森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

マルバマンサク 虫こぶ

2013年10月13日 | 自然観察日記
「何の実でしょうか?」と問われて、見ると虫こぶでした。みるとこ2mほどのマルバマンサクの木に虫こぶが鈴なりです。一見クリの若い実のような姿ですから実ではないかと間違われることもやむを得ないかもしれません。よく探すと葉の付け根には小さな新芽があるのですべての新芽に虫が付いているわけではないのですが、それにしても高い確率で虫が寄生しています。アブラムシの一種が寄生して生ずるものとされますが、これほど寄生されては木の勢いが衰えるのではと心配されるほどです。もっとも近くのマンサクは虫こぶの少ないものもありますからこの個体は運の悪い木のようです。
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