自粛要請期間については、感染防止対策を検討する県の専門家会議の第1回会合が24日にあることを踏まえ、「当面は24日までの呼びかけだが、様子によってはしばらく続けて頂くかも知れません」と語った。

 また、「不要不急」の意味合いについて、勤務先への出勤などは現時点では含まれないとの考えを示し、それ以外の行楽などについては「それぞれの方々がそれぞれのご予定をみて判断すること」と付け加えた。

 井戸知事はさらに、大阪府側が往来自粛の対象として兵庫県を名指ししたことについて「大阪だってお互いさま。あまり、人のことは言わない方がいい。コロナウイルスは県境に従って活動するわけではない」と述べ、「大阪はいつもおおげさですよね」と不快感を示した。(青瀬健)

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大阪の吉村知事と、兵庫の井戸知事。

ちょっと言っている事が微妙に違います。

吉村知事は「大阪と兵庫の往来」と言い、

井戸知事は「大阪やその他の地域の往来」と、その他を付け加えています。

 

二人は仲が悪いんでしょうか。

京都と滋賀は仲が悪いと聞いたことがありますが、大阪と兵庫ねえ。

どちらかといえば、個人的な好き嫌いというか、

井戸さんが大人げないというか、変なライバル意識でしょうか。

 

今日から3連休ですが、大阪と兵庫の往来を自粛して欲しいと吉村さん。

やっとライブハウス関連のクラスターが収まったのに

こんなところに兵庫からウイルスを持ち込まれたら困るわ。

そういう感じでしょう。

 

そう言われた井戸さんは

何言ってるんや、そもそもあんたとこのライブハウスがウイルス撒き散らしたんと違うんか。

兵庫もそのとばっちりを受けた被害者なんやで、と。

そっちが「兵庫」と言ったからこっちも「大阪」て言ったるわ、みたいな。

 

武漢ウイルスを巡りバトル勃発です。

井戸さんの気持ちも分からなくはないですが、

でも。。。。

震災の恩返しだと言ってマスクを早々と中国に送った井戸さん。

今、全国的に極度のマスク不足です。

兵庫も例外ではないでしょう。

何も中国に送らなくてもよかったのに。

中国に送るより県民に行き渡らすべきやろ。なんて言われています。

そんな井戸さんへ批判は多いです。

ホント、想像力の欠如です。

いい格好しいです。

アホちゃうか、です。

 

吉村さんと井戸さん。

やっぱり若く颯爽とした吉村さんの方が好感度が高いです。

でも考え方としては中国と同じですよね。

だから悪いと言っているのではありません。

というより、それが府民を守る為の発言です。

 

中国はやっと収束しそうだと、海外からの入国を制限しています。

自分の所からウイルスを世界中に撒き散らした癖に、との批判があります。

でも、折角感染者が減ってきているのに、また海外から持ち込まれたら元の子もありません。

ですから、中国の方針も分からなくもありません。

というか日本の考えが甘かったと言えます。

国民を守る為に毅然とした態度を取るなら、春節前に中国からの入国を拒否すべきでした。

それをしなかった日本。

悔やまれます。

 

吉村さんの言いたい事は理解できます。

でも兵庫を名指しで言ったのはどうかなと思います。

確かに兵庫県の感染者はあれよあれよと思っているうちに増えています。

その点、井戸知事のリーダーシップが感じられません。

殆どは高齢者施設、院内感染です。

和歌山県の院内感染の対応を見習えばよかったかもわかりません。

 

二人の記者会見で色々考えさせられました。

それぞれの性格が出ていました。

井戸さんの言い分も分からなくもありません。

でも「大阪はいつも大袈裟ですよね」との言葉で一気に印象が悪くなりました。

武漢ウイルス対応は大袈裟だと思えるぐらい、危機感を持つべきです。

油断大敵です。

判断の誤りが後々大変な事になるかもわかりません。

後悔しても後悔しきれないぐらいの大変な事に。

その点、井戸さんは甘いです。

それにヘラヘラしていた印象です。

この武漢ウイルスを舐めないでもらいたいです。

今や兵庫だけの問題ではありません。

「兵庫発、全国へ拡散」とならない為にも知事自ら緊張感を持って欲しいです。