和歌山市は19日、同市在住で、市都市再生課職員の50代男性が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。病状は安定している。和歌山県内で感染が確認された人は計16人になった。

 市によると職員は12日夕方、自宅で39度の熱が出て、13日からは病気休暇を取った。医療機関を受診したが、熱やせきが続き、肺炎像も確認されたことから、PCR検査を受けた結果、18日に陽性が判明した。

 同課は市役所の9階にあり、職員は業務で市民と接触する機会はほとんどなかったという。市は同課内と同じ階の共用部分を消毒。家族、同僚らについてもPCR検査をする。(藤野隆晃)

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ここのところ次々武漢ウイルス感染者は続出しています。

欧州からの帰国者から感染者が確認されているのも最近の特徴でしょうか。

また感染ルートが分からない人も増えているので、

どこで、誰から移ったのか。。。。

外出するのも億劫になる程です。

 

今日も和歌山市職員が武漢ウイルスに感染したとのニュースが。

和歌山といえば、有田病院の医師から始まり同僚や入院患者に次々感染しました。

病院という事で、沈静化するまで診療中止をしていた事や

記者会見では知事自ら質問に答える姿や、PCR検査を多くした事が注目されていました。

人口の比較的少ない地方だから出来たのか、

保健所の取り組み方が他とは違ったからなのか、色々考えさせられます。

 

巷ではPCR検査の是非が叫ばれています。

偽陽性や偽陰性が出ているとの話もありますし、

陽性から陰性に転じた為に退院したところ、また陽性になった人もいます。

 

上記事の和歌山市職員も最初は陰性だったようです。

感染経過を和歌山県のHPで見たところ、

https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/000200/covid19_d/fil/20200319press.pdf

3月12日 夕方から発熱(39度)
3月13日 医療機関受診
3月16日 医療機関受診、検体採取、新型コロナウイルス検査陰性
3月17日 医療機関受診、検体採取
3月18日 発熱(38.3度)咳、新型コロナウイルス検査陽性が判明
3月19日 医療機関に入院予定

 

インフルエンザの簡易キットの検査でもそうですが、

発病の早い時期だと陽性反応が出ないと言われています。

この武漢ウイルスもPCR検査でも時期によっては陰性が出るようです。

簡易キットより正確だと思いがちですがPCR検査も万能ではないようです。

 

この市職員も発病から5日目は陰性でも6日目に陽性反応が出ています。

この方は肺炎の症状があったのか、感染する可能性が疑われたからなのか、

2回の検査で陽性が判明しました。

 

何でもかんでも希望者にはPCR検査をすべきだと言う人もいます。

今後感染疑いの人が増える事が予想されますし、

感染だと分かっても治療薬がないのですから

PCR検査実施の是非を慎重に考えてもらいたいです。