CANは「小泉氏は演説で、日本の石炭火力への批判を認識しているとしながらも、石炭を推進する政策の転換を示せなかった」と授賞理由を説明した。小泉氏は「驚きはない。授賞理由で、まさに私が言ったポイントを挙げていただいた。的確に国際社会に発信できている」と応じた。

 化石賞は、梶山弘志経済産業相が3日の閣議後会見で「石炭開発、化石燃料の発電所は選択肢として残しておきたい」などと発言したことに贈られていた。(マドリード=松尾一郎)

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COP25ではまたもやスウェーデンのグレタさんが注目されましたが

バックに誰がついているのか気になるところです。

彼女は国連での気候行動サミットでの演説が話題になりましたが

あの敵意を剥き出しの演説は好きになれません。

というか不快に感じました。

 

ところでCOP25では「化石賞」が2度も日本に贈られました。

これは梶山経産相や小泉環境相の発言が前向きでないと贈られたものですが

まるで吊るし上げです。

「化石賞」の画像検索結果 

「化石賞」の画像検索結果  

 

晒しものにする手法は虐めと同じです。

気分が悪いです。

日本は乾いた雑巾を絞る程と言われるぐらい温室効果ガス削減に努力しています。

下図は2016年の統計ですが日本の二酸化炭素排出量は世界第5位の3.5%です。

また一人当たりの排出量の各国の比較です。

発言が前向きでないからとなぜ批判されるのでしょう。

大風呂敷を広げるのと実際に努力し実行するのとどちらがいいというのでしょう。

批判されるべきは中国です。アメリカです。

 

本当に悔しいです。

こんな会合では将来的に温室ガスを削減できないでしょう。

中国やアメリカがもっともっと削減に努力し、実行しなければ意味がありません。

 

日本は原発事故で石炭エネルギーに頼らざるを得ない現実です。

安全と言われているのに韓国は未だに危険だと輸入禁止措置をしています。

理解力のない国に日本は阻害されているのです。

また自然災害が多い日本では風力発電や太陽光発電に頼るのは限界があります。

 

なぜこの事を小泉氏は主張しなかったのでしょう。

そして日本の科学の力で二酸化炭素排出を少なくする研究をすると言わなかったのでしょう。

実際はどうであれ努力をしていると言えば、国際社会は納得するのです。

日本は謙虚すぎます。

もっと国内外に安全なエネルギーを考えていると言うべきでした。

それにしても小泉氏にはガッカリです。

「セクシー発言」に始まり、「来年私は父親になります」発言。

中身がなさすぎです。

これで小泉氏の首相は当分はないでしょう。

もっともっと研鑽を積んでもらいたいです。

演説が上手くても中身がなければ閣僚も総理大臣も無理です。

その事を小泉氏には謙虚に受け止めてもらいたいです。