東京都の小池百合子知事が25日夜、都庁で会見を開き、新たに41人の新型コロナウイルスの感染者が発生したことを受けて、週末の不要不急の外出の自粛を呼びかけた。同知事は会見の中で、22日にさいたまスーパーアリーナで「K−1:WORLD GP 2020 JAPAN 〜ケイズフェスタ3〜」を開催したK−1と協議した結果、28日に東京・後楽園ホールで開催される「Krush.112」が無観客大会として開催されることになったと報告した。
小池知事は「K−1でございますけど、感染拡大の中で、いかがなものかという話があった。28日の後楽園ホールのイベントは、都として状況を踏まえ、開催のご検討を要請した」と主催のK−1実行委員会に対し、都として要請を行ったことを明らかにした。その上で「夕刻に2回目の協議を行い、都に連絡をいただいた。無観客試合で対応すると前向きなご検討をいただいた」と説明した。実行委員会も、公式サイトで「新型コロナウイルスによる肺炎(感染症)の感染を防止するため、東京都と後楽園ホールと協議した結果『無観客大会』として行うことが決定しました。会場でのご観戦を楽しみにされていた皆様にはおわび申し上げます」と報告した。
小池知事は「ライブハウスにも自粛要請を個別に行いたい」と、ライブなどの音楽イベントについても自粛を要請する考えを示した。その上で、個人的な集まりについても「飲食を伴う集まりは、自粛していただきたい。症状が出ない、軽い方が無意識に拡散する危険性がある。自分のことと考え適切な行動を取っていただきたい」と自粛を呼びかけた。【村上幸将】
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先日、さいたまスーパーアリーナでk-1試合が強硬開催されました。
今週末も後楽園ホールで開催予定でしたが、小池知事の強い要請で無観客試合となる様です。
さいたまでの開催が多くの人から批判されたのか、
それとも観客に感染者が出たかもとの報道があったからか、
はたまた東京が大変な事になっていると漸く理解したのか。
いずれにしても無観客試合となり良かったです。
当然です。
多くのイベント、スポーツが延期や中止となっているのです。
K-1やプロレスだけが興行したら、中止したイベントの努力が水の泡になります。
東京の自粛要請はかなり厳しいです。
●平日の仕事は出来るだけ自宅で。
●夜間の外出は控えて。
●週末は不要不急の外出は控えて。
●飲食を伴う集まりは自粛を。
とはいうものの、どれだけの人が自宅で仕事が出来るのか疑問です。
でも出来るだけ要請に従わないといけないのですね。
それだけ大変な事態になってきているのですから。
東京ではこの3日間で70人以上の感染が確認されています。
緊急事態です。
このところ、日本全体が武漢ウイルスに対する意識が弛んできていました。
折角、殆どの小中高が休校措置が取られていましたが、
新学期はいつも通りの開始だと聞いて、「大したことはない」と思った人もいたと思います。
しかし実際はその反対で感染者ゼロの県も少なく、全体で1302人の感染者です。
いつの間にか1000人越えです。
そうです。
まだまだ気を緩める場合ではありません。
もっと海外の様に厳しく、自粛より命令をしてもらいたいです。
しかし、法律上中々そうも出来ないとか。
法律がなければ、作ればよかったのです。
緊急事態になる前に国会で議論し、そして法整備しておけばよかったのに・・・・。
時間的余裕がなくなってから慌てても遅いのです。
因みに25日21時39分現在、感染者が100人以上の都道府県は
東京都212人、北海道167人、愛知県154人、大阪府149人、兵庫県119人となっています。
こうなったらどの県も不要不急の外出は止めるべきでしょう。
イタリアやスペイン、フランス、米国のような事態にならない為にも
今こそ気を引き締めるべきではないでしょうか。