
10日、北朝鮮から解放され、首都ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着した(左から)サンドク・キム氏、ハクソン・キム氏、ドンチョル・キム氏(右端)とトランプ大統領。奥はポンペオ国務長官(ロイター=共同)
【ワシントン共同】北朝鮮が解放した米国人3人は10日未明(日本時間同日午後)、首都ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着した。スパイ容疑などで拘束された3人はポンペオ国務長官が訪朝した際に解放され、帰国するポンペオ氏に同行した。トランプ大統領とペンス副大統領が基地で出迎え。金正恩朝鮮労働党委員長との史上初の米朝首脳会談に向け弾みがつくとして、北朝鮮の前向きな姿勢を歓迎している。
トランプ氏は9日、3人の帰国を「素晴らしい場面」と強調。サンダース大統領報道官も記者会見で「全ての米国人にとって誇らしい瞬間」と北朝鮮の対応を評価した。
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北朝鮮に拘束されていた韓国系米国人は無事米国本土に到着しました。
よかったです。
これも米国の軍事的圧力が効いたという事でしょう。
言う事を聞かなければ軍事攻撃も辞さないと。
解放しない場合のリスクを北朝鮮に告げ、入念な交渉の結果だと思います。
しかし日本の左翼達のように「話せばわかる」等甘い交渉ではなかった筈。
そこには強い米国の軍事力があるからこそです。
日本の交渉が成功するとしたら、余程金正恩が改心した時か
経済支援と言う莫大なお金を渡した時だけでしょう。
あのような恐怖政治をしている独裁者が交渉で考えを変えるなど夢物語です。
憲法9条を掲げても何の役にも立たないのは小学生でもわかるでしょう。
日本はアメリカに頼るしかありません。
悔しいですが仕方ありません。
日本単独で北朝鮮と交渉するのには軍事力が必要です。
すぐに使える軍事力が必要なのです。
様々な制約がある自衛隊では「宝の持ち腐れ」です。
幸運にも安倍首相とトランプ大統領は親密な関係を保っています。
トランプ氏が政治の素人だったのが幸いです。
安倍首相にアドバイスを求めるぐらいの仲です。
ですから米朝首脳会談でトランプ氏に何としても拉致問題解決を強く迫って欲しいです。
今回解放された米国人3人はスパイ容疑などで拘束された人達です。
自分の意思で北朝鮮へ行った人たちです。
日本の拉致被害者と状況が違います。
拉致被害者は40年以上も、そして無理やり暴力的に連れ去られた人達です。
当然、拘束された人より拉致された人の方が優先して解放されるべきです。
ですが。。。。
それだけ金正恩が解放するのは困難です。
拉致は弁解の余地がないからです。
拘束だと「スパイ容疑で拘束したが反省したから釈放する」とか
「恩赦で解放する」との理屈が付けられます。
しかし拉致被害者を解放するには、その理屈が見当たりません。
軍部が勝手に拉致した、だから自分は関わっていない等との言い訳は無理でしょう。
かつて当時の森首相が「中国かどこかへ被害者を連れて行って偶然見つけた」
と言えば北朝鮮は弁明できると言っていた事がありましたが
そんな子供騙しなど通用するはずがありません。
それだけ拉致被害者の解放は困難です。
しかし、何としても米国の力で拉致被害者を帰してもらいたい。
一日も早く。
こんな時、拉致被害者が帰れるかどうかの瀬戸際の今、国会議員は何をしているのでしょう。
マスコミ達は何をしているのでしょう。
大きな力を持っている国会議員、マスコミ達は今こそ拉致被害者を取り戻す為に行動すべきです。
安倍批判をしている場合ではありません。
日本中が拉致被害者を取り戻す為に本気だと北朝鮮に思わせねばなりません。
国際社会に人権無視の拉致問題の悲惨さを訴える為に国会で議論し、
その議論をマスコミが取り上げてこそ、正常な日本社会ではないでしょうか。
加計問題で大騒ぎしている場合じゃないです。
特に憲法改正の機運が高まっている今、今のままの憲法でいいのか。
変えなくても他国から国民の命や財産を守れるのか、よく考えてもらいたいです。