田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

楽しかった相撲観戦

2017年07月10日 | 日記
 昨日の大相撲は楽しかった。先週中頃の、当日の天気予報は「曇り後雨」だった。週末に近づくと「晴れのち曇り」と回復傾向にあった。用意した折りたたみ傘が不要、リュックも小さくて良くなった。先月の東北旅行といい、運が良い。新幹線缶詰で悪運を振り払ったのだ。
 
 9時少し過ぎの電車、11時20分集合のホテルに向かう。地下鉄を乗り継ぎ、ホテルの最寄り駅から、10分歩く。定刻30分ほど前に到着。参加人は20人くらいだった。
 
 11時40分、バイキング形式の昼食、バイキングだと、ガッツリ食べる人もちらほら、日曜日とあって家族連れも多く「お肉、お肉」と言っていた小学校低学年の少年は、やっぱり食べ過ぎたみたい。
 
 昼食後、体育館のある公園内のお堀端から本丸横を通過し、体育館正面で入場券が配られ解散となった。下調べなしのぶっつけ本番の相撲観戦だった。
 
 慣れた人は力士の入り待ち。会場に到着した力士は、駐車場から力士入り口まで歩く。両側で写真撮影、拍手や激励の言葉がかけられる。取材のテレビクルーもいっしょだ。通路はプランター等で仕切れているだけで、力士との距離感はハンパなく近い。上位力士も、挨拶や土俵入りがあるので、どんどん入場する。
 
 劇場の入口と同じで、もぎりの人から半券をもらう。すかさず、スタッフの女性が升席まで案内してくれる。手際が良い。上演時間が定まった観劇は、席を探すのが一苦労だが、相撲は午前中から開演している。案内無くても探せそうだ。
 
 「延々4時間も見るのかぁ」と思ったが、あっという間だった。物珍しでキョロキョロしていると早く時間が過ぎる。とにかくテレビで見るのと勝手が違う。塩をまいたり、力水をつけるのは幕内力士からだった。多くの懸賞がかかったが、場内放送は懸賞のPR放送がある。NHKテレビははうまくカットしている。
 
 途中、妻と売店を物色、思ったほど高くはないが、実用的なものは無い。観戦のお土産に、私達は名入のタオルを買った。私のひいき『遠藤』と妻のひいき『宇良』2本購入、1本600円だった。なんとこの二人、初日の取り組みだった。遠藤が負け、宇良が勝った。妻の鼻がまた伸びた。私のひいき、三人共負け。残念。
 
 すべての取り組みが終わるやいなや、一斉に帰り仕度。混雑を避けるために、弓取り式も見て、人が少なくなった枡席をどんどん下へ降り、土俵際まで近づいた。親方衆が土俵周りに集まっていた。一番人気は『琴欧洲』だった。親方に声をかければ、いっしょに写真も撮れるが、そこまでの勇気はなかった。和服姿のきれいどころが声をかけていた。クラブのママさんかな?。
 
 親方衆を遠目にカメラに収め、通路で係員に「外へ出られる?」と聞きながら、やっと外へ出た。外は『出待ち』の人々でごった返していた。私達は地下鉄の駅へ向かった。
 
 失敗な話もある。枡席は仮設で組まれ、人は落ちはしないが、隙間だらけ。枡席は1m20cmの正方形で4人、一段高くなっている。カーペットに座布団4枚敷。枡席へは45センチほどの通路で靴を脱がねばならぬ。靴の一つが、枡席と通路の段差から、2メートルほど下の、縁の下へ落ちてしまった。案内の女性が「係りの者が後ほど拾いに来ます」しばらく後に回収してもらった。すぐ近くで、少年も落とした。改善したほうが良いと思うが、仮設の組み立てが途中だったかもしれない。そうに違いない。なんせ昨日は初日だ。
 
 失敗な話2。記念に二部もらった番付表を置き忘れたこと。駅で気づく。悔しかった。皺にならぬように芯を入れて丸め、座布団と座布団の隙間に置いたのが間違い。後の祭りだった。
 
 長いようでアッという間に終わった相撲観戦だった。妻と来年は椅子席Aをゲットしようと相談した。昨日録画した相撲中継を見ているが、豆粒ほどの観客の中から自分を見つけることは不可能だ。追々、写真を公開予定。

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