田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

悲しい大統領

2017年08月17日 | 日記
 アメリカでついに死者が出てしまいました。白人至上主義などを掲げるグループと、これに抗議するグループが衝突した事件です。いままでのアメリカは、白人警官の黒人に対する過剰な逮捕劇が、差別であると大きな問題になってきました。しかし、よほどのことが無い限り、過剰の逮捕劇をした警官は責任を取らされてきました。
 
 交換留学生だった日本人の高校生、服部君が、俗語「フリーズ!」の意味が分からず、銃を持つアメリカ人に近づきすぎて射殺された事件では、銃を使った人は無罪となりました。アメリカ人が自国の民を守ろうとする思いが色濃く出ていました。根底にある人種差別を感じました。
 
 今回のトランプ氏の会見を聞いて、いつもは理解しやすい彼の英語が全くわかりませんでした。いわゆる英語の文語体と言うのか、上級の英語で書かれている文章を読んだと思います。訳文を頼るしかありませんでした。
 
 あまりの反響に、再び記者団に語った内容が『一方のグループは悪かったが、もう一方のグループも非常に暴力的だった。誰も言いたがらないが、私は言う』と言ってのけてしまいました。
 
 正しい発言ならば、『誰もが肌の色、貧富の差で差別されてはならない』と言うべきです。支持者を失おうが、友を無くそうが、国民のために己の身を投げ出すのが統治者であり指導者であらねばなりません。とても悲しいです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿