一見するとマルバアオダモと変わりがなく、里山でマルバアオダモを見慣れている者にとっては間違えてしまいます。小葉も丸みがありますからなおさらのこと。問題は葉に鋸歯があるか無いかで、本種には明らかな鋸歯が認められますからアオダモになります。多くは毛を持っている種ですからケアオダモが正確な名前ということになりますが、細かな話はほどほどにしておきましょう。マルバアオダモの小葉には鋸歯は不明瞭で全縁に近い状態ですから、この点は大きな差異になります。ケアオダモは比較的奥山にマルバアオダモは里山にというのが私の経験則です。そうなると「マルバ」という名で両種を区別するのは事実上できませんからあまり感心しない名づけでだと思うのですが・・。
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