田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

宗教行為を商品化 良いことだと思うけどねぇ

2015年12月25日 | 宗教その他
 インターネット通販大手アマゾンジャパンのサイトで、法事・法要で読経する僧侶を手配するサービス「お坊さん便」が始まったことを受け、全日本仏教会(東京都港区)の斎藤明聖理事長は24日、「宗教行為をサービスとして商品にしている」と批判する談話を発表した。

 斎藤理事長は「お布施はサービスの対価ではない。諸外国の宗教事情を見ても、このようなことを許している国はない」と指摘。「アマゾンの宗教に対する姿勢に疑問と失望を禁じ得ない」とした。仏教会はサービスの取り扱いを中止するようアマゾンに要請することも検討している。(共同通信)
 
 この記事の概略は数日前から知っていました。妻と「お坊さん便は良いよなぁ、ウチは仏教じゃないから良く解らないけど、坊さんが来てくれるからありがたいのじゃなくって、ありがたいお経を唱えてくれるからありがたいんだよな。誰だって良いと思うよ」
 
 私の姉の嫁ぎ先の菩提寺の和尚さまは、ひどく高飛車なお方で、葬儀が終わったら、何を置いても真っ先にお礼に伺わないと、ひどく叱責されるそうです。決して安いお布施じゃないから、村の人達はひどく怒っているそうです。坊さんの入札はできないし、アマゾンも良い所に目をつけたと思います。
 
 私の母の葬儀では、葬儀屋さんが「神主の先生、お一人20万で、お一人という訳にはいきませんので、お三人さん・・・」ここで話を遮りました。「20万、高すぎます!。故郷の神主に依頼しますッ!」ってことでした。葬儀屋さんの言いなりで、60万払ったら、きっと母が枕元に立ったと思います。母はきっと『どうして、死に行くものに、そんな高い銭をはらわにゃならんのだ!』
 
 「宗教のあり方を考えねば」なんて言われているけど、自分に必要かどうかは、己で決めるべきなんだとオイラは思います。決して他人から強要されるものじゃないし、自分が精一杯したことを、どうして他人の指図を受けねばならぬのでしょう。