿はまさにアメリカ人でした。彼はお酒が大好きでしたので、やはりアメリカ人を夫に持つ777のミキさんのお店に連れて行きました。
 
 お店のドアを開けると、少し薄い金髪が薄暗いお店でもよく見えました。ミキさんが英語で挨拶をしました。けっこうな長文でした。彼は独特の悪戯心で「ごめんなさい、ワテ英語が使えまへん」とこれはまた見事な関西弁、京都言葉?で返しました。真に受けたミキさんは驚くほど恐縮、彼に平身低頭で謝る日本語の怪しさ・・・・。その恐縮さに悪戯の度が過ぎたことを知った彼は直立で何度も何度も英語で謝罪してました。
 
 容姿だけで英語が使えるだろうとか、日系だから日本語が解るだろうとの考えが差別につながるのでしょうね。彼に「ミキさんの英語は実際どうなの?」と聞いたら彼は「NHKアナウンサーの喋る日本語のような英語です」って言ってました。そして「六兎の英語は耳より心に響く」って言ってくれました。嬉しかった。
 
 数日後ミキさんが「田神さん素晴らしい人連れてきてくださってありがとう。久しぶりに知的な大人の英会話ができました。主人など萎縮して会話できなかったみたい」と言ってました。ウォールストリート・ジャーナルの記者までやるような人達は、演説の内容を批判することはあっても、スピーチを批判するほど程度が低いとは思わない私です。

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