近所の野菊野団地(UR都市機構)に行ってきた。旧日本住宅公団による面開発市街地住宅(746戸)で1975年の建設。今年で築31年目を迎えたことになる。完全な囲み型の住棟配置で囲み内部には公園がつくられている。この時代の公団がよく採用したスキップフロアの住棟ファサードは何というかとても無骨。というか公団デザインというのは基本的に無駄な装飾を排した無骨なものだ。囲み内部には公園に隣接して駐車場があるが、おそらく後になって整備されたもの。以前はもっと公園もしくは植栽地が広かったとみた。南側のプレイロットも最近建設された介護施設に敷地のかなりの部分をぶんどられてちっちゃくなっている模様。それにしても賃貸というのは寄る年波を隠せないというか、隠そうとしないというか。建築もランドスケープもストックになり得ていない。特にこの団地の場合はランドスケープが悪い(ふつうはランドスケープは良いんだけど)。これだけの規模の中庭だというのに、でかい樹木の一本すらも見あたらない。
3Dレイヤーを装備した新版のGoogle Earthを早速試してみました(写真)
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