Sketch of the Day

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高齢期の居住選択:都市/農村のポテンシャル

2007-04-05 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転送します。


No.131 配信日:2007年4月4日
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早稲田まちづくりセミナー ~Ageing, Identity, Place~
高齢期の居住選択:都市/農村のポテンシャル 

■日 時:2007年4月21日(土)14:00~17:00
■会 場:早稲田大学理工学部(新宿区大久保3-4-1)55号館S棟2階第3会議室
http://www.sci.waseda.ac.jp/campus-map/ 参照)
■主 催:早稲田大学理工学研究所
     「中山間・離島における地域づくりに関する研究」プロジェクト
     ニューカッスル大学、Centre for Rural Economy (CRE),
     Global Urban Research Unit (GURU)

■ 趣旨
 団塊世代の大量退職に伴って、高齢期のより豊かな居住環境を求める動きが、イギリス・日本共に顕著になりつつある。イギリスでは、都心部から農村地域への人口移動がかなり進むなど、「逆都市化現象」が見られる。しかし、住宅供給量が少ない農村地域では、住宅価格高騰だけでなく、医療・交通サービスが手薄な農村地域に高齢者が増えることによる、
 将来的な財政圧迫が懸念されている。一方の日本では、イギリスと異なり団塊世代の居住選択としては、都心回帰(駅近など)が大きな動きとしてある。福祉サービスへの民間進出、特に高齢期の住居選択オプションは増えている。
 居住地の選択という視点では、国交省の支援もあって「交流居住」と称した農村回帰の動きも現れている。いずれにせよ、このような高齢期の居住を自由に選択できる世代というのは、心身ともに健康、経済的な余裕がある、社会参加(雇用・ボランティア)意欲が高い、自分のスタイルにこだわる、土地に縛られないなど共通する特徴が見られる。

■ プログラム (日本語通訳あり)
 講演
 ○ジェーン・アタートン(CRE)
 「高齢化するイングランドの田園地域」
 ○大橋南海子((株)まちづくり工房)
 「都市住民の農村域への定住について」
 ○大原一興(横浜国立大学)
 「都市部における高齢者居住の場」

 ディスカッション
 ○フィリップ・ロウ(CRE)
 ○ローズ・ギルロイ(APL)
 ○大原一興(前掲)
 ◎後藤春彦(早稲田大学) (コーディネーター)

■ 参加費   :無料
■ 問い合わせ先:早稲田大学後藤春彦研究室 遊佐(03-5286-3449 / yusa@suou.waseda.jp)
■ 申し込み方法:ageing_waseda_seminar@yahoo.co.jp 宛に
         参加者名・所属を記載の上、メールで申込ください