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11月下旬から米軍の偵察機が朝鮮半島上空を頻繁に飛行している=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米軍の偵察機が相次ぎ朝鮮半島上空を飛行しているのに続き、哨戒機も飛行したことが分かった。地上だけでなく海上の監視も強化し、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射など北朝鮮にさらなる挑発の可能性がないか、動向を探っているようだ。
北朝鮮が11月28日午後に「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」の連続発射実験を実施して以降、米軍偵察機が次々と朝鮮半島上空に飛来している。同日に米海軍の偵察機EP3E、30日に米空軍の高高度偵察機U2S、12月2日に米空軍の偵察機RC135W、3日に米空軍の偵察機E8Cがそれぞれ飛行した。
北朝鮮は米国との対話期限を年末と区切っており、米国は北朝鮮の武力挑発をけん制するために偵察機を飛ばしているとみられる。トランプ米大統領も3日、必要なら軍事力の行使も辞さないと発言した。
米軍の偵察機が位置を識別できる装置を意図的に作動して飛行しているとの見方もある。
米軍が偵察機、哨戒機を朝鮮半島上空を飛行させて北朝鮮を監視しています。
なにかおかしな動きがあればすぐ対応できるように、
そして大々的に報道させて北朝鮮を牽制する意味もあるのでしょう。
トランプ氏は金正恩を「ミサイルマン」と言い、
親しみを込めている意味だと言っているようですが、どう考えても揶揄しているとしか思えません。
これでトランプ氏の真意を北朝鮮は理解し、北朝鮮の置かれた立場を受け止めるべきです。
2018年のシンガポールでの米朝首脳会談から2年半。
あの時は大いに期待したものです。
北朝鮮は完全な核廃棄を近々するのではないかとか
これで拉致被害者が取り戻せるのではないかと期待しました。
ただ、共同声明では完全で不可逆的廃棄とは言えないものでしたから落胆しましたが。
それでもいい方向に進むと期待しました。
しかしトランプ氏の一連の発言でその期待も徐々に萎んできたのも事実です。
あまりにも金正恩を持ち上げ過ぎて、核廃棄を重要視しているのか、
米国本土に届かなければ、ミサイル発射も問題ないとの姿勢には落胆を通り越して怒りさえ覚えました。
あくまでもアメリカファーストであり、国連安保理決議を無視したかのような発言ですから。
ここにきて米軍が朝鮮半島の監視をしているとの報道で少しは期待します。
度重なるミサイル発射を止めさせられるのか、
真面に米国と、そして国際社会と向き合うのか。
最近、安倍総理に対して暴言を吐いた北朝鮮です。
近い将来弾道ミサイルを日本本土近くに撃つと読める恫喝発言でした。
もしもそれが現実になった場合、アメリカは本気を出すと信じたいです。
北朝鮮は対話では動きません。
金正恩が命の危険を覚えた時こそ、本気を出すでしょう。
今後、米国は北朝鮮を追い込んで欲しいです。
そして他力本願ではありますが、一日も早い拉致被害者を取り戻せる日が来ることを期待します。