Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

「考現学」 原点から未来へ

2008-04-15 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

これは見逃せませんぞ


No. 296 配信日:2008年4月15日
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日本生活学会シンポジウムのお知らせ

「考現学」 原点から未来へ

■日 時:2008年5月10日(土) 15:00~17:00
■会 場:早稲田大学大久保キャンパス 55号館N棟1階 大会議室
■主 催:日本生活学会
■会 費:無料 (事前申込不要)
■パネリスト:
「今和次郎の思想」 川添 登 /建築評論家
「今和次郎の足跡とその現代的評価」 中谷礼仁 /早稲田大学准教授
「新しい考現学ツールの可能性」 石川 初 /(株)ランドスケ-プデザイン
(司会) 後藤春彦 /早稲田大学教授 日本生活学会副会長

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今和次郎(こん・わじろう/1888- 1973)は、関東大震災の焼け野原を前に、「新しくつ
くられていく東京はどういう歩み方をするものかを継続的に記録する仕事をやってみたく
なった。」 と語り、徹底的に、まちを歩き、観察し、スケッチとメモによる採集を行った。
「銀座風俗調べ」、「本所深川の貧民窟の調査」などの精力的なフィールドワークの成果
を田辺茂一のすすめで紀伊国屋書店を会場に展示する機会に恵まれた時に、「しらべもの
展覧会」では面白みがないということで、この手法は『考現学(モデルノロヂオ)』と名
付けられたのだった。
本シンポジウムは若手研究者や学生に今和次郎とその考現学を伝えると同時に、考現学の
将来のパーステクティブを想い描くことを目的に日本生活学会が企画したものである。
はじめに、川添登が語る「今和次郎の思想」から今の提唱した「考現学」の原点へと遡上
する。また、民家研究の先駆けでもある『日本の民家』(1922)を著した今和次郎の足跡
を訪ね歩く中谷礼仁のまなざしに沿って今和次郎の現代的評価をこころみる。そして、
GPSなどの新たな考現学ツールを自在に操る石川初の仕事を通して「考現学」の未来を照
射する。

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■パネリスト略歴
川添 登/建築評論家 1926年生。毎日出版文化賞、今和次郎賞、南方熊楠賞受賞。
 著書に『裏側から見た都市』『「木の文明」の成立』『今和次郎ーその考現学』『東京
の原風景』『列島文明』など多数。
中谷礼仁/歴史工学家 1965年生。早稲田大学准教授。
 著書に『国学・明治・建築家ー近代「日本国」建築の系譜をめぐって』『セヴェラルネ
ス 事物連鎖と人間』ほか。
石川初/ランドスケープ・デザイナー 1964年生。株式会社ランドスケープデザイン勤
務。登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。
 共著に『ランドスケープ批評宣言』ほか。

ようやく耕耘機をかけました

2008-04-15 | 借庭日記
4月12日(土) 晴れ
笠間を楽しむ会(ガルテナー有志による)主催の「花見会」があるので、いつもより早めに笠間へ。千葉はもうサクラが散ってしまったけれど、笠間では満開をやや過ぎたくらいで、なんとか花見に間に合いました。陽気もちょうどよく、気持ちのよい花見ができました。昼食ををはさみ、自己紹介などしながら、賑やかで愉しい一時を過ごしました。1号はまた1人友達を増やしたようです。嬉しいことです。



花見から戻って少し部屋を片づけてから、「栽培講習会」に出席。この日は冬の間土中に埋めて保存しておいたサトイモやヤーコン、ウコン等を掘り起こし、種イモに使えるかどうか確認しました。土中の水分が多かったようで、腐ってしまっているものがだいぶありました。ドロを落とし、皮を少しだけ剥く感じで新芽を探すのですが、これがちょっと難しかったです。



夕食がてら買い物に出ました。ジャスコで小型の冷蔵庫を購入し、その足でジョイフル山新に行き、コウライシバを入手。1号は自分用の小型の鍬を買いました。雑草の根切り用の小型のホークを欲しかったのだけれど、売り切れ。やはりシーズンです。来週の入荷を待つことに。



4月14日(日) 曇り時々雨
例によってラジオ体操&ウォーキング。この日は1号も参加。ラウベに戻り朝食を済ませてから今日の大仕事、畑の耕耘とシバ張りに取り組みました。まず、肥料小屋から牛糞の堆肥を一輪車で畑に運びます。たくさん蒔こうと思っていたのですが、うまく育てるコツは施肥しすぎないこと(葉と茎ばかり大きくなる由。葉物はいいけれど)、という先輩ガルテナーのアドバイスに従って、ごくごく控えめに。施肥が終わったら耕耘機(用具小屋で無料で借用できます)。たまたま耕耘機を返しに行く途中のAさんをつかまえて、又貸ししていただいたうえに、運転のインストラクションまでしていただき、感謝です。2回耕耘機をかけました。この段階でもうヘトヘト。



小休止してから今度はシバ張り。エディブル・ガーデンをコンセプトに「ただの畑じゃない畑」を目指します。キッチンガーデンともまた異なる、「見(られ)る畑」です。といいつつ、設計なんぞはしておりません。その場で適当に。シバの小径つくって、畑を4つほどの区画に分けようと考えています。地ならしをして、目分量で高低差を整え、目地をとってシバを張りました(さすがにシバ張りには水糸を使いました)。後は成長してからエッジングをしてきれいに整えるつもりです。



この日は、もうひとがんばりして小さな畝を一筋つくり、前日の栽培講習会でいただいてきたサトイモとヤーコン(の種イモ)を1号と一緒に植え付けました。ウコンを植えるスペースがなくなってしまったのでまた来週やるつもりです。今回はこれで作業終了。ガルテンのお食事処でお昼(天丼盛りそばセット)をいただいてから帰路に。肌寒い一日でしたが、身体を動かしていると寒さを感じませんし、なんといっても飯が美味しいのが一番。