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https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/asia/sankei-wor1912190011
【ニューヨーク=上塚真由】国連総会(193カ国)は18日、日本人の拉致問題を含む北朝鮮の人権侵害を非難する欧州連合(EU)提出の決議案について、投票を経ずに議会の総意により採択した。同種の決議採択は15年連続。日本は例年、EUと共同提出してきたが、今年は提出国に加わらず、決議案への賛同を示す共同提案国となるにとどまった。
今年の決議では、拉致問題に関して、北朝鮮に対し「拉致被害者の安否および所在に関する正確な情報を家族に提供するよう求める」との文言を追加し過去の決議より表現を強めた。
北朝鮮の金星国連大使は、採択前の演説で「決議案は北朝鮮の社会制度の打倒を狙う敵対勢力の政治的動機」に基づくものだと反発し、「人権問題は存在しない」と主張した。
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国連総会で北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を採択しました。
当然です。
北朝鮮ほど人権侵害している国は少ないでしょう。
アジアの国に限ったら北朝鮮は最悪の状態です。
人権は守られず、特権階級だけが贅沢な暮らしをしています。
一般国民と言えば極寒に震え、食べ物も満足にない状態と言われています。
国連は非難する決議案を採択しかできないのは何とも悔しいです。
なんとか北朝鮮の一般国民を助ける事は出来ないのかと。
何年か前にデービットケイという国連の報告者が散々日本の悪口を言いました。
報道の自由がないやら、歴史教科書に政府が介入しているだのと難癖を付けていました。
国連なら偏った情報による日本叩きをするより、北朝鮮の人権侵害を問題にすべきです。
と同時に拉致問題を大々的に取り上げるべきなのです。
今回日本の拉致問題の重要性をEUも理解してくれて
いつも以上に厳しく北朝鮮を非難する決議文です。
ただ例年日本は決議文をEUと共同提出する提出国だったのに
今年は共同提案国に入っただけ。
同じようですが、後退した印象を受けます。
これも北朝鮮の反発を弱め、何とか被害者たちを取り戻したいとの思いでしょう。
そうは言うものの、例年通り決議提出国でいてもらいたかったです。
というよりも単独でもっと強い口調で抗議してもらいたかったです。
北朝鮮相手は中々難しいです。
普通の感覚の国ではありませんから。
機嫌を損ねない様にしないと、いつ逆上するか分かりません。
それは分かっていますが、この態度が北朝鮮を増長させたのです。
もっと自国民を取り戻すという強い意志を示すべきだったのです。
北朝鮮はひと頃の極貧国で弱小国家ではありません。
今や、核を持ちミサイル開発も終盤に差し掛かり、怖いもの知らずになりつつあります。
もう手遅れかもわかりません。
好機を逃したかもわかりません。
そんな今、日本は何が出来るのか。
憲法改正しなくとも有効な手立てはないのか。
もしも現行憲法が邪魔をしているのなら、早急に改正すべきです。
国会議員はそれを分かりやすく私たち国民に説明して欲しいです。
国会議員もマスコミも、責務を忘れています。
もっと積極的に我が身に降りかかった事件だととらえ、真剣に取り組んでもらいたいです。
日本は拉致問題の当事国です。
もっと主体的に動くべきではありませんか。
なんか情けないです。
国民の命が軽視されているようで情けないです。